外交官(外務省専門)合格体験記

外国語を使って日本と他国の架け橋になりたい

吉田 瑛菜さん

DATA BANK

研修語 フランス語
出身校 大阪大学 外国語学部 (在学中合格)
合格年度 2020年度
選択科目 経済学
受験動機

 昔から外国語が好きで、将来は外国語を使って働きたいと考えていました。そして留学中に、外国の方による日本に対する好意や日本文化の浸透を実感しました。日本人であることを誇りに思うと同時に、日本の対外発信に興味を持ち始めました。留学先で政治の勉強をしており関心が高まっていたところ、先輩からの紹介で外務省の業務説明会に参加し、日本と他国・国際社会をつなぐ仕事に惹かれました。その後自分でも外務省専門職という職業について調べ、受験を決めました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由

 合格実績が決め手でした。外務省専門職に合格された先輩にお話を伺った際に、合格者のうちTAC生の占める割合の高さを知り、TAC・Wセミナー入会を決めました。実際にTAC・Wセミナーの授業では、各試験科目の勉強を知識ゼロの状態から基本から応用まで対策でき、またビデオの授業では自分の時間やペースで勉強することができました。さらに授業だけでなく、昨年の合格者の方からお話を聞くことができたり、模擬面接を受けることができたりなど、豊富なフォロー内容でTAC・Wセミナーに入会してよかったと思います。

教養試験対策

 教養試験では、点を取りに行く範囲を決め、その範囲を集中的に対策しました。私はもともと数学が好きだったので、数的処理で点数を取り、逆に暗記は苦手だったので、知識科目は深追いするのをやめました。数的処理は具体的にはTAC・WセミナーのV問題集を毎日約5問ずつ解き、答練までに2周、間違えたり時間がかかったりした問題は3~4周しました。答練以降はあまり教養試験対策に時間を割くことができなかったため、2週間に1回過去問を解くようにしました。また教養試験では時間との勝負になるので、日頃から時間を図って問題を解くようにしていました。するとだんだんと問題を解くスピードが上がり、2時間20分の試験時間の中で解くことができる問題数が増えました。

国際法の勉強方法

 国際法対策は、答練までは授業に沿って、答練期には毎回の範囲の論文マスターを中心に勉強しましたが、その後は基本マスターを中心的に勉強しました。その中で、サイトマップを覚えて、どの部分にどういうことが書かれているかを思い浮かべながらサイトマップを何も見ずに書けるようにしました。すると論文試験を解くときにも、書くべき要素が思いつきやすくなったように思います。また細かい部分については、暗記シートを使ってひたすら書いたり声に出したりして覚えました。覚えても時間がたつと忘れてしまう部分もありましたが、何周もすることで、少しずつ記憶が定着しました。論文マスターについては、全部の問題をA4用紙1枚にまとめ、それを覚えるようにしました。模範解答を1字1句暗記するのではなく流れを意識して覚えたことで、暗記量も減らすことができたし、類似の問題にも応用することができるようになったと思います。

人物試験対策

 人物試験に向けて業務内容をより詳しく知るため、知り合いの外交官の方にお話しを伺ったりはしていましたが、本格的な対策は1次試験後から始めました。TAC・Wセミナーの自主ゼミに参加し、面接カードの添削をしたり、実際に面接形式で練習したり、外国語会話の練習をしたりしました。面接カードでは、いろんな人に意見をもらったり、他の人の面接カードを見て刺激をもらったりすることで、どんどんよりよいものにすることができたと思います。実際の形式での面接練習では、あえて厳しめの質問をしてもらうように頼んでいました。毎回練習後にフィードバックをもらうことで、自分に足りないことを知ることができました。外国語会話の対策では、慣れるために英語での雑談やパーソナルクエスチョンから始め、その後時事的な問題について話す練習をしました。

併願について

 私は外務省専門職を第1志望として試験対策を始めました。最初は、内定先を確保するために民間企業も併願しようか迷っていましたが、外務省専門職への思いが強く、惹かれる民間企業をあまり見つけられなかったことや、複数のことを同時に進めるのが苦手だったので外務省専門職の勉強をしながら民間企業の就活をバランスよくできる気がしなかったことから公務員試験のみに集中することを決めました。その中で防衛省専門職試験と国家総合職を併願しました。防衛省専門職は、試験科目として外務省専門職の対策で対応しやすかったこと、外国語を使って他国との関わりの中で日本のために働く職業として業務内容にも興味があったことから併願を決めました。両試験種とも採用には至りませんでしたが、外務省専門職前に試験や面接を経験できたことは大きくプラスになったと思います。

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