法科大学院生日記
「2012年完成目標 法律総合講座」の教室講座で、クラス担任として受講生の皆さんをフォローしているLA(レッスン・アドバイザー)は、現役の法科大学院既修者コース在籍生です。
法科大学院入試を目指して既に勉強を開始している皆さんや、法科大学院入学を検討中の方に、法科大学院在籍生ならではのUP TO DATEな情報を、『法科大学院生日記』として、これから定期的にご提供していきます。
法科大学院生日記第30回のテーマ:【ロースクールでの活動について】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 慶應LSには、珍しく複数のサークルと図書委員会があります。サークルはフットサル、バスケ、テニスの三種類です。委員会としては図書委員会だけが存在します。私は後期から図書委員に所属しました。主な活動は自習室の書架整理と、購入した本へのラベル付けです。自習室の書架といっても、三階分に分かれているので私たちは分担して作業します。折角綺麗にしてもすぐに散乱してしまうので、最低1週間に一度は書架整理をすることにしています。時折ぼろぼろになってしまった本に出会うことがあります。そのような本はテープで補強しながら使っている現状です。基本書はみなが使うものだから、丁寧に使ってほしいと強く思います。他にも図書委員会には先輩が教えてくれる「ゼミ」の存在があります。今は教えてもらうばかりですが、しっかり実力をつけて後輩たちに教えられるように頑張りたいと思います。最後にこのようなところで書いてよいのか分かりませんが(笑)、なんといっても飲み会の楽しさがあります。後期試験を終えて仲間たちと飲む酒が今から待ち遠しいですね。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今回は勉強の話から離れたことを書きたいと思います。 意外に思われる方が多いと思いますが、ロースクールでは部活動が存在します。 一橋ローではサッカー部とバスケ部があります。どちらも1ヶ月に1、2回近くのグラウンドや体育館で活動しています。部活といっても試合をやったりして適度に楽しむといった程度ですので、経験者である必要はありません。一橋ローで存在する部活はこの2つですが、ソフトボールやバレーボールも時期によってやることがあります。一橋ローは人数が少なく規模が小さいので、他の大きなロースクールだともっとあるかもしれません。 毎日勉強していると運動不足になってしまいますし、適度な運動はリフレッシュにもなって、勉強にやる気もでると思います。部活をやっているからといって必ずしも成績が落ちたりしないので(たぶん)、興味がある人はぜひ参加してみてください。 夏休みにはロースクールカップと呼ばれるものがあり、他のロースクールと試合をすることもあります。自分は参加しませんでしたが、かなり白熱した試合になったようです。 こういったイベントも楽しみつつ勉強を続けられれば、ロースクールは楽しく過ごせるところだと思います! |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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私は、ロースクールでは授業と自主ゼミ以外の活動にはほとんど参加していません。ですので、他の課外活動のようなものについては詳しくありません。認識している僅かなものについて若干紹介したいと思います。 まず、中央大学法科大学院にも、サッカー部やバスケ部などは存在しており、部員募集のポスターやロースクール対抗の大会の写真をよく目にします。 また、租税法選択者によると思われる租税法研究会という団体が、よく貼り紙をしています。頻繁にゼミを開くなど、唯一活発に活動している印象のある団体といっても過言ではないと思います。 他にも機関紙中央ロージャーナルを編集する団体なども存在しているらしいです。まだまだ他にも私の知らない団体もあると思います。 このように私の認識も相当薄いのですが、通常の学生以上に学業が本分であり、学部が併設されている訳でもないので、課外活動はそこまで盛んではないと思います。とはいえ、ロースクールの歴史自体が浅いせいもあると思いますので、みなさんが入学するころにはもう少し充実しているのかもしれません。 |
法科大学院生日記第29回のテーマ:【各ロースクールの良いところ・悪いところ】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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一橋ロースクールの良いところとしては、設備面で言えば24時間自習室が使えることです。1人暮らしであればいくらでも勉強できます。授業は新司対策をするわけではありませんが、基本的なことから応用力を養うことまでカバーしているので、結果的には新司にも十分通用する力を授業によってつけることができると思います。特に会社法・行政法は、既修で入っても一からやるので、基本がしっかり身につきます。