法曹を目指すすべての受験生へ

2016年の予備試験最終合格率は、3.8%。その超難関試験に合格しても、その後にはより難易度の高い司法試験が待っている。そんな超難関試験で合格を掴み取り、法曹への夢を叶えるために必要なものは何か。挫折と成功を経験したTAC専任講師の中村充講師が受験生に贈るメッセージ。

担当講師

中村 充 講師
中村 充 講師

プロフィール

開成中高校卒→東京大学法学部卒→現在弁護士。徹底した試験至上主義から辿り着いた絶対的過去問主義に基づき、中学・大学受験、司法試験を突破してきた。その中で培われた受験テクニック・過去問分析手法は他の追随を許さない。司法試験においても、予備試験・法科大学院入試から新旧司法試験に至る全過去問が、頭の中にもデータベース化されている。このデータベースに基づいて、あらゆる法的問題に通用する普遍的な方法論(4A)を完成させた。

Input→Outputの弊害

 司法試験を受験しようと思い立った当時、私は、友人の勧めもあり、司法試験予備校の入門講座を受講することにしました。司法試験対策の勉強法が分からなかった私は、言われるままに受講を続け、1年後の短答式試験を受験しました。結果は、マークミスのために1点差で不合格…知識量は、合格ラインに届いていたのです。
 しかし、ショックから立ち直りかけたその年の7月、私は、短答式試験に合格したつもりで、その年の論文式試験の問題を解いてみたところ…手も足も出ませんでした。今まで自分は何をしてきたのか!さらに大きなショックを受けました。
 そこでようやく、自分が中学・大学受験で一貫してきた勉強法に戻ったのです…それは、本試験の過去問を徹底的に解いて、分析研究すること。これを始めてから、「ようやく本当の勉強が始まった!」という実感すらありました。
 結局、Inputする力とOutputする力は全く違います。どんなに多くの知識をInputしても、それを自動的にOutputできるようにはならないのです。
 このことは、中学・高校・大学受験業界では当たり前の共通認識ですが、司法試験業界では全くと言っていいほど問題視されていません。皆さんには、私と同じような遠回りをしないよう、最初から本試験の過去問を解き(Output)、その上で、そのために必要な限度で知識をInputすることを強くオススメします
 「いきなり本試験問題を解くなんて無理」って?…今ではそんなことありません。“4A”を使えば、法的知識のない高校1年生だって解けるんですから!まずは下記の「徹底的な条文主義」と「4段階アルゴリズム(4A)」を引き続き読んでみてください。

徹底的な条文主義

 本試験の過去問を分析研究するうちに、私は、論点等の知識ではどうしても解けず、本試験現場で考えて答えるしかない問題が毎年出題されていることに気づきました。このような問題に正解するには?…本試験現場で唯一参照できる条文を使って現場思考するしかない!そのためには、どんな問題でも、論点単位でなく、条文単位で解けるようにしておく必要があります。これは、論点への配点が減り、問題文の事情に条文を単に適用することへの配点が増えた近年の出題傾向にも合致しています。
 ですから、本試験問題を条文単位で解く訓練を積むとともに、そのために真に必要な知識を条文単位で整理してInputすることを強くオススメします
 しかし、基本書でもテキストでも、開いてみてください。条文が載っていますか?条文に書いてある言葉(“文言”といいます)を使わずに、条文を切り刻んでだいたいの内容を要約し、すりつぶして加工した上で、文末に申し訳程度に“(○条)”といった条文番号を付けているだけでは?…このように、条文単位の試験対策教材は皆無に等しい状況です。
 そこで、条文単位で試験対策できる、『条解テキスト』を新しく作りました。受験生時代から今に至るまで蓄積してきた本試験過去問の分析データを駆使し、本試験合格のために無駄・有害な知識は容赦なく削り、本試験合格のために必要な知識だけを載せる方針を徹底しました。結果、条文を載せたのに、どのテキストよりもコンパクトにできました。また、他のテキスト等に載っていない本試験合格に必要な知識も載っているので、実は網羅性も最も高いのではないかと自負しています。論点・判例・学説といった無数の知識は、全て条文から生まれてくるものですから、条文単位で知識を整理すれば、そこから生まれる知識を網羅できるのは当然なんですけどね。
 本試験合格に無駄・有害な知識を網羅していても、本試験合格に必要な知識を網羅していなければ、意味がありません。

4段階アルゴリズム(4A)

 条文単位で問題を解くうちに、論文答練等で合格点に達した答案も出てきましたが、当たり外れがあって安定しない状態だったので、どんな問題でも安定して合格ラインを確保することができないか?と考えるようになりました。
 そこで、全過去問を統一的に処理できる手順を分析研究して、合格した論文本試験のわずか1か月前にようやく見出したのが、4段階アルゴリズム(4A)だったのです。
 合格後も、司法修習や実務におけるノウハウ・経験等も加えて改良を重ねた結果、(新)司法試験・予備試験・上位法科大学院入試の、主張反論を展開させる出題形式にも合致する形に完成しました。
 そして、4Aを使って講義をしているうちに、法的知識のない人でも本試験問題が解けることも分かってきました。極めつけは、法的知識ゼロの高校1年生約30人に、4Aを使って予備試験平成23年度論文式試験の刑法の問題を解いてもらったときに、合格答案顔負けの素晴らしい解答が続出したことです。高校1年生でも解けるのか…と、そのときはびっくりしましたが、法的知識がない方が、法の枠に捕らわれず柔軟な思考が展開できるというのは、大学生や社会人の初学者を指導していてもよくあることでした。やはり、いきなり知識をInputして、誰もが元々持っている柔軟な思考力を奪ってしまうのはもったいない!だからこそ、4Aを使って、法的知識ゼロのままで本試験問題を解く中で、柔軟な思考力を奪うどころかさらに向上させるため、本試験合格に真に必要な知識だけをInputするにとどめてほしいのです。
 法は、“常識”に基づいて、日本語で書かれている以上、決して法律家の独占に属するものではなく、多くの人に開かれるべきです。裁判員制度等も定着して法の世界の敷居が低くなってきた今、4Aを使って、全く知識のない状態から最短ルートで、法律家として羽ばたいてください!


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