国家総合職　合格体験記

国家と国民生活の安全を守れる仕事を目指して

金光　百菜さん

DATA BANK

国家総合職を目指した理由・キッカケ: 日本の安全と平和のために
　大学で日本の文学や歴史について学んだことから、日本に住む人々が安全で幸せな生活を送り続けられるような社会を作りたいと感じていました。日本の周辺には日本の脅威となる国が多く存在します。他国の圧力を受け続ける情勢下でも、日本のプレゼンスを守り日々の平和な生活の基盤を支えるために、民間企業では持ちにくい「国」の視点で物事を考えられる職業に就きたいと考えました。
　日本という国の安全、平和のために働きたいと思ったのが、国家総合職を志望した理由です。

TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ: 実績とカリキュラム、情報量、人との繋がり
　国家総合職に関する予備校を決める際は、実績と受講のしやすさという点でTAC・Wセミナーが秀でていると感じて入会しました。また、入会前相談の段階から、自身のライフプランや目指したい像に耳を傾けてくださり、需要に完璧に合致するコース紹介を受けたこともTAC・Wセミナーへの信頼感に繋がりました。入会後は、入会時期に合わせた無理のないカリキュラムや非常に分かりやすい指導を受けることができ、メキメキ数的処理が得意になるのを感じました。
　また過去データの開示や内定者のリアルな声など、自分だけでは収集できない情報をたくさん知ることができました。また政策課題討議試験対策などペーパー試験以外の部分でも、他の国家総合職志願者と一緒に議論を交わした他、内定者から本番のエピソードに基づいたアドバイスを受けることができ、合格への大きな手助けとなりました。質の高い模擬面接や自主ゼミでの省庁研究など、手厚いサポートに支えられたからこそ最終合格及び内々定に辿り着けたと思います。

所属校舎または講師のおすすめポイント: 人との繋がり、わかりやすさ
　校舎に関しては、渋谷校は国家総合職志願者が多く、二次試験対策や官庁訪問対策、自主ゼミなどで同じ国家総合職志願者の優秀な仲間と知り合いになることができます。志願者同士仲良くなったことで刺激を受けることができ、合格へのモチベーションも上がりました。また官庁内定者のチューターさんから直接指導が受けられたのも良いポイントでした。
　講師に関しては、どの科目の講師も初学の人にもわかりやすく説明してくださる素晴らしい講師陣がそろっていると思います。中でも数的処理の三好講師の指導は非常に分かりやすかったです。数的処理は合否を分ける大きな鍵ですが、三好講師の数的処理をきちんと理解してトレーニングを繰り返せば、ぐっと合格に近づくと思います。

教養試験対策: かける時間やコストの取捨選択
　教養試験に関しては数的処理に最も力を入れ、どの科目よりも先に講義を見終え、問題集に組みました。数的処理は教養試験の中でも大きなウエイトをしめ、かつ得意不得意が分かれる分野なので、数的処理には最大の力をかけるべきだと思います。その上で数的処理の中でも得意・苦手な分野を把握し、取れそうな分野に注力して問題を何回も繰り返し解きました。
　また知識系に関してはコストパフォーマンスを意識しながら取り組みました。具体的には、日本史や世界史など大学受験で学んだ科目はテキストでさっと復習し、物理や化学など詳しく学んだことがない科目は早めに見切りをつけました。文章理解や英語にはあまり時間をかけず、普段から本や英語を読むように意識して過ごしました。本試験では満点を目指すようにしていました。

面接・官庁訪問対策: 客観的に自分を見てもらえる貴重な機会
　二次試験の人物試験に関しては、TAC・Wセミナーで模擬面接を受けました。入室前から退出まで含め本番さながらの形式で面接をした後に、姿勢や言葉遣いから内容面まで細かく改善点等を指摘していただけます。話し方や表情など自分では気づけない問題点もしっかり指摘してくださり、内容面に関してもその場でどのように話したらいいか相談に乗ってもらうことができました。
　本番はTAC・Wセミナーで受けたアドバイスをもとに改善を重ねて臨み、結果的に面接で良い点をもらえて合格へと繋がったので、模擬面接は自分が納得いくまでやってみるのが良いと思います。その際は、自分はどんな人間で、何がしたくて国家公務員を目指すのか、その想いを全力でぶつけられるように、自分をしっかりと見つめ直してみてください。

これから受験する人へアドバイス: 自分を見つめ続けること
　国家総合職試験は非常に大変な試験です。一次試験の次も二次試験があり、最終合格をもらっても官庁訪問で落ちる可能性があります。内々定をもらうまでの長丁場の戦いです。また、国家総合職は働くイメージも必ずしも良いものばかりではないため、時には民間の会社に早くから内定をもらって遊んでいる友達を見て、諦めたくなることもあると思います。そういう時は、国家総合職を目指した時のことを思い出しながら、目の前のことではなく10年、20年後何のために働きたいかを考えて踏ん張ってもらえたらいいなと思います。
　内々定にむけて頑張ってください！