また人数が少ないので、ゼミ等も組みやすく、切磋琢磨していこうという雰囲気があると思います。 悪いところは、自習室以外の設備がよくないことです。図書館の蔵書数は少ないうえに新刊は中々置かれないです。パソコンの数も少ないですし、印刷するのにもお金がかかります。そうすると、結局本を買わざるを得ず、金銭的にきつくなるときはあります。ゼミ室も少ないので不便に感じるときはあります。 不満はところどころありますが、勉強する環境としては悪くないと思います。気になる方は見に来てみてください。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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慶應LS(ロースクール)の良いところは、大きく三つほど挙げられると思います。まずは教員の充実です。先生方はご活躍されている人ばかりで、授業でも熱い議論が交わされています。憲法でいえば小山剛先生や駒村先生、刑法では伊東先生、民法では片山先生、刑訴では安富先生、民訴では三木先生、行政法では橋本先生、要件事実では田中先生、労働法では山川先生、租税法では佐藤英明先生など有名です。みなさんもどこかでお名前を聞いたことがあるのではないでしょうか? 次に設備の充実です。LSは他の施設から独立しており、一つの建物で全ての授業を受けることができます。使うのは主に地下4階から地上3階です。自習室は1階から3階までにあり、図書室の自習スペース(地下4階から地下2階部分)と合せると相当数揃っており、足りなくなることは基本的にありません。また、大学と同じ三田キャンパス内にあることから、広い食堂と生協を使うことができとても助かっています。 最後に縦と横の繋がりの強さ、仲間の目的意識の高さです。LSを卒業された先輩方が実務家ゼミを開いてくださり、任意に取ることができます。また自主ゼミもさかんに行われており、自主ゼミ文化と最近は呼ばれるまでになっております。教授とのオフィスアワーの予約も取りやすく、教授との距離も近いのも特徴です。このような利点を日々の勉強に活かしていけば、合格はぐっと近くなると思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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中央大学法科大学院の優れているところは、法学教育の伝統と、全国的なOB・OGのネットワークといった点だと思います。 もっとも、自分は、所詮合格を果たしてもいない、一法科大学院生ですので、あまり偉そうなことはいえないんですが……合格率という客観的な数字、そしてブランド力において、中央大学法科大学院より優れている法科大学院も多々あると思います。しかし、中央大学は、非常に面倒見が良いとされている大学院で、実際入ってみて、授業を通じての法学教育や、充実した奨学金などの制度、自習室等の設備からそれが伝わってきましたし、やる気を持った個性的、独特な同級生や先輩を見ていると、毎年コンスタントに合格者を出している理由がなんとなく分かってきた気がします。合格率や名前も大事だと思いますが、どこのロースクールにいったとしても一定数の人間は、一発合格をすることはできません。いったい自分がどういう人間なのか。どこなら勉強に励めるのか。それを考えて学校選びをしていただきたいと思います。 |
法科大学院生日記第28回のテーマ:【新司法試験の問題を解いてみて思うところ】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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2011年の試験を解いてみました。初めて全科目を通して解き、いかに新司法試験が体力を使い、また時間の足りない試験なのかを思い知らされました。書いたものは現在TACの過去問分析答練に提出中です。 さて公法系から順に見ていきましょう。憲法は権利決定でかなり差がついてしまった問題でした。私も営業の自由と表現の自由のどちらで論じればよいのか相当迷いました。しかし迷っている間に時間は過ぎていきます。結局どちらも書くことにしたのですが、あてはめが薄くなってしまい点は伸びませんでした。また余り問題にならないことを書いてしまい、反省しました。行政法では誘導間の繋がりを見い出せず、出題意図に沿うことが全く出来ませんでした。行政法は今まさに勉強中なので、ここから挽回していこうと思います。 次に民事系です。民法は比較的丁寧に論じていくことが出来ましたが、時間を超過してしまいました。問題文を短い時間で把握する能力を養わなければならないと痛感しました。民事訴訟法第二問は独立当時者参加と共同訴訟参加の要件にあてはめるだけでしたが、正確にできず、いかに基本が疎かになっているかに気づけました。また今年から特に民事訴訟法の出題趣旨が長くなっており、よりしっかり読まねばならないと思います。会社法は423条がまた出題されており、よく出るところは正確に書けるよう準備しておかねばなりません。 最後に刑事系です。