外交官(外務省専門)合格体験記

安全保障のスペシャリストを目指して

中井 翔一朗さん

DATA BANK

研修語 朝鮮語
出身校 ベロイト大学 国際関係学専攻
コース セレクト憲法本科生
選択科目 憲法
日本の平和と安全を守りたい

 私は父方の祖父母が広島原爆の被爆者ということもあり、幼少期から平和の尊さというものを身近に感じる環境で育ちました。そのことから大学では国際関係学を専攻し、戦争の原因やそれをどのように防ぐかについて学びましたが、海外の大学だったこともあり外交官試験への挑戦にはなかなか踏み出せずにいました。しかし、そんな中参加したボストンでのキャリアフォーラムにて、ボストン総領事の方や若手省員の方々とお話しする機会があり、外務省が自分の夢を実現できる唯一の場所であるとの思いが確信に変わり、受験を決意するに至りました。

圧倒的な実績&それを裏付ける充実したサポート

 他の大多数の受講生同様、私がTAC・Wセミナーを選んだ最大の理由はその圧倒的な合格実績です。あまりの占有率の高さに正直はじめは「裏で繋がってるのでは?」と勘繰りましたが(もちろんそんなことはないです笑)、入会してみると質の高いテキスト、経験豊富な講師陣、そしてなにより共に切磋琢磨できる素晴らしい仲間と出会うことができ、その実績にも納得がいきました。特に、2次試験対策の際に他の受講生と面接カードの添削・面接練習を繰り返し行うことで万全の状態で本番の面接に臨めるのは、大人数の受講生を抱えるTAC・Wセミナーにしかない利点だと言えます。これらの理由から、外務専門職試験の受験を決めたのであれば迷わずTAC・Wセミナーの受講をお勧めします。

基礎能力対策はお早めに!

 まず大前提として、外務省専門職試験にて最も難しい&力を入れなければならない科目は専門科目(国際法&憲法or経済学)です。ただし、これらの科目は本気で合格を狙う受験生(特にTAC・Wセミナー生)であれば誰もがしっかり準備をしてくるため、本番では思ったほど差はつきません。そこで合格をより確実なものとするために、基礎能力試験の対策を早いうちからやっておくことをお勧めします。特に外務省専門職試験外専の受験生は専門科目に注力するあまり基礎能力対策は疎かになりがちであり、ここで高得点を取れれば他の受験生に差をつけられます。また、1次試験終了後に正確に自己採点できる科目は択一式である基礎能力試験だけであるため、良い点数が取れていれば自信をもって2次試験に臨むことができるというメリットもあります。

論文答練への取り組み方

 TAC・Wセミナー本科生に入会すると、2月~4月にかけて論文答練という本番と同じ形式の国際法と選択専門科目の模試が隔週で実施されます。特に国際法においては、その膨大な範囲の全てを完璧に仕上げることは非常に困難なため、出題可能性が高いテーマを重点的に学習するのが最も効率がいいと言えます。そして答練にて出題される問題は、全て先生が近年の傾向の分析を基に作成した質の高い予想問題です(事実、2019年度は答練にて出題されたのとほぼ同一の問題が本試験でも出題されました)。答練期に知識のインプットを完璧に終えている人は少ないため、答案を暗記するだけの勉強法に不安を覚えるかもしれませんが、この論文答練を乗り切ることで合格へと大きく近づくことを覚えておいてほしいと思います。

面接でのエピソード

 2次試験に向けて、面接カードの「自身の性格について」の欄に何を書くか考えていたときのこと。「意志が強い」、「責任感がある」、「協調性がある」etc…どれもありきたりで面白みに欠けると考えた私は、以前友人に言われて印象に残っていた「マイルド版松岡修造」と記載しました。そうしたところ、二次試験の人事課面接にて、面接官の方から半笑いで「マイルド版松岡修造ってあるけど…これは?」と振られ、まさかの松岡さんの物まねをする羽目に(「アキラメルナヨ!!」)。運よくウケたからよかったものの、スベっていたらどうなっていたかを考えると今でも背筋が凍ります。みなさん面接カードに記載する内容はノリで軽く書くのではなく、慎重に考えましょう(笑)。

海外の大学へ通われている方へ

 海外の大学へ通っており、特に国際関係や政治学を専攻している人なら、外交官という職業を考えたことはあるかもしれません。しかし海外(とくに欧米)の大学では日本の大学と違い4年次でも多くの授業をとらなければならないこと、また外務省専門職試験は独学での対策が難しいことなど、数々の障害があります。事実、私の周囲にも外務省でのキャリアに惹かれながらも、海外大から外務省を目指すという高いハードルを前に別の道を進むことに決めた人がいました。それでも、外交官は留学で培った語学力・コミュニケーション力を最大限に活かせる職であり、また外務省も厳しい留学生活を乗り切った海外大生を評価してくれます。もし、外交というこれ以上ない大きなフィールドで自身の語学・経験を日本のために役立てたいという想いがあるなら、こういった障害に負けずに是非挑戦して欲しいと思います。

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