特集 自分の頭で考える4Aで予備試験合格!

J さん
Profile

J さん

予備試験受験対策の初期から、中村講師の「4A 基礎講座」を受講。様々な学習法を模索しながら試行錯誤で4Aを自分なりにアレンジし、2017 年予備試験に見事合格を果たす。

非法学部でも4Aで予備試験に最短合格!
自分の頭で考えることの大切さを4Aで学び、見事予備試験合格を果たしたJさんと中村講師のスペシャルインタビューです!

勝因は、最初に4Aの処理手順を学んだこと!

中村講師 この度は、合格おめでとうございます!早速ですが、Jさんの受験生活がちょっと謎だったので、どのくらいの勉強時間がとれていたのか、教えてください。

Jさん 以前は働きながら勉強していた時期もありましたが、直近の1年間は受験に専念できる環境があったので、勉強時間は結構とれました。でも、受験に専念できる方は1日10時間くらい勉強することもあるかと思うのですが、私は、基本的にあまり体力がないので、1日使える日でも6~7時間くらいでした。

中村講師 仕事と勉強のバランスをうまくとれる環境だったのですね。それでは、H29年予備試験の勝因を教えてください!

Jさん 勝因は、学習の最初に先生の講義で4Aの処理手順を学んだことにあると思います。
私は予備試験対策を、「4A基礎講座」の「4A論文解法パターン講義」でスタートさせました。
当初は法的知識がない状態で問題を解くことが相当大変でしたが、最初から4Aの処理手順を学
ぶことができたおかげで、それが“幹”となって、あとはそこに肉付けしていく形で、脇道にそれることなく右肩上がりで実力を伸ばすことができた気がします。
他の予備校ではまず、“論点”(解釈論)がたくさん書かれたテキストを用いた講義を受け、さらに人によっては自分でまとめノートを作る必要がある等、インプットにかける時間が長すぎると思います。一方私は、4Aに基づいて過去問等を解くことから離れず、それに必要な限りにとどめました。その結果、インプットにかかる“作業”の時間を大幅に削減できました。

中村講師 「知識がないのに問題を解くことが相当大変」だったということは…最初から講義前に予習をしていたのですか?

Jさん そうです。「4A論文解法パターンテキスト」掲載問題につき、分からないながらも自分なりに4A図=答案構成を書いて予習するようにしていました。最初は間違ってばかりでしたけれども、予習しないで講義を受けてしまうと、先生の解答プロセスと自分の解答プロセスとの照合がしにくくなってしまうので、もったいないと思います。

中村講師 でも、「相当大変」だったんですよね…どのようにして乗り超えたのでしょうか?

Jさん 予備試験は、高校・大学受験と違い、知識の有無が問われるのではなく、自らの思考過程を問うてくるので、その試験形式に慣れるのが大変でした。ですが、「4A論文解法パターン講義」で扱った問題を知識ではなく処理手順確認に重点を置いてくり返し解いているうちに、自ら思考する4Aの面白さが分かり、また解答プロセスを徐々に深めることもできてきて、いつの間にか乗り越えていました。

『4A基礎講座』受講のきっかけ

中村講師 そもそも、どうして4Aに興味を持ったのですか?

Jさん 私はこれまで、高校・大学受験や他の法律系資格試験の対策では、過去問は最後に回し、徹底的に結論をインプットすることを重視していました。
 しかし、予備試験や司法試験の特性を考えると、これまでの勉強法ではダメだと思い、論文式問題の処理手順や思考過程を学べる「4A基礎講座」を受講しよう、と。
 先生の講座は、個別相談制度の様子や先生自身が予備試験・司法試験の問題を解く様子の動画などをYouTubeで見ることができる“透明性”も良かったです。

受験歴とその対策履歴

中村講師 Jさんの受講・受験歴についてお聞かせください。

Jさん 「4A基礎講座」の受講を始めたのがH26 年11月ころだったので、民事訴訟法から合流する形となったのですが、3、4回授業に出た後は、H27年の予備試験合格を目指して、年明けから短答過去問をくり返し解くことに集中せざるを得ませんでした。
 したがって、H27年の予備試験短答式試験の時点では、「4A基礎講座」をほとんど消化できておらず、法的問題の処理手順も確立できていなかったのですが、H27年の予備試験短答式試験には約6ヵ月の勉強時間でしたが、“力技”で合格することができました。“短答過去問を肢単位で正答率100%にすること”を目指していましたが、先生の言うようにその途中、確か正答率80%程度くらいで、合格ラインを充分に超えることができました。
 その約2か月後の論文式試験についても、「4A基礎講座」の講義をひととおり見ただけで、答練・模試等も受けずに受験したのですが、不合格ながらも、しっかり対策すれば合格できるだろうという手応えを感じました。

中村講師 では、1年目の予備論文不合格の後は、どのような対策をしていましたか?