刑法ではよくやる過ちを繰り返してしまいました。行為を細かく分断して考えてしまうのです。問題文が長い中でこのミスは致命的になってきます。答案構成段階で、問題となる行為がいったいどこなのか、普段から強く意識していかねばならないと思います。刑事訴訟法は主に別件逮捕、拘留と伝聞の問題でした。伝聞は過去問で出尽くしていると言われています。早めに全て解き、伝聞への苦手意識を克服していきたいと思います。 しばらくすれば、採点雑感ないしヒアリングが法務省から発表されると思います。法科大学院の授業の合間を縫って、きちんと読むことを怠らないようにします。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年の新司法試験の問題はまだ解いていませんが、今まで自分が解いてきて新司法試験の問題について感じたところを書いてみようかと思います。 新司法試験の問題は旧司法試験に比べて問題文がかなり長くなっています。事実関係が多く書かれており、事実評価が大事であって、今までたくさん書いてきたであろう論証というものはあまり必要でなくなってきているのかなという印象です。(もちろん最低限は必要だと思いますが。)どちらかというと、どんな事案が来ても自分なりに事案を解決するための結論を導き出す力を試している感じがします。 新司法試験は始まってからの年数が浅いので、平成18年の最初の問題に比べれば、最近は問題形式が変わっている科目もあります。この点には注意が必要です。 また、新司法試験では丁寧な出題趣旨が公表され、採点実感もあるので、試験委員の求めているレベルを把握することができます。合格者の方のアドバイスにもあったのですが、試験に合格するためには試験で求められていることを書くことに尽きるので、試験委員の意図をつかめるように練習することが必要になってくると思います。 私も実際に解いてみて、現段階では合格レベルに達しているとは思いませんが、到達目標を明確にしておくことで今後の勉強の指針にもなると思うので、早めに取り組もうと考えています。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年の新司法試験の傾向と対策について語る力は、まだないと思いますので、より一般的なテーマとして、新試験と旧試験やロースクール入試の問題の違いについて書きたいと思います。 新司法試験は、他の試験に比べ、とにかく問題が長いです。そして、問題には多くの事実が散りばめられており、その一つ一つを拾い、評価を加えることに多くの点が振られているといわれています。もちろん、法律論はその前提となりますが、あくまで前提です。事実をしっかり拾わないと点は伸びないようです。 また、原告、被告双方からの主張を考えさせた上で、自分の判断を書かせるといった問題や、複数の考え方について言及することを求めた上で、事案の処理として、どの考え方が適切かといった問題も出てきます。また憲法で、訴訟選択を求められたことに、個人的には驚きました。 このような点から、新司法試験は、これまでの旧試験やロースクール入試とは違い、より実務に近づいた問題形式であるといえると思います。 試験委員の先生方が時間をかけて作られた問題について、自分があれこれ言うのはおこがましいかもしれませんが、新司法試験対策にはとりあえず過去問をやることが挙げられるように、新司法試験の問題は練られていて、得ることも非常に多いです。みなさんも是非一度解いてみることをお勧めします。 |
法科大学院生日記第27回のテーマ:【新司法試験合格者にお話を伺って思うところ】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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私は今年の新司法試験合格者15人ほどにお話を伺いました。結論から先に申し上げれば、みなそれぞれの勉強方法があります。しかし、多くの方々に共通するところはあると思いましたので、本日はその点につきお話したいと思います。 論文合格のために必要なことは、主に四つ挙げられると思います。一つ目は、何と言っても過去問分析の徹底です。これはほぼ全員の方々が口を揃えておっしゃっていました。敵を知ること、ゴールから逆算することが大切だと言います。そのためにも、早めに問題を解いて欲しいとのことです。出来る限り時間内で解くことを意識し、出題趣旨は採点表だと思って読み込めとのことでした。二つ目は、三段論法の大切さです。ここでお話ししたいのですが、残念ながら字数の関係から省略します。一言述べるとすれば、規範とあてはめをしっかり分けること、趣旨からの論証を織り交ぜていくことが大切だと思います。三つ目は情報の一元化、基礎知識の確認です。これは以前の日記でも述べましたね。ロースクールの授業をいかに司法試験に繋げていくかです。この一元化について以前悩んでいると書きましたが、私の中ではようやくまとまりつつあります。基本的には判例百選を中心にしていこうと思います。四つ目は、弱点を潰すことです。自分の弱さと向き合うことは辛いですが、普段の定期テスト前の勉強を活かして潰していこうと考えています。 