外交官(外務省専門)合格体験記

言語を活かして働くという魅力

山形 実可さん

DATA BANK

研修語 ドイツ語
出身校 東京外国語大学 言語文化学部 (在学中合格)
コース 総合本科生(現:総合本科生プレミアム)
選択科目 憲法
言語を活かしたい

 高校生の頃から漠然とに公務員の存在は意識していました。というのもやはり安定した職につきたいと考えていたからです。もともと外国語に興味があり、大学ではドイツ語を専攻しました。大学時代はかなりの時間をドイツ語に捧げささげてきたということもあり、ドイツ語を活かした仕事をしたいと思ったことが外務省を目指すきっかけでした。最初はそれでも試験の存在におびえ、受けるという決断には時間がかかりました。しかし、ドイツ語での試験があるということからここしかない、と思いました。

受験を通じて様々な知識をつける

 私は言語を大学で専攻しているため、選択科目の憲法・国際法は初学でした。ですので、試験のために学ぶべき量は多く、勉強中は本当に論文が書けるようになるのか不安でした。しかし、わかりやすい授業や先生との面談で質問をしたりすることによって知識が深まり、興味もわくようになりました。実際に勉強したことがすぐにニュースなどで出てくる情報とリンクすることなどが多々あり、自分が学習している内容の有意義さに気づきました。私はこの試験を受験するに至るまで、正直ニュースもあんまり見ていませんでした。しかし、試験を受けるにあたり、時事論文対策としても毎日新聞を読み、ニュースの解説番組を見るのが日課になりました。それによって自分が世の中で起こっていることに敏感になり、問題意識を非常に持つようになりました。試験、というとどことなくつらいように思えますが、そのための勉強は絶対に無駄にはなりません。「知る」を増やすことは「楽しい」ことなのです。国際法、憲法、外国語、時事論文、どれをとっても試験に合格し、入省後も知識として不可欠になります。試験は様々なことを知る機会です。

仲間と切磋琢磨、そして支えあう

 外務省を志望するにあたり、やはり新たな友人がたくさん増えたことが私にとってとても大きな財産となりました。同じ志を持つ仲間とともに勉強できたことは本当にプラスになりました。答練でも一生懸命勉強する周りの受験生をみてモチベーションを保てましたし、なにより2二次試験対策では自主ゼミを組み、何度も会い、互いにアドバイスをしながら高めあうことが出来ました。外務省専門職にで合格する人のほとんどはTAC・Wセミナー生です。圧倒的にTAC・Wセミナーに通っている人が多いので、2二次試験の面接や集団討論の事前に多くの受験生と知り合うことができ、かなり心に余裕が持てました。

充実のサポート環境

 TAC・Wセミナーでは、試験までの対策サポートが大変充実していました。毎月井能先生からはとのカウンセリングでは励ましてもらっていましたし、合格者アドバイザーLAの方はも定期的にホームルームを開いひらいて、くださったり勉強方法の相談にも親身に乗ってくださいました。また、「外交官を目指す人のコミュニティ」ブログを毎日のようにチェックし、外務省に関する情報や合格者アドバイザーLAの方が自分たちが受けたときはどうだったか、ということを詳細に次の代へと書き残してくださっていたのでモチベーション維持にも役立ちました。

特殊言語の学習方法

 英語以外で受験する人も多くいます。もし英語以外で自信のある言語がある方はぜひその言語で受験しましょう。たしかに、英語以外の特殊言語となると、学校やTAC・Wセミナーでの外国語対策に参加できないこともあり、難しい面もあります。翻訳となると市販の本や授業も多くありません。私はドイツ語受験で周りにドイツ語で受験する友人もいなかったので一緒に誰かと準備をするということはできませんでしたが、毎日ニュースを聞く、オンラインの新聞記事を読む、大学の先生にお願いして週に1回程度面接の練習を半年ほどしていました。外務省専門職外専の試験では政治的用語や人名が多く出てきます。過去問をまず一通りやり、試験の特殊性を理解してどのような単語を知っておくべきかを心に留めておきましょう。

不安じゃない人はいない

 試験に受かるか不安だ、勉強を始めたものの自分に外務省が実際向いているのかわからない、などいろいろな不安があると思います。しかし、それは自分だけが抱えているものではありません。また、不安がなければ焦りがなくなりもせず、勉強しなくなってしまいますから、多少の心配はむしろ活力になるでしょう。その反面、精神面で参ってしまっては、みんなと同じ土俵にもあがれません。不安はもちつつも、できるだけポジティブに考えることが大事です。

やはり語学力

 最後に、やはり外務省、というのは日本を代表し、国益を考え、諸国との関係を構築する国家機関です。その中の専門職は言語・地域のエキスパートであり、高い言語能力が求められます。最近では、通訳人材が減っていると聞きました。担当の部署で働きながら通訳もこなすというのは非常に大変ですし、責任も重いからです。だからこそ言語能力や言語へ熱い思いを持っている人を採用したい、という風に見受けられました。外国語というのは当たり前ですが入省後もできなければ仕事になりません。もし言語にあまり自信がない方は今のうちに様々な勉強を重ね、よりよい資格を持っておくべきだと思います。そして、言語に自信のある方は通訳などのアルバイトを探すなど、経験をもっておくとよいと思います。

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