Jさん 2 年目は、短答対策を最小限にして論文対策にほとんどの時間を割きました。1 年目の論文式試験受験後、1ヵ月ほど休息してから、「4A 基礎講座」の「4A 論文解法パターン講義」と「4A条解講義」の勉強をその年の秋~冬くらいまで継続していました。ここで初めて「4A基礎講座」としっかりと向き合えた感じでしたね。
 その後、基礎から学ぶとともにもっと多くの論文問題で自分の処理手順を試してみたいと思い、他の予備校の講義や市販の教材等を模索していたところ、H28年の予備試験論文式試験が来てしまいました。

中村講師 模索してみていかがでしたか?

Jさん 覚悟していたことですが、先生の講義も「完璧」に潰せていないのに、他の予備校の講義や教材に手を広げてしまったことで、スケジュール的にも厳しくなり、当該年度の試験までには消化しきれなかったです。
 ただ、「4A基礎講座」で学んだ処理手順が“幹”として自分の中で確立できていたので、そこに新たな知識を肉付けできている手応えは感じました。
 おそらく次は合格できるのではないか…という予感はありました。

中村講師 なるほど~他校の講義を受講していかがでしたか?

Jさん インプット講義の内容は良かったのですが、論文講義・答練解説は講座によって、出題された論点の解説をすることに終始しているものが散見されました。いわば、インプット講義を論文講義内で行なっているような内容です。
 したがって、問題点にどうやって辿りついたのかについては、当然の前提とされていることが多く、答案の背景にある処理手順についてはブラックボックスになってしまっていると感じました。ここが中村先生の講義との決定的な違いですね。
 そして、3 年目となったH29 年は、「4A条解テキスト」を軸として、条文単位で「4A論文解法パターンテキスト」掲載問題や論文過去問の答案構成を論文式試験の直前までやっていました。
 短答対策は1週間くらいしかしていませんが、高得点で合格できました。個人的には、短答対策ばかり行うと論文対策が疎かになる、というのは違うと思います。短答・口述本試験に出題される問題のほとんどは、論文式試験の問題を部分的に抜き出したものにすぎないので、論文式問題を解く処理手順や思考過程で解けるようになると思います。

受験生へのメッセージ

中村講師 最後に、受験生へのメッセージをお願いします。

Jさん 私は先生の講義を受講して、「自分の頭で考える」ことの大切さを学ばせていただきました。
 司法教育を含む多くの日本型教育は、他人の考え方を学ぶ形ですが、いつの間にか、その他人の考え方を知っているかどうかだけが学習の主眼になってしまいます。
 「4A基礎講座」の背景には、そこから一歩離れ、「道具(条文と処理手順)は渡すから一度自分で問題や学習法を考えてみないか?」という思想を感じました。
自分自身、旧来型の学習法に慣れていたので、最初は非常に不安がありましたが、自分の一挙手一投足に「なぜ?」と問い掛ける癖がつきました。問題を繰り返し解く中で常に自問自答することで、自分に足りないものや、逆にできるようになったことが浮き彫りになっていきました。
 結局、そこと向き合うことなしに合格はなかった、と思います。
 これは、学習法の研究にも言えることで、私は学習開始当初、司法試験について右も左も分かりませんでしたが、闇雲な暗記型学習やカード・表・ノート作成等の“作業”に膨大な時間をかけている合格者の意見は直感的に敬遠し、逆に処理手順・思考過程・問題検討に重きを置いた中村先生のコンセプトに共感して受講を決意しました。
 他人が勧めるからといって納得のいかないコンセプトの講座を受講したりせず、違和感を感じた時に立ち止まって「自分に今何が足りなくて何を欲しているか」考えてみること。納得いく方法論でも、拘泥せずに、自分の個別具体的事情に鑑みて目的達成のために改善できることは何か考え続けること。ありきたりな言葉ですが、自ら考え主体的に学習をコントロールしてゆくことが大切だと思います。

中村講師 お~素晴らしいメッセージ、ありがとうございます!他にもありますか?

Jさん そうですね…4Aで処理手順を学んで感じたことですが、法的問題が解決できるようになるという法律学習は、絶対楽しいものだと思います。いわば、テレビゲームの攻略法を試行錯誤しながらプレイしているような感覚でしょうか。
 一方で、多くの受験生が学習を楽しめていません。それは、受験に勝たなければと思い込みすぎていたり、落ちた時に笑われてしまうとか、他の受験生と比べてしまう相対化意識に原因があると思います。
 それは勿体無いので、皆さんには、楽な気持ちで勉強自体を楽しんでいただき、この機会に思考の軸を確立して、自律的なリーガルマインドを形成していただければと思います!

中村講師 ありがとうございました!