最後に精神論を言えば、最後の最後の最後まで諦めないこと。これだけは全員共通していました。私も諦めないことをここに誓いたいと思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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まず、自分が合格しているかどうか、発表までよく分からなかったという方が多いと思いました。新司法試験の論文試験では、長い事例に資料が添付されるものもあるので、その場で、条文や資料にしがみついて、事案を拾いつつ、思ったことをそのまま書いてきたが、果たして何を書けば正しかったのかということが結局良くわからず、結果は分からなかった。たまたま自分は人より評価されただけだ、というような方が多い気がします。謙遜も多少あるのかと思いますが、よく分からない問題が出ても動じず、基礎を踏まえたうえで、応用させて立ち向かう力を普段から鍛えておく必要があると思いました。自分の場合は、まずは基礎固めからですが…。 また、勉強法について伺うと、過去問はほぼ必須なようですが、使用教材や、勉強法は人によって大分差がありました。しかし、お話を伺うと、一人一人が、「これをこう使った」「これを重視した」というように受験生活を語ることができ、人に語るだけの量や質を備えた努力をしてきているのだなと感じました。ロースクール二年間も含めれば、受験まではそれなりの期間があるので、やはり合格した方は、合格するだけのことを長い時間をかけてやってきているな、というのもまた私の認識です。 そして、何より、試験が長丁場というのもあり、あきらめずに戦う健康な精神と体が、合格にもっとも重要なものの一つのようです。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年の新司法試験合格者の話を聞く機会がありました。 総じて合格者の方が言うことは、基本をしっかりやるということです。自分でも自覚をしてはいるつもりなのですが、それでも基本をおろそかにしてしまいがちな面はあり、難しい議論ばかりにとらわれてしまわないように気をつけなくてはいけないと思います。 他に合格者の方がよく話題にしていたのは、自主ゼミの運営についてです。自主ゼミは、ロースクールの授業と同等、もしかしたらそれ以上に重要な位置を占めているのではないかと最近になって思うようになったのですが、先輩方もそのように感じていたようです。自主ゼミは友人同士で組むことが多く、馴れ合ってしまったり、疑問が解決しないままなぁなぁで終わらせてしまったり、勉強した気になってしまうなど、色々と弊害があるところです。自主ゼミを組むのであれば遅刻は厳禁、答案の添削は厳しく、予習もしっかりするなど、真剣に取り組むことが大事だと口をそろえていました。 司法試験は自分との戦いになってしまう面もあるのですが、仲間と合格を目指して切磋琢磨していくことが大事なのだと改めて認識しました。 |
法科大学院生日記第26回のテーマ:【予備試験論文合格発表を受けて】
※最終合格発表前の原稿です。
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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先日、予備試験論文合格の発表がありました。まず人数に関してですが、合格者人数は123人。短答式を受けた人は6410人でうち合格者数は1399人、合格率21.8%。論文を突破した人は全体で1.9%というわけです。さて、まだ最終合格発表が出ていない段階なので、断定できませんが旧司法試験の終盤に比べれば受かりやすい試験ではないかと思います。もちろんその先に新司法試験が待っているわけですが、予備試験に受かるような人は新司法試験にも受かると言われております。ロースクール授業料約400万円と2年間という期間が省かれるとなると受ける価値は高いと思います。もちろん社会人の方もですが、在学中の大学生の旧司法試験に代わる、合格目標の一つになるのではないかと考えています。 さて、私が知る範囲で短答を受けた知り合いは5人います。3人はロースクールの在学生です。1人合格、1人不合格、もう1人の合否は分かりません。1人の短答合格者も論文試験が法科大学院の期末試験と重なってしまったことから受けていませんでした。本人も力試しで受けていたそうなのですが、少しもったいないように思います。残りの2人は大学の4年と3年の後輩たちで、4年生はなんと論文試験を合格しました。実に優秀です。3年生も短答式は合格していたので、来年がとても楽しみです。 予備試験合格も険しい道のりだと思いますが、先に述べたように時間とお金をかけない方法として選択する価値は十分にあると思います。私は予備試験を通ってきた人と司法試験を受けるのを楽しみにしています。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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予備試験論文試験の合格発表が先日あったようです。