平成28年(2016年)度 合格者座談会

合格者座談会

合格体験記「合格者の生のコトバ」(Click!)

4Aを軸に司法試験合格!

司会
皆さん、司法試験合格おめでとうございます!早速ですが、4Aは司法試験で使えましたか?
塩見: 確実に使えました。論理的に考えれば、法律問題を解く際には絶対に4Aを使うことになるだろうという気がします。①当事者がいて、②何か実現したい思い・言い分があって、③それをどうやって法的構成してあげようか、そして法的構成した④条文の文言に問題文の事情があてはまるのか、という作業を踏まないことには法律問題は解決できないと思います。
守屋: 私も使えたと思います。法律科目だけでなく選択科目の労働法でも4Aで解いていくことができました。公法系で出題されているような主張反論形式の論文式問題に限らず、あらゆる法的問題で、主張反論という対立軸があって初めて問題点がかみ合ってくると思うので、4Aの考え方は、全科目どんな問題でも応用できると思います。
藤川: 私は中村先生の答練の解説講義で4Aの基本的な考え方を身に付けた後、ロースクールで基本書や演習書を使って知識の肉付けをしていったのですが、最終的に司法試験の論文過去問を解くに当たっては、やはり4Aの考え方が根底にあるのかと思います。自分が肉付けした部分というのは、4Aの処理手順が自分の中で既に確立された後の、法的構成やあてはめの部分を拡充していったにすぎないと思います。

勝因は“基本(過去問)の徹底”と
“手を広げない”こと

司会:
ありがとうございます。では、皆さんの司法試験の勝因を教えてください。
藤川: 勉強面では、過去問から離れなかったことが良かったと思います。普段から過去問を通じて全ての問題に共通する処理手順を確立していけば、それはもちろん本試験でも使えると思います。
守屋: 私はH27年の司法試験で散々な成績で不合格になってしまったのですが、合格発表後の半年間でできることはすごく限られていると思い、手を広げず、自分の身の丈に合った勉強をずっと続けてきたことが勝因だと思います。本試験受験後から合格発表前までは、先輩の話を聞いたり予備校をどうしようかなど色々悩んでいて、あまり勉強できなかったのですが、それからは過去問をひたすらくり返すという先生のお話をそのまま実行し、合格することができました。
塩見: 一つ目の勝因は、“基本”を徹底したことです。ここでの“基本”とは、①皆が書いてくる基本・典型問題と、②本試験過去問です。本試験過去問は、試験委員が重要だと思っているからこそ過去に出題されているので、これも“基本”に入ると考えました。そして、① 4A論文解法パターン講義で扱われた基本・典型問題と②本試験過去問を徹底してくり返すことで、“基本”が完全に自分の血肉になっていったと思います。巷の“論証集”といった教材を見ると、それ以外の知識もたくさん載っていて不安に思ったこともありましたが、そんな知識は結局皆書けていないため、少なくとも合格するには不要でした。二つ目の勝因は、いかにして得点を最大化するかという“答案戦略”、いわゆる時間配分ですね。例えば、「設問1に時間を使って書き切るが、設問2で時間不足になる」ことと、「設問1をある程度書いたら設問2に移りそれなりの量の答案を書く」ことを比べた際、後者を徹底した方が総合得点を最大化できるという結論に至ったため、全科目で「この時間になったら次の設問に移る」ということを書き始める前に決めて、最低ラインを割ってしまう答案は絶対に防ぐよう意識していました。 。

ロースクール(法科大学院)での
学習にも4Aは役に立った!

