外交官(外務省専門)合格体験記

自分の信念を大切にすること

S.Tさん

DATA BANK

研修語 フランス語
出身校 明治大学 商学部 (在学中合格)
コース 総合本科生(現:総合本科生プレミアム)
選択科目 経済学
外務省専門職の志望理由

 フランス留学や大学の講義を通じて、アフリカ地域に対する思いが高まり、日本と同地域の関係を強化したいと思うようになりました。心理的・距離的にも遠い国々だからこそ、欧州や他アジア諸国とは異なる、日本なりの外交を通じて関係を築き、将来繋げたいと考え、外務省専門職を志しました。

TAC・Wセミナー

 圧倒的な合格実績を目にした際、選択肢はここ以外にあり得ないと考えました。特に、「講師・テキストの質」、「サポートの充実度」、「答練・模試制度」に関しては、TAC・Wセミナーに入ってよかったと実感しました。一1点目の「講師・テキスト」については、独学では理解することが困難な国際法も、わかりやすい講師の説明・テキストのおかげで、克服することができました。また、経済学も、論理的思考力を鍛えるとともに、それを文章で表現する力を最大限に伸ばしてくれるテキストが用意されています。二2点目の「サポート」については、カウンセリングを通じ、勉強の進捗・スケジュールを確認・調整できるため、効率的な努力ができる環境が整っています。そして三3点目の「答練・模試」に関しては、他のライバル達と切磋琢磨して勉強することができます。他の受験生と比較した自分の立ち位置を確認できるため、負けず嫌いな自分にとっては、非常に良い着火剤となりました。

語学力

 「他のどの国を見ても、英語を使えない外交官などいない」ことを自覚し、早めに推奨スコアを入手するべきだと思います。さらに、1一次試験だけでなく将来の仕事で必要とされる翻訳スキルの向上に早めに取り掛かることで、周りの受験生と差をつけることもできます。私は、答練が既に始まっている3月にスコアを取得したため、1一次試験の英語の勉強に十分な時間を当てることができなかった反省があります。英語は伸びを実感するのには時間を有するため、結果が出ずとも屈せずに頑張ってください。

勉強への心持ち

 多くの受験生が、専門科目(国際法、経済学または憲法)を初めて学習することになると思います。そして、その難易度に圧倒されることと思います。私も、国際法の海洋法の章の講義を初めて受けた際、「とんでもない道に足を踏み入れてしまった…」と、早くも外務省専門職を目指すことを諦めそうになりました。しかし、これらの科目の知識は、入省後も使うものであり、一時的なものではありません。それを意識すると、日々の勉強に対する意識が変わると思います。勉強をしていると、不安材料は尽きませんよね。法源論がわからない、統治まで手が回らない、数的処理ができるようにならない、IELTS 7.0がとれない…etc. でも大丈夫です!試験の結果が出るのは未来のことです。未来のことは誰にも分かりません。ならばいっそのこと、合格しているはずだと思い込んで楽しくやった方が、ビクビクしながらやるよりマシだと思いませんか?落ちたらその時考えればいいのです!

自身の学習方法の確立

 勉強方法は千差万別で、いろいろな方々から聞く様々な情報から取捨選択し、自分なりの勉強法を確立することが一番だと思います。私は、大学受験の際の反省から、「目的意識をもって効率の良い勉強を行う」ことを意識しました。国際法に関しては、マクロ・ミクロの両方の視点で見ることで、知識を体系化させることができました。また、理解した内容を、その10分後に心の中で説明したり、論文形式で書いてみるといったアウトプットを重視することで知識の定着を図りました。経済学に関しては、暗記事項が少ない分、正確な理解が必要となるため、「AだからB」となるのは何故かを常に考えることで、知識の応用が利くようにしました。初めは、「量から質が生まれる」というように、がむしゃらに取り組むことがよいと思われますが、講師や合格者アドバイザーLAの方々と相談しながら、自分なりの勉強法を確立してみてください。

信念をもつこと

試験勉強を通じて学んだことは、「信念を持つことの大切さ」です。それは、「外務省専門職試験に合格すること」ではなく、「外交官になった上で何を成し遂げたいか」ということを指します。勉強を進める中で、「本当に自分は受かるのか、落ちたらどうするのか」といった不安や、民間就活への欲に苛まれることも多々ありました。しかし、自分自身の声に耳を傾け、将来達成したいことや、なりたい自分像を明確にイメージすることで、徐々にその信念が形成されていき、上記のノイズも除去されていきました。また、その信念があったからこそ、日々の勉強を頑張れました。こうした理由から、「何が自分を突き動かすのか」という自身の核を忘れないことが重要となると思います。そして、この信念は、2二次試験(面接)においても、志望動機や、外務省への思いを伝えるためにも必要なものになります。自分の核を大切にし、勉強に臨んでほしいです。

最後に

 この体験記を読んでいる方でも、「外交官という職業など、自分は到底なれるものじゃない」と、一歩を踏み出せずにいる人が多いと思います。実際に、私も元々民間企業への就職を考えていたため、外務省専門職を志したことは、大きな決断でありました。その時期も昨年の9月と、遅いスタートであったため、間に合うかどうか不安でした。
 さらに、大学で、国際関係や政治などとは無関係である、商学を学んでいたため、「私は外務省に必要とされるのだろうか」とも思っていました。しかし、他の受験生と異なるバックグラウンドを持っていることは、強みにもなります。その理由は、外務省は多様な人材を求めているため、他の受験生と差別化できれば、Only oneの人材になることができるからです。「自分など向いていない。」「自分はなれるわけない。」と思っている方々の背中を押せたら幸いです。

公務員 外務専門職への第一歩はココからスタート!

資料請求

この講座のパンフレットを無料でお届けいたします。

無料でお送りします!

資料請求

無料講座説明会

まずは「知る」ことから始めましょう! 無料セミナーを毎月実施しています。

お気軽にご参加ください!

無料講座説明会

公務員 外務専門職講座のお申込み

申込み方法は4種類

申込み方法は4つ

TAC受付窓口/インターネット/郵送/大学生協等代理店よりお選びください。

申し込み方法をご紹介します!

詳細を見る

インターネットから申込む

インターネットで
すぐに申込む

インターネットで、スムーズ・簡単に申し込みいただけます。通信講座は、お申し込み後すぐにご受講可能!

スムーズ・簡単!

申し込む

電話やメールで、受講相談を受け付けています。

TACの受講相談で疑問や不安を解消して、資格取得の一歩を踏み出してみませんか?

TAC受講相談

>TAC受講相談