短答式が比較的多く合格したことと比べ、合格者はかなり絞られている印象でした。ここから口述試験もあるので、最終的な合格者は100人は切るかもしれません。あまり合格者を増やしてしまうと法科大学院に入学する人が減ってしまうからでしょうか……。 当然ではありますが、ロースクール入試にくらべて、予備試験はかなりの難関という印象があります。今後はどうなるのかわかりませんが、予備試験のみを最初から念頭において合格を目指すのはかなり厳しい道になるかもしれません。 しかし、ロースクールを目指すにしても、予備試験に対して本気で合格を目指して勉強するといいと思います。予備試験は当然ロースクールの入試より難しいです。受験するメリットとしては、短答式の試験はほぼ新司法試験と同じですし、論文試験も新司法試験を意識した内容になっているので、学部生の頃から新司法試験で要求されている能力を把握することができると思います。また、予備試験では司法試験の雰囲気を味わうことができるので、それは必ずいい経験になると思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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予備試験の論文式試験では、123人の合格者が出ました。といっても、結果を知ることを避けていたので、この原稿を書くにあたり、初めて法務省のページで結果を見て、数字を知りました(ちなみに、「新司法試験が、旧司法試験の終了に伴い司法試験となります。」との告知がされていて、当たり前のことなのですが、驚きました。)。 まだ口述試験があると思うので、もう少し数字は変わると思いますが、123人というのは、個人的には多いなという印象を受けました。自分の後輩にも、合格した人間がいるようです。これからは、優秀で、早期の合格を目指す人間にとっては、この道を選ぶことになるのでしょう。 法科大学院に通うことなく、新司法試験を受けることが出来るというのは、お金の面でも、期間という面でも非常に魅力があります。自分の大学生時代にあったとしても到底受かるとは思えないのですが、なんとなく「自分はなんでわざわざロースクールに通っているのだろう」と思ってしまうのではと思い、結果には触れないようにしていました。とはいえ、現実として、そういう優秀な若い力と本試験で戦わなければいけないので、結果は受けとめなければなりません。 制度的には、予備試験に合格すると、来年度の新司法試験受験まで期間が空き、その間のモチベーションの維持が課題かなと思います。一人で勉強し続けるのはつらいものがあるので……。その点は、法科大学院に通って、試験を目指すルートの魅力だと思います。 そういった点も踏まえて、今大学生の方は、自分の時代の旧試験のように、学部のうちは予備試験の受験をして実力を磨き、そこで受かればそのままその先へ行き、そうでなければ法科大学院を受験という形をやはりお勧めします。 |
法科大学院生日記第25回のテーマ:【裁判傍聴に行こう!】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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2011年9月5日に東京地方裁判所、東京高等裁判所へ法廷見学に行ってきました。これは前期の民法クラスを担当してくださった派遣裁判官の先生が、主催してくださったものです。裁判官の先生方の部屋や、普段見られない合議室なども見せて下さりました。そして、なんと高等裁判所では部長からの事案説明を受けた上で、口頭弁論を見るという大変貴重な機会を得ました。離婚訴訟では和解へ導こうと、両当事者に上手に働きかけておられました。一方で市民が税金関係で国を訴えた訴訟では、当事者に絶妙な質問を投げかけ、争点を解きほぐしていきました。思わず聞き入ってしまったほどです。 東京地裁では証人尋問を見ました。日本臓器移植ネットワークが日本ユニシスグループの子会社を損害賠償請求で訴えたものです。額にして1億円! お互い一歩も引きません。請求内容はケースの表示部分を(社)日本臓器移植ネットワークとしなければならないのに(株)としてしまったことで、多くを作り直し、発送し直し、結果として1億円もの費用がかかったというものです。本来は2000万円の案件だったのですが、たった(社)と(株)の1文字の書き間違いで損害は1億円にものぼってしまったそうです。その裁判で私は反対尋問の鋭さ、厳しさを初めて知りました。残念ながらここで語るスペースはないのですが、反対尋問は弁護士の仕事の中でも、難くも面白いと思います。 最後に裁判官の方々と懇親会がありました。気さくな人ばかりで、今まで固いばかりの裁判官に対するイメージが変わりました。みなさんも是非一度法廷へ足を運んでみてください。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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みなさんは裁判傍聴に行ったことはあるでしょうか。