社会人になってから予備試験に合格できる理由3選

出願について

社会人になってから司法試験予備試験に合格できるのか?

司法試験予備試験を受験するにあたり、こんな不安や疑問を抱えている方は少なくないはずです。
「自分は仕事が忙しい社会人だし、司法試験の受験なんて不可能。」
「法学部出身じゃないし、現役の学部生には勝てない…」
「働きながらだと専業受験生に勉強時間で勝てない…」
などなど、働きながら司法試験予備試験合格を目指すにあたっては、様々な不安があると思います。 確かに、司法試験予備試験は、日本でも最難関の国家試験であり、働きながら短期間で合格することは容易ではありません。

しかし、努力の方向性を間違えず、社会人であることの優位性をしっかり認識して学習を継続することができれば、「勉強時間があまり取れない社会人であっても司法試験予備試験に合格することは可能」です。

この記事では、実際にフルタイムで働きながら司法試験に合格した講師のエピソードも交えながら、社会人になってから司法試験予備試験に合格できる具体的な理由を示します。



社会人になってから予備試験に合格できる理由

実際にフルタイムで働きながら司法試験に合格した髙橋講師が解説!

TAC/Wセミナー講師

髙橋 法照 講師

<プロフィール>
早稲田大学法科大学院(既修)修了。在学中に教育に興味を持ったことから、法科大学院修了後は千葉県内の教育系企業に入社、教室長として校舎運営・受験指導などに従事。勤務後は司法試験から離れていたが、同企業でのフルタイム勤務を経て1年の学習期間で平成30年司法試験に合格。合格後も同企業で受験指導等に従事し、多くの高校生たちを国公立大学・MARCH・関関同立の合格へ導いた。その後73期司法修習に進み、二回試験に合格。これまでの教育系企業での勤務経験を活かし、専任講師として法学教育に携わる。

大量の時間を投資しなければ合格できない試験ではない!

社会人になってから予備試験に合格できる理由一つ目は、「時間」です。
司法試験予備試験は、専業受験生として大量の勉強時間を投資しなければ合格できない試験ではありません。そのため、時間がない社会人であっても勉強の方向性を間違えなければ合格することが可能なのです。
では、なぜ司法試験予備試験は大量の勉強時間を投資しなければ合格できない試験ではないのでしょうか?その理由を解説します。

自分が決めた教材を徹底的に反復練習する!

司法試験予備試験合格に必要なことは、自分がコレと決めた範囲が限定された教材を繰り返し繰り返し徹底的に反復練習し自分のものにすることです。
反復練習というのは繰り返すことで時間効率が上がっていきます。例えば、ある教科書を2回、3回と繰り返す場合、1回目を通読するのに1カ月かかったとしても、2回目は2週間、3回目は1週間といった具合に同じものを繰り返すほど時間効率はあがっていくのです。
つまり、合格に必要なことは限定された教材を繰り返し反復練習し自分のものにすることであり、繰り返すことで学習の時間効率はあがっていくため、大量の勉強時間は必要ない、ということになるのです。
逆に、時間が大量にあることで余計な教材や講義にまで手を出してしまい、結局なにも自分のものにならなかった、という声もよく聞くことから、時間がないことは決して不利になることはないのです。

法学部卒だからといって司法試験に有利に働くとは限らない!

社会人になってから予備試験に合格できる理由二つ目は、「法学部卒が必ずしも有利に働く試験ではない」という点です。
「法学部卒じゃない…」「大学を卒業して時間が経ってしまっている…」といった理由から、現役の法学部生に知識面で勝てないのではないか?という不安を抱えている方も多いと思います。
しかし、その点は全くもって不安に感じる必要はありません。以下、講師が具体的に解説します。

法学部で学ぶ法律学と司法試験で求められる法律学は全くの別物

私も法学部に通っていましたが、確かに法学部の教授は素晴らしい法律学の授業をしてくれます。そうした授業を聴いた方が司法試験合格に有利になるとお考えになる方も多いかと思いますが、実は法学部で学ぶ法律学と司法試験予備試験で求められる法律学は全くの別物なのです。
法学部での法律学は、教授の話をしっかり聞き、教授の問題意識をおさえているか、という点に主眼があります。しかし、司法試験予備試験では、条文や判例・学説をしっかり記憶して使いこなせるか、難しい問題でも自分なりに条文から論理的に立論できるか、ということが問われており、両者の性質は全くの別物と言えるでしょう。

社会人受験生ならではの武器がある!

「勉強に充てる時間が少ない」「法学部卒じゃないし大学を卒業して時間が経ってしまっている」といった点は、司法試験予備試験合格に全くマイナスにならないということをご理解いただけたかと思います。
ここからは、社会人受験生が学生や専業受験生と比べてメリットとなる点について、実際にフルタイムで働きながら司法試験に合格した髙橋講師が詳しく解説していきます。

