外交官(外務省専門)合格体験記

ルーマニアマニアになるぞー!

三又 拓武さん

DATA BANK

研修語 ルーマニア語
出身校 上智大学 外国語学部 (在学中合格)
合格年度 2020年度
選択科目 憲法
受験動機:言語好きにはたまらない!

 私は外国語を勉強するのが趣味だった為、試験合格後に割り当てられる可能性のある言語が約40種類もある外務省専門職は、私にとって非常に魅力的で、まさに天職のようでした。又、キリル文字好きが高じて中東欧地域に関心を持ち、この地域と日本の関係強化に携わりたいと思う様になりました。思い入れのあるブルガリア語の担当になりたい、という希望自体は叶わなかったとはいえ、地理・歴史的に関係の深い言語であるルーマニア語が研修言語になったことは、とても嬉しかったです。 採用人数の少ないマイナー言語の担当となったことで、その分求められる働きや責任も重いものになるのではないかと思います。この言語を任された期待に応え、ルーマニアの事なら何でも知っている「ルーマニアマニア(言いたいだけ)」に少しでも早くなれる様、頑張ります。

TAC・Wセミナーのおすすめ:大手ならではの二次試験対策法

 TAC・Wセミナーの講義や教材はどれも充実していて素晴らしいですが、私は特に二次試験対策の為の環境の良さを、声を大にしてお伝えしたいです。一次試験が終わって数日すると、TAC生同士で「自主ゼミ」というグループを作る場が設けられ、それまでどちらかというと個人戦だった試験対策が団体戦に様変わりします。自主ゼミや他のゼミ生と連携し、集団討議や個人面接の練習を行って切磋琢磨していくうちに連帯意識が生まれますし、悩みや不安を分かち合うにはもってこいです。一次試験合格者の過半数がTAC生で、知り合いばかりというのも心強いです。 更に、TAC・Wセミナーの先生のご指導の下、本番さながらの雰囲気で模擬面接を体験する機会もあります。ここである程度首尾よく受け答えができると、かなり自信が付きます。

学習方法:根気よく知識を蓄えることが大切

・国際法  とにかく暗記に頼りました。基本マスターテキストの章末問題の解答をできるだけ暗記しようとしたり、論文マスターテキストや予想問題の模範答案を暗記しようとしたりと、知識を蓄える方に時間を充てた形です。基本マスターの本文を読み返すこともありました。 もしかしたら基本マスター講義の段階で、本当に答案を書けるようになるのか不安になる方がいるかもしれませんが、前述した論文マスターや予想問題の解答を見れば作成の流れが分かるようになっているので、基本マスターは素材集めと心得、安心して勉強しましょう。実際、紹介される模範解答には基本マスターで見た覚えのある表現や言い回しがよく出てきます。
・憲法  基本マスターテキストの巻末にまとめられている各論点についての解答例をできるだけ暗記し、論文マスターテキスト等で構成を確認しました。憲法は国際法と異なり、解答方法に大まかな型が存在するので、対策がしやすいです。
・ドイツ語  大学の講義を利用してドイツ語に触れる環境を増やしつつ、ドイツ・オーストリアのオンラインニュース記事やYouTube動画等から使えそうな表現を拾い、単語帳アプリに登録するなどして、語彙力を強化しました。
・教養科目  文系だったので、理系科目は放置するという戦略を採りました。一方歴史・思想分野には大学受験時代の貯金があった為、足りないところをTAC・Wセミナーの問題集で補う形で対策しました。逆に、文系だったのに意外と文章理解で伸び悩んでしまったので、これも問題集を解きまくることで出題傾向に慣れました。  数的処理には数的処理・判断推理・空間把握・資料解釈といった分野があります。この内判断推理は出題割合が高く、パズルみたいで面白いので、息抜きも兼ねて少しずつ問題集を解き進めました。本番でも貴重な得点源になったと思います。数的処理分野は数学の要素が強く、対策しきれないと判断し、覚えている知識だけで解ける問題のみを解くという戦略に変えました。

おもしろ:失敗談

 二次試験での失敗をご紹介します。まず一つ目のやらかしは、一回目の個別面接のときでした。この日、試験のことで頭が一杯だった私は、革靴ではなくスニーカーを履いて家を出てしまったのです。それに気づいた時、私は既に外務省玄関の待合にいました。幸いこのときは真っ黒なスニーカーを履いていた為、それ程目立たずに済んだのではないかと思いますが、内心とてもヒヤヒヤしました。 二回目の個別面接のときは、最初に自分の受験番号と氏名を試験官に伝える際、受験番号を度忘れして数秒固まってしまいました。こんなところでつまずくなんて思いもよりませんでした。何のひねりもいらないというのに、なぜか次の言葉が出てこない。その後の面接は特に大きな問題なく終わり、まさかそんなことぐらいで落とされるはずはないとも思いましたが、それでも一つのちょっとした懸念材料になってしまいました。

最後に:やってみなきゃ分からない!

 外務省専門職試験は多くの人にとって非常に難解なものだと思います。私とて例外ではありません。しかし、それでも一度飛び込んでみることが何よりも大事であることを、今回の受験を通して私は学びました。想像以上に広い試験範囲と、学習内容が身に付いているかわからない苦しみに耐えかねて、諦めそうになったことは何度もあります。それでも、受けるだけ受けてから終わろうと試験会場に赴いた結果、道は繋がり、最後には外務省に拾ってもらえたのです。 どんなに絶望的な状況だと感じても、一次試験の二日目が終わるまで、そして二次試験の最終面接が終わるまで、決して諦めない様にしましょう。受かる試験も受けなければ決して合格することはありませんし、受かる試験かどうかも最後まで分からないのです。外交官になりたい、そんな気持ちが少しでもあるのなら、是非一度挑戦してみてもらいたいです!

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