私も何回も行ったわけではありませんが、裁判傍聴はとても有意義なものになると思います。 まず、実際に裁判を見ることで訴訟手続の勉強にもなります。これは民事訴訟法や刑事訴訟法を学んだ後にいけば効果は絶大です。訴訟法というものは具体的イメージが持ちにくく、苦手意識を持っている人がいるかもしれませんが、これは訴訟手続が自分の日常からかけ離れているように思えるからではないでしょうか。裁判傍聴にいけば、自分が勉強している部分が法廷という目に見える形で現れることになるので、強く印象に残ると思います。 もちろん、訴訟法を勉強したことない人でも、裁判所の厳格な雰囲気を味わうことができますし、自分も法曹になってみたいという思いが強くなるかもしれません。 お勧めなのは、刑事事件の証人尋問などです。テレビドラマとかでやっているものとは少しイメージが違うかもしれません。それでも、反対尋問する弁護士の姿を見ていると、まさに弁護士の醍醐味といった気がして憧れます。 以上のように、裁判傍聴は机での勉強以上のものが得られると思います。試験勉強の合間の息抜きにでもぜひ行ってみてください! |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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法曹を志望する方でしたら、一度は、裁判傍聴に行こうと思ったことがあると思います。普段の生活では、法曹、特に裁判官と接することはほとんどありませんし、実際の裁判を見ることは全くといってないでしょう。そこで、表題のとおり、裁判傍聴に行くことは有益だと思いますので、是非行ってみると良いと思います。 しかし、どんな訴訟のどんな期日かもよく分からないし、裁判所は荘厳な雰囲気を有していて、なかなか「行こう!」と思い立ってふらっと行くというのは難しいと思います。 そこで、ロースクールや大学主催の法廷見学会に参加されると良いと思います。 私も夏休み中に、ロースクールの派遣裁判官が主催する法廷見学会に参加しました。このイベントでは実際の民事事件の傍聴をした上で、その期日で行われたことや争点について裁判官から説明していただき、加えて裁判官の仕事についてのお話も伺うこともでき、実務のイメージを少しつかむことができました。また、弁護士の先生の法廷での立ち回りもスマートで、見ていてモチベーションも上がりました。 自分はこのような薄っぺらな感想しか抱きませんでしたが、やはり傍聴から得ることは多いと思いますので、こういうイベントがあったら是非参加をおすすめします。一度は傍聴に行ってみることは、法曹を目指す方にとっては、ある意味将来の職場ですので、意味があることだと思います。 |
法科大学院生日記第24回のテーマ:【後輩たちの法科大学院受験結果を踏まえて思うこと】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年の後輩たちの私大ロー受験結果を踏まえてみると、やはり基礎知識(条文・趣旨・百選掲載レベルの判例)がしっかりしている人は受かっているなという印象を受けました。基礎知識がしっかりしていない人は見当違いのことや間違ったことを書いてしまったり、そもそも論じるべき点に気づかないことになってしまうからです。 いくつかの私大ローの問題を見せてもらいましたが、基礎知識をしっかり書けるかという問題と、基礎知識を前提に応用する能力があるかどうかの問題が出ているところが多いです。応用問題は解けない人が多いので、実質的には基礎知識がしっかり書くことが合格の分かれ目になるかと思います。最近はこの傾向が顕著な気がするので、今後受験する方は意識して欲しいかなと思います。基礎知識が大事だと過去の日記でも何回も言っている気がしますが、それくらい重要だということです。 やるべきことは基本知識の定着だけです。自分の周りにも私大ローに落ちてしまってから猛勉強して受けた国立ロー全てに合格した方もいますので、あきらめずに最後まで頑張ってほしいと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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1年前を思い出しますね。後輩たちのLS(ロースクール)受験を踏まえて思うところを少しだけ述べたいと思います。まず私大について聞いていると、みな無事に決まったそうなのでほっとしております。もちろんよい結果を残した子もいれば、かなり苦戦している子もいます。このような結果はどのようにして生まれるのでしょうか。 まず、アウトプットの量に違いがあると思います。総じてよかった子は、勉強の早い段階から答案を書く練習を並行していた、という点で共通するところがあるのです。次に、早めのスタートダッシュも重要になってくると思います。慶應LS、中大LSどちらも学費全額免除を確保した子など、1年の頃から旧司に合格するべく勉強を続けていました。やはり早めの勉強はアドバンテージになるでしょう。