司会:
ありがとうございます。では続いて、皆さんのロースクールでの学習スタンスというか、在学中に試験勉強をどのように行っていたか、教えてください。
藤川: 初年度については、ロースクールでどの程度予習・復習が必要か分からず苦労していたので、司法試験対策は夏休みくらいから(旧)司論文過去問を解く程度でした。秋学期が始まったら比較的余裕もできてきたので、(新)司論文過去問の答案構成を始めました。最終学年に上がるとかなり余裕ができ、ロースクールの講義がある時にも(新)司論文過去問の答案をフルで書いたりしていました。
司会:
なるほど。入学当初では試験対策をせず、ロースクールと試験勉強のバランスを見極めたのが大きかったということですね。ゼミなどは組んでいました?
藤川: 入学した時点では、主に(旧)司論文過去問ゼミをやっていました。最初は1時間程度で答案を書いて、ゼミの仲間で1問ずつ一緒に検討していたのですが、最終的に試験の直前期になると集まって検討している時間がもったいなく、自習室で各自時間を計って問題を解いた後お互いの席に答案を持っていき、ワードでコメントを打ってデータで送るようにしていました。
塩見: 私は、ロースクールに入学した当初、予備試験が目前に迫っており、予備試験合格のためまず短答過去問をひたすら解き続けることが最優先でしたので、あまりロースクールの予習に充てる時間がありませんでした。そこで、10 人程の予習チームを作り、最大限まで細分化して分担することで自分の予習分を減らすという作戦を採りました。予備短答に合格した後、論文に向けて勉強していた時期は、ひたすら「4A論文解法パターンテキスト」をくり返し、その時期のロースクールでの課題などは友人を頼っていました。ロースクールの定期試験でも、4Aで問題を最後まで処理するだけで比較的良い順位をとれたので、その後はほぼ司法試験系の対策に集中できました。
司会:
続いて、短答対策についても教えてください。
守屋: 私は、論文過去問を解いていて民法総則の範囲が出たらその範囲の短答過去問を解く…例えば論文式問題で代理が出題されていたら、虚偽表示とか代理以外の民法総則の短答過去問を全部解く、という感じで対策していました。短答過去問を解いた回数って、総回数だと数え切れませんが、論文対策にもなるように、短答過去問一つ一つが論文式問題、例えば一行問題だったらどうだろうというように、頭の中で答案構成していました。そして、論文対策も含めてあやふやな知識などは全部、自分が使っていた短答過去問集にまとめていました。
藤川: 私は短答に苦手意識がありました。よく過去問をくり返せばよいといいますが、私は過去問をくり返しても点が伸びている気がせず、文言が問題になる条文であれば、その文言に線を引いたりして地道に条文や判例を覚えていました。
塩見: 私は、短答は足切りにならない程度に得点できればよいと考えていたので、とにかく短答過去問をくり返し解きました。予備短答は2回突破したのですが、1回目の突破の際は3周程度、2回目は2周程度でした。次の司法試験を受験する際は、直前期は2周したかしなかった程度でしたね。最終的には“肢ごとに100%正答できる”ところまでを視野に入れて短答過去問をくり返し解いてはいましたが、司法試験は論文の方が得点効率は高いので論文で巻き返そうと思っていました。短答過去問で出題された知識を論文式試験で使ったりはしましたけどね。

一所懸命頑張れば必ず道は開ける!

司会:
では最後に、後進の受験生に向けてメッセージをお願いします。
塩見: 予備試験も司法試験も、今実力がある・ないに関わらず、正しい方法で一所懸命勉強すれば合格できる試験です。最初にどの道を選ぶかということと、その後も常に自分にとってのベストは何かを問い続けることを忘れないことが大切です。一所懸命に頑張れば、必ず道は開けると強く思っています。頑張ってください!
守屋: H28 司法試験の最年少合格者が21 才でしたが、この事実を見ても、司法試験に合格できるかどうかは知識の量によらないことが明らかです。ですので、法学の勉強と司法試験という“点取りゲーム”の攻略法はとりあえず切り分けて、目下の司法試験という“点取りゲーム”に特化した勉強をすれば短期合格は充分可能だと思います。頑張ってください!
藤川: 勉強面でも生活面でも“自分”を持ってほしいと思います。勉強面で言えば「手を広げない」ということにもつながりますが、「他の受験生がこういう教材を使うから自分も同じ(ような)教材を使おう」というのではなく、本当に自分が納得した上で選んだ教材を使ってほしいと思います。生活面では、私は毎日夜9時から勉強すると決めていたので、夕方6時にはロースクールを後にしていましたが、周りの同期からは、「もう帰るの?」「もっと勉強しないとヤバいよ」などと言われていました。生活面でも、他人の言動に惑わされず、“自分”を持って、良い生活リズムを組み立ててほしいなと思います。
司会:
ありがとうございました!

今回のインタビューに協力してくれた合格者

塩見 典大さん 塩見 典大さん
京都大学法学部卒業、神戸大学法科大学院修了。学習当初から中村充講師の4Aを学び、H27年の予備試験に論文式試験33位/口述試験1位という好成績で合格、翌年のH28年司法試験にも総合187位で見事1発合格を果たす。

■合格者ガイダンス⇒「司法試験合格に本当に必要なモノ」
■合格体験記⇒4Aは最も合理的な方法論
守屋 いずみさん 守屋 いずみさん
2015年中央大学法科大学院未修者コース卒業。2015年、初受験の司法試験において、下位約2%である4,800番台で不合格に。そこから中村充講師の「司法試験 4A論文過去問分析講義」を受講し、手を広げず過去問をくり返すことに専念した結果、2016年の司法試験では938位で見事合格を果たす。

■合格者ガイダンス⇒私が下位2%の成績から1年で司法試験に合格できた秘訣!
■合格体験記⇒中村先生を信じて下位2%から大逆転
藤川 新さん 藤川 新さん
2016 年慶応義塾大学法科大学院既修者コース卒業。2016 年司法試験合格。大学3年春より法律知識ゼロの状態から中村充講師考案の4A(4 段階アルゴリズム)を学び、司法試験に見事一発で合格。

■合格者ガイダンス⇒”落ちない答案”で確実に合格する秘訣とは?
■合格体験記⇒常に本試験を意識した講義・教材
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