2009/08/17 TAC社労士講座 ◆ポイントチェックメール◆ 第27号 ┳┳┳┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ╋╋┻  資格の学校TAC 社会保険労務士講座 ╋┻   30日完成! ポイントチェックメール 第27号 2009/08/18 ┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【重要なお知らせ】 ★ポイントチェックメールバックナンバーアドレスが変更になりました★ http://www.tac-school.co.jp/mailmagazine/backnumber/list/65.html お手数をお掛けしますが、ブックマーク等に登録されている方は 上記アドレスに変更していただきますようお願い申\し上げます。 =================================== 《!》このメ-ルは、等幅フォントをご利用頂くと最適にご覧になれます。 =================================== 本日のCONTENTS================================================ 〔1〕ポイントチェック 第27回 一般常識(5)       〜確定拠出、確定給付、労働統計〜 〔2〕応援メッセージ 第27回              神戸校受付、町田校受付 より 〔3〕斎藤博明学院長より 受験生への言葉 その9 ====================================================================== ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■  第27回 一般常識(5)      確定拠出、確定給付、労働統計 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ======================================================================  確定拠出年金 ====================================================================== ●種類(H14,17)  ○企業型年金  ○個人型年金 ●企業型年金  ○厚年適用事業所の事業主が、被用者年金被保険者等の過半数で組織する労   働組合(ないときは過半数代表\者)の「同意」を得て、規約を作成し、厚   労大臣の承認を得る  ○厚年の被保険者、私立学校教職員共済制度の加入者であって「60歳」未満   のものが対象   ※「共済組合の組合員は企業型年金加入者となる」とするのは×(H20)  ○企業型年金運用指図者   (1)60歳に達したことにより企業型年金加入者の資格を喪失した者   (2)企業型年金の加入者であった者であって、企業型年金の年金たる「障害」    給付金の受給権を有するもの  ○掛金月額上限(H14)   (1)厚年基金、確定給付企業年金等の未加入者     →46,000円   (2)厚年基金、確定給付企業年金等の加入者     →23,000円   ※「企業型年金の掛金は労使折半して拠出」とするのは×(H20)→事業主    が拠出する。  ○企業型年金加入者である期間の計算は「月」によるものとし、資格取得   「月」〜喪失した「月の前月」までを算入する。(H18) ●個人型年金  ○「国民年金基金連合会」が規約を作成し、厚労大臣の承認を得る  ○個人型年金加入者   (1)国年第1号(被)(障害基礎年金受給権者等以外の保険料免除者除く)   (2)60歳未満の厚年(被)(企業型年金加入者、厚年基金加入員等を除く)   ※国年第3号被保険者については、加入者の範囲に含まれていない  ○個人型年金運用指図者   (1)個人型年金加入者の資格を喪失した者   (2)企業型年金加入者であった者又は個人型年金加入者であって、国民年     金基金連合会に申\し出たもの  ○掛金月額上限   (1)国年1号被保険者…68,000円   (2)厚年被保険者 ……18,000円  ・個人型年金加入者である期間の計算は「月」によるものとし、資格取得   「月」〜喪失した「月の前月」までを算入する。(H18) ●運用関連運営管理機関は、運用の方法を「3以上」選定し、加入者等に提示  ※そのうち、1以上のものは「元本が確保される運用の方法」でなければな   らない(H14) ●給付の種類(H14,20)  ○老齢給付金  ○障害給付金  ○死亡一時金  ※当分の間、脱退一時金の支給もある ======================================================================  確定給付企業年金法 ====================================================================== ●確定給付企業年金は、「事業主が従業員と給付の内容を約し、その内容に基づ  いて給付を受ける」ものである。  ※「個人が自己の責任において運用指図を行い、その結果に基づいて給付を   受ける」とするのは×(H19)→これは確定拠出年金である。 ●種類(H17)  ○規約型企業年金  ○基金型企業年金 ●実施事業所に使用される被用者年金被保険者等は、加入者とされる。 ●給付(H15)  ○「行うもの」とされている給付   ・老齢給付金   ・脱退一時金  ○「行うことができる」とされている給付   ・障害給付金   ・遺族給付金  ※年金給付の支給期間…終身又は「5年」以上、毎年1回以上定期的に支給   (H15,17) ●掛金は、事業主が「年」1回以上、定期的に拠出(H19) ======================================================================  労働経済 ====================================================================== ここからは統計のポイントチェックです。 ※労働統計をチェックするときは、「○人」「○円」などの細かい数値を見る  のではなく、「増加」「減少」等を優先的に見ていって下さい。 <雇用・失業の動向> ●労働力人口…4年ぶりの「減少」、6,650万人(19万人減)  ・男性…2年ぶり「減少」、3,888万人(18万人減)  ・女性…5年ぶり「減少」、2,762万人(1万人減)  【point】男女とも減少。 ●労働力(人口比)率…4年ぶりの「低下」、60.2%  ・男性…11年連続の「低下」、72.8%  ・女性…5年ぶりの「低下」、48.4% ●非労働力人口…17年連続の「増加」、4,395万人(28万人増) ●就業者数…5年ぶりの「減少」、6,385万人(27万人減)  ・男性…4年ぶり「減少」、24万人減  ・女性…6年ぶり「減少」、3万人減  【point】男女ともに就業者数が減少 ●雇用者数…前年比「増加」、5,524万人(1万人増)、過去最多  ・男性…4年ぶり「減少」、14万人減  ・女性…6年連続「増加」、15万人増  【point】雇用者数は、過去最多。男性は減少、女性は増加。 ●完全失業者…6年ぶり「増加」、265万人(8万人増)  【point】完全失業者数は男女とも「増加」 ●完全失業率…6年ぶりの「上昇」、4.0%(0.1pt上昇)  ・男性…4.1%(前年より0.2pt上昇)  ・女性…3.8%(前年より0.1pt上昇)  【point】完全失業率は、11年連続で男性が女性を上回って推移 ●年齢階級別完全失業率  ・男女とも若年層の完全失業率が高い(15〜24歳層…7.2%、25〜34歳層…   5.2%) <賃金の動向> ●現金給与総額…2年ぶり「増加」、0.4%増  ・きまって支給する給与…「増加」(0.4%増)  ・所定内給与…「増加」(0.5%増)  ・所定外給与…「減少」(1.5%減)  ・特別給与 …「増加」(0.2%増)  ・実質賃金 …前年比1.2%減 ●賃金の改定の際、重視した要素  1 企業業績  2 労働力の確保・定着  3 雇用の維持  4 世間相場 <労働時間> ●総実労働時間…2年連続「減少」、月間149.3時間  ・年間総実労働時間…1,792時間(5人以上規模。30人以上規模では1,836時間)  ・所定内労働時間…0.8%減  ・所定外労働時間…2.7%減 ●変形労働時間制…採用企業52.9%  ・全体…「1年」→「1箇月」→「フレックス」の順に採用多い  ・大企業…「1箇月」「フレックス」の導入多い(1000人以上39.7%、30.6%)  ・小企業…「1年」が多い(30〜99人規模36.2%) ●みなし労働時間制…採用企業10.5%  ・「事業場外」→「専門業務型」→「企画業務型」の順に採用多い ●週休制  ・採用企業数割合    何らかの週休2日制…87.9%    完全週休2日制  …39.6%  ・適用労働者数割合    何らかの週休2日制…90.6%    完全週休2日制  …56.1% ●年次有給休暇  ・付与日数17.6日  ・取得日数8.2日  ・取得率46.7% <中高年齢者の雇用> ●勤務延長制度と再雇用制度(11.0%、70.9%)…再雇用制度を採る企業が多い  ※どちらか又は両方のある企業は90.0% <女性労働者の雇用> ●労働力率は、M字型カーブを描く  ※M字の底は比較可能\なS43以降初めて「35〜39歳」となった。 <障害者の雇用の動向> ●民間企業に雇用されている障害者の数…前年比7.6%増 ●実雇用率…1.59%(前年より上昇) ●法定雇用率達成企業の割合…すべての規模企業で前年より上昇 <労働組合の動向> ●労働組合数、組合員数…減少 ●推定組織率…前年比横ばい(18.1%) ●パートタイム労働者の組合員数は、前年比増加(4.7%増)  ※推定組織率は、5.0%(上昇) ====================================================================== ※本文はポイントを絞ることに重点を置いているため表\記は簡略化している箇  所がございます。正確な表\記につきましてはお手持ちの教材にてご確認をお  願いします。 ※本文の一部に(H )とあるのは過去の本試験において出題されていた年を  記載したものです。 ※メールソ\フトのフォント設定が等幅フォントでない場合には、表\示がずれて  しまう場合がございます。その際には、大変お手数ですがWeb上に掲載し  ているバックナンバーにて再確認をしていただきますようお願いします。 ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2〕応援メッセージ 第27回            〜 TAC各校受付より 〜 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■神戸校受付 本試験まで1週間きり、いよいよ皆様の努力の成果を試す日が迫ってきま した。夏の暑さもピークですので、くれぐれも体調だけは崩さないよう気 を付けて下さいね。 試験直前のこの時期は「本当に大丈夫かな」と不安になる方が多いと思い ます。不安を抱きながら過ごすのは本当にしんどいですよね。 でも不安になって当然です。 皆様はこの試験を目標に一生懸命に努力をされてきたのですから! だからこそ、今までの自分の頑張りを思い出し、そして自分を信じて試験 に挑んで下さい。 神戸校スタッフ一同、皆様を心から応援しております!! ■町田校受付 この時期になると、ある青年を思い起こします。 戦時中、中央大学に通っていた宮内栄さんです。 高等文官試験(キャリア官僚登用試験)合格を目指して猛勉強に励んでいま した。昭和18年10月、学生の徴兵猶予\停止が決定し、宮内さんは海軍に入隊 しました。 その後、宮内さんの夢が実現することはありませんでした。 昭和20年4月、彼は特攻隊として出撃し、沖縄の空に散りました。 戦争という自分の力ではどうにもならないものに翻弄され、試験を受けるこ となくこの世を去った宮内さん。 安心して試験を受けられる皆さんは、なんとも幸せ者です。 さて、試験まで残りわずかとなりました。 悔いの残らないよう最後の瞬間まで全力で駆け抜けてください。 ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 3〕斎藤博明学院長より 受験生への言葉 その9 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■  将来は個人が力をつける時代になると感じた私は、TACを設立した。  時代の行き先に、自分の人生とビジネスの焦点を合わせた。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ その時の自分にしかできないことは何かを見極めることは、実は一番難し かった。器用な人は、いろいろな機会に遭遇するから、どの機会を選択す るかに困ることになる。私は偶然に大学時代、学習塾を経営した経験があ り、教育に関心があった。さらに、会計士受験時代の経験があった。 もう1つ大事なことは、時代がどこに行くのかの行き先を知ることである。 将来は現在の延長線上には無い。現在の延長線上から遥かハズれた処に、 将来は弓なりに曲がって落下していく。自分がどう生きるのかは、時代の 行き先と一致させることが大切だ。 私は将来は、個人が知識を身につけて強くなる方向に進むと感じた。将来 の匂いをそう嗅いだ私は、個人が強くなるための教育機関としてTACを設立 した。 ・いま起こっていることと、これから起こることは、百パーセントが自分の  せいです。勉強できなかったことや、試験に落ちたことを、人のせいにし  てはいけません。自分の努力の仕方と人生の優先順位のつけ方が間違って  いたのです。 ・あの時にもっと頑張ればよかったのにと後悔はしないことです。後悔する  暇があったら、「いま」に全力を尽くし、前に進むのです。 ======================================================================= いかがでしたか? 本試験まで残り5日。頑張ってくださいね! ======================================================================= 資格の学校TAC  http://www.tac-school.co.jp/ Copyright(C)2009 TAC Co.,Ltd. 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