司法試験・予備試験とは 試験制度について

司法試験を目指している方はもちろん、司法試験を目指そうか考えている方も、現行の司法試験制度がどのような試験制度かを知ることが合格へ向けての重要な第一歩です。しかも、司法試験制度は近年細かく変更され続けています。このページで、現行の司法試験制度についてしっかり押さえましょう!

司法試験の受験資格・受験制限

いきなり司法試験は受けられない!
且つ、ずっと受験することもできない!

現在の司法試験は、
予備試験に合格する
法科大学院を修了する
どちらかを満たした人でないと受験できません。
また、受験資格を得てから5年以内に合格することが出来なかった場合は、受験資格が失効します。

4日に渡る熱き戦い「司法試験」

「司法試験」は、例年5月中旬に実施されます。全部で、4日間という長丁場であり、体力勝負の試験でもあります。近年、受験者数の減少もあり、合格率は以前よりも高い水準で推移しています。

司法試験イメージ
予備試験イメージ

高い司法試験合格率「予備試験」ルート

予備試験とは、司法試験を受験するにあたって「法科大学院修了程度の知識・能力があるかを判定する試験」です。当初は、法科大学院に行けない人向けの救済措置的な位置づけだった「予備試験」ですが、近年はさまざまな要因から人気が高まっており、受験者数は年々増加しています。しかし、合格率は3~4パーセント前後で推移しているようにその難易度は非常に高いものになっています。

司法試験の王道ルート「法科大学院」

現行制度の司法試験は、法科大学院の設立を基に作られたものです。最近では、ニュース等で法科大学院の統廃合がよく報じられますが、依然として司法試験合格者の大半は法科大学院ルートです。大学院ごとに課される試験、出願試験が異なりますので、受験をお考えの方はよく調べるようにしましょう。

法科大学院イメージ

予備試験ルートと法科大学院ルート、どちらがいいの?

さまざまな観点から両者を比較!

①「司法試験」合格率

こちらのデータが示す通り、やはり圧倒的に予備試験ルートの方が、その後の司法試験も合格しています。司法試験よりも多い試験科目が課される予備試験を通った方は、それだけ確かな力が付いていると言えるでしょう。

予備試験ルートの方が司法試験に合格しやすい
予備試験ルートの方が安い費用

②費用面

法科大学院ルートの場合は専念に近い形になるため、学費以外にも生活費等の蓄えが必要となります。しかも、法科大学院に通いながら予備校等を利用する方も意外に多くいますので、さらに予備校代も必要になるかもしれません。この点、予備試験ルートであれば、全体で見るとだいぶ安価で受験資格が取得できます。

③受験資格を得るまでの期間

法科大学院ルートの場合、最短は既修コースの2年間ですが、入学試験で法律の知識が問われることから、実際には更に1~2年の学習期間が必要となります。この点、予備試験ルートの場合は、最短で1~2年で受験資格を得ることが可能です。

予備試験ルートの方が短期で受験資格を取得できる
予備試験ルートは仕事・学業と両立可能

④生活環境

法科大学院ルートの場合は、多くの講義の履修が必要ですので、基本的に離職して専念することになります。また、学生の方であれば、大学卒業後すぐに進学することになるため、新卒就職のチャンスは当然放棄することになってしまいます。すなわち、必然的にリスクを伴った挑戦となるのです。これに対し、予備試験ルートは仕事を続けながらの受験、大学在学中の受験が可能ですので、リスクを最小限に抑えつつ、挑戦することが出来るのです。

⑤就職面

法科大学院ルートの場合、就職活動は司法試験受験後の5月以降スタートし、実際には合格発表後の9月から本格化します。この点、予備試験ルートの場合は、司法試験受験の前年、予備試験合格発表後の11月から、就職活動がスタートします。これも、予備試験ルートの高い司法試験合格率に対する信頼性の現れと言えるでしょう。

予備試験ルートは早い時期から就活可能

結論:メリットの多さから、予備試験に軍配!

上記の様に、多くのメリットのある予備試験をオススメします。
そのため、TACのカリキュラムは、予備試験に徹底的こだわっています。