外交官(外務省専門)合格体験記

波斯と外交官に魅せられて

竹内 凜太朗 さん

DATA BANK

研修語 ペルシャ語
出身校 東京外国語大学 国際社会学部 (在学中合格)
コース 総合本科生(現:総合本科生プレミアム)
選択科目 憲法
外務省専門職の志望理由

 きっかけは中学・高校時代に英語が得意だったため、英語を生かした職業に就きたいと思ったことです。そこから大学で外語大という特殊な環境に身を置く中で、英語だけでなく専攻語を生かした職に就きたいと思ったことや、中東(とりわけイラン)での日本のプレゼンス向上に貢献したいとの思いから外務省専門職を志望しました。

TAC・Wセミナーを選んだわけ

 所属大学と提携を結んでいたことが一番の理由です。ただ、それだけではなく、TAC・Wセミナーは外務省専門職試験において90%近い合格占有率を有しており、講師の方々の指導や模擬試験も丁寧で徹底していることも決め手になりました。実際に、「答練」と呼ばれる専門科目の模擬試験は自身の勉強のペースをつかむのに大いに役立ちました。さらには本試験では答練で出された問題とほぼ同じ問題 が出題されましたことから、勉強してきたことが目に見えて結果に繋がりました。

自身の学習方法に関して

【基礎能力】
 はじめのころ(夏〜秋頃)は、数的処理のDVDの消化作業に追われました。DVDを視聴していたころは、視聴したごとにその回に該当するV問題集の問題をなるべく多く解くようにしていました。私は数学が人一倍苦手で、数的処理に対する苦手意識が非常に強かったので、秋以降はなるべく毎日5問解くようにしていました。年明け後は国家一般職の過去問題集を購入し、文章理解を含め数的処理、人文科学などの問題にも毎日触れるようにしました。

【国際法】
夏から秋頃までは基本マスターのDVDの消化作業をしていました。秋から答練の始まる期間までは論文マスターDVDの視聴に追われました。それぞれ講義を視聴することで精一杯位だった記憶がありますが、その中でも毎回ミニテストや演習は必ずこなしていました。基本マスターの段階では、暗記ではなく、概念の理解をすることに重点を置きながら視聴を進めました。論文マスターになると、答案化は必ず行い、全体の内容を軽く復習することを心がけました。ただ、国際法の範囲は膨大であり、全ての内容を暗記することは不可能であったため、答案を完璧に書ける状態にしておいたものは答案化した問題に限ります。その他の問題に関しては、重要な知識や判例を中心に押さえ、初見の問題に出くわしてもある程度対応できるようにしていきました。

【憲法】
DVDの視聴ペースに関しては上記の国際法と同じです。同じく基本マスターの段階では憲法学全体の流れや重要判例の理解をすることに重点を置きました。論文マスター移行前になるべく論証カードの暗記を行い、論文マスターにスムーズに移行できるよう努力しました。(ただ、結局論証を全て覚えたのは直前期になりました。)論文マスターでは、重要度の高いも問題を中心に、型を覚えることに専念をしました。憲法は理解することがもちろん大前提ですが、暗記の要素もかなり強いです。できる限り全て覚えるつもりで一回一回の講義を受け、しっかり復習していくことが大切だと思います。

【時事】
家で新聞を取っているので、毎日必ず新聞には目を通すように心がけました。そして、重要なニュースに対してはそれに対して自分はどう思うか、ということを考えながらニュースを見るようにしていました。具体的な時事論文の対策を始めたのは年明け以降(特に新年度開始以降)で、友人らと集まりそれぞれが自主的に問題と参考資料を持ち寄り、論文を書いてきて添削し合うということをしていました。

【外国語】
語学力はすぐ落ちてしまうので、毎日必ず英語のニュースを読むないしは聞くということをしていました。私の場合は中東地域に興味があったのでAl Jazeera Englishのラジオをよく聞いていました。他にもBBCやJapan Timesなどにも目を通していました。一次試験では外国語訳と和訳が出るので、その対策が必要です。私は秋〜年明けにかけては京都大学の英作文問題を利用し、英作文に慣れていくことをしました。その後は毎日新聞のサイトで日本語・英語両方の記事があるものをピクアップし、和訳・英訳の練習を積み重ねていきました。特に時事問題では独特な言い回しや表現が多いので、知らない表現が出てきた際は別のノートにまとめ身につけるようにしました。

番外編 〜一年間の試験勉強を通して感じたことやアドバイス〜

Q.毎日何時間くらい勉強するべきか
A.やはり勉強は量より質を重視するべきだと思います。限られた時間の中でいかに集中し多くを詰め込めるかが勝負です。私は勉強を始めた頃の勉強時間は平均して一日5時間程度、直前期は10時間程度だったと思います。
Q.TOEFLやIELTSはどうすればよいのか
A.理想はTOEFL100点、IELTS7.0を持っていることですが、この点数を持っている人はごくわずかです。ですが高い点数を持つに越したことはないので、これらの点数を目標に頑張りましょう。また、特に英語受験の人は、二次試験対策も兼ねて英検1級を受けるといいと思います。

最後に

 試験勉強は決して楽なものではありません。しんどい気持ちになるときもあると思います。ですが、皆さんは外交官になりたいという強い気持ちがあって勉強しようと決意したのだと思います。とにかく、試験が終わった後に悔いのない気持ちで終われることが何よりもベストです。自分はこれだけやってきたんだと思えるような試験勉強を続けていれば、自ずと道は必ず開けてきます。体調には気をつけつつ、頑張って下さい!応援しています。

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