合格に必要なコミュニケーション力が身に付いている

司法試験予備試験で求められる能力は、法曹として必要な知識に加え、「相手のニーズに合わせて動く」という能力です。
法曹の仕事というのは、既存の判例や学説(いわゆる知識)だけで解決できる仕事ばかりではありません。全く未知の事例に対して、これまでの過去の蓄積(判例など)を使って自分なりに解決策を組み立てることが必要になってくるのです。
そうした能力を図る試験が司法試験予備試験であるため、法律の知識のみならず、相手のニーズに応じた対応をできるか否か、いわゆる「コミュニケーション能力」も求められているのです。
具体的には、出題者が書いてほしい内容が答案に書かれているか、知識だけでは解けない問題に対して論理を崩さず自分なりに立論できているか、という点です。
こうした「相手に合わせて動く」という能力、社会人として日々仕事をしている方であれば自然と身に付いているものと思いませんか?
私たちが普段何気なく受けている世の様々なサービスは、我々が抱えている多種多様なニーズを解決するために生まれているものです。つまり、普段から社会人として仕事をしていく中で、この相手のニーズに合わせて動く、という能力は、学生や専業受験生に比べて社会人受験生の方が圧倒的に優れているのです。

お金や仕事の心配をしなくて良い!

社会人受験生の武器二つ目は、お金や仕事の心配をしなくて良いという精神的な安定です。
やはり今の時代、お金や仕事がないと精神的に不安定になりますよね。専業受験生やアルバイトなどで勉強を続けている方は「合格できなかったらどうしよう…」という強い不安のもの勉強を続けているのも事実です。
対して、社会人として仕事があるということは、万が一司法試験に合格できなくても経済的に破滅することはないわけですから、専業受験生に比べて精神的なゆとりをもって勉強を進めていくことができるのです。
この精神的なゆとりというのは、実は司法試験予備試験受験においては極めて重要なポイントとなります。上述したように、試験対策の観点から手を広げすぎることはよくないのですが、精神的なゆとりがないと不安からあれやこれやと余計なものにまで手を出してしまい、なかなか知識が自分のものにならず合格できない、という話もよく聞きます。
実際、私も働きながら司法試験に合格しましたが、やはり仕事があるという安心感は、勉強する上での土台になっていました。

実際はどのくらいの社会人が受験して合格しているのか?

ここまで、社会人になってから予備試験に合格できる理由について述べてきました。
では、実際にどのくらいの社会人が予備試験を受験して合格しているのか、データを見てみましょう。

過去5年間の社会人受験者数と合格者数

受験者数は年々増加傾向!

社会人の予備試験受験者は年々増加傾向にあります。仕事をしながらでも受験できる予備試験の人気が高まっていることに加え、各予備校でも社会人向けの試験対策コースラインナップが充実してきていることが背景にあると考えられます。

合格者数は横ばい

受験者数の増加に比例するように、社会人合格者も年々増加傾向にありましたが、近年は横ばいで推移しています。受験者数は増えていますが、やはり働きながら合格するのは一筋縄ではいかないことが、このグラフから読み取れます。

上記受験者数と合格者数は、法務省公表資料「司法試験予備試験口述試験(最終結果)」参考情報に掲載されている出願時の職業別データから、「公務員」「教職員」「会社員」「法律事務所職員」「塾教師」「自営業」の人数を集計したものになります。

受験者数は増えているが低い合格率

上記グラフをご覧いただければ分かるように、社会人受験者数は年々増加傾向にありますが、社会人の合格率は決して高くないことが読み取れます。と同時に、毎年社会人受験生として合格されている方が一定数いらっしゃるのも事実ですよね。

つまり、働きながら闇雲に勉強しても合格することは難しく、正しい方法で社会人受験生としての武器を活かしながら勉強することが大切ということが言えるでしょう。

ではどうするか?まとめ

働きながら司法試験予備試験を目指すなら予備校の利用は必須!

これまで述べてきたように、働きながら司法試験予備試験に合格することは決して不可能なことではありませんし、一部の天才しか成しえないことでもありません。
しかし、努力の方向性や社会人受験生の特性をしっかり理解して勉強を進めなければ、合格することは至難の業であることも事実です。

そこで、働きながら司法試験予備試験合格を目指すのであれば、そうしたノウハウを蓄積している各種司法試験対策予備校の講座を利用することが必須になると言えるでしょう。

自分で学習すると、膨大な試験範囲の中から、どの範囲を重点的に学習すべきか、どの教材に絞れば良いのかが分からず、いたずらに時間を消費してしまいます。
この記事で何度も述べているように、合格するためには、必要以上に手を広げず限定された範囲の教材を徹底的に反復練習することが大切です。
この点からも、予備校を利用して学習することがいかに合格への近道になるかお分かりいただけるかと思います。

さらに、現役の法学部生や専業受験生に比べて社会人であるご自身が持っているメリットをしっかり認識し強みとして生かすことで、働きながらでも司法試験予備試験に合格できる実力をつけることが可能になります。

いかがでしたでしょうか?
働きながらの受験ということで、現役生に負い目や引け目を感じる必要は全くありません。

この記事で、少しでも社会人受験生の皆さんの不安や疑問払拭されれば幸いです。

髙橋講師が動画でも分かりやすく解説!

時間が取れない、法学部卒じゃない・・・社会人になってから予備試験に合格できる?
「働きながらでも予備試験合格が可能な理由」

学生に比べて時間が取れないから、法学部卒じゃないから、という理由で働きながら予備試験を目指すことに不安や疑問を覚える方も多いと思います。この動画では、実際にフルタイムで働きながら司法試験に合格した髙橋講師が、社会人になってから予備試験に合格できる理由を詳しく説明します。

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