そして、どんなに辛くても大学に来て勉強するという習慣を付けることが重要だと考えます。もちろん質がよくない勉強ではいけません。しかし自習室にいる時間が長ければ、お互いに情報交換をし、刺激し合い、質も高まっていくように思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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あまり大学の後輩とのつながりは強くないので、自分が風の便りで聞いた話をもとにして書くことしかできませんが……。まず、受験生の構成として、大学の三年次で既修コースを受けて、大学を早期に卒業し、進学を目指すことも一つの選択として去年以上に当たり前になってきているようで、私大についてはとりあえず合格する子も出てきているようです。そこが、個人的に変わってきていると思った点です。 また、上位ローに受かり、学費免除などを取っていく人達は、もちろん頭もすごく良いのですが、やはり早くから継続的に努力してきた人達であると思いました。 大学時代には、その時にしかできないことも多く、自分は色々なことをやっておいたほうがいいと思います。また、人によって才能やモチベーションなどの差もあります。 しかし、この道を志すのでしたら、予備校を利用するなどして、早い段階から対策をし、本気で取り組んだほうが無難で、後悔する可能性も少なくなるのではないかな、と結果を踏まえて何となく思いました。 |
法科大学院生日記第23回のテーマ:【今年の(新)司法試験の結果を踏まえて思うこと】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年の司法試験の発表が9月にありました。当初の構想では今年に3000人合格が目標だったのですが、その構想は裏腹に、今年の合格者数は約2000人にとどまり、合格率も23%と年々低くなっています。今後もこの傾向は続くことになると思うので、新司法試験合格の道はより厳しくなっていくことになるのは間違いありません。 その中で、一橋ローは合格率1位になることができ、純粋にうれしく思います。授業や自主ゼミでの勉強が新司法試験の結果にもつながっていくとわかったので、その点については安心することができました。一方で、この人は受かるだろうと思っていた人が落ちてしまったという話も聞き、この試験の怖さを実感しました。また、勉強をあまりしていないなという人は落ちてしまっているようでした。 結局、合格率が高いロースクールにいても、努力不足であれば落ちてしまうので、安心しすぎずに、今後も怠けずに勉強し続けていくことが大事だと思いました。 一橋ローの高い合格率を維持できるように頑張っていきたいと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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さて、平成23年度の司法試験の結果が出そろいましたね。合格者数は東大210人、中央176人、京大172人、慶應164人の順となっています。合格率でいえば、一橋57.7%、京大54.6%、東大50.4%、慶應47.9%の順でした。(小数点2以下切り捨て)その4校の既修1年目の合格率は、京大71.6%、東大71.0%、一橋70.3%、慶應60.7%(少数点2以下切り捨て)という結果です。 この数字が意味しているのは、やはり国立トップ3の合格率の高さです。後輩たちには私大に受かっても油断せず、国立入試に集中して欲しいと強く思います。そして、ここでもっと伝えたいことがあります。それは合格率が低いからと言って弱気になるなということです。今年の中央の合格率は38.1%とかなり落ち込みました。原因は何か、定かではありませんが、それでも受かる人は受かるのです。私が大学時代にお世話になった中央出身の中央LS(ロースクール)の先輩方は、誰1人欠けることなく5人全員見事に受かりました。また大学時代お世話になった法職中大出身の中央LSのチューターの皆さんも全員合格したそうです。一方で、去年落ちた先輩方は今年もかなり厳しい状況にあるとも聞きました。やはり初年度が山場なので、決して3年計画でいいや、などと考えずに、どのLSに入ろうとも一発目で受かるという強い決意をもって臨むべきだと思います。 今年くしくも受からなかった先輩方も、来年は受かることを祈るばかりです。私たちも、あと残すところわずか1年と7ヶ月、もはや秒読みに入っているという強い危機感をもって勉強していきます。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今年も新司法試験の全体の合格率は過去最低でした。これからも、どんどん下がっていくのでしょう。次々回の自分の時はいったいどの程度なのでしょうか。もう次々回は、自分の番であるということを考えただけでも、恐ろしいです。 中央大学法科大学院について個別に見てみると、例年どおり合格人数はそこそこですが、合格率については振るいませんでした。短答式試験の時点ですでに脱落者が多く、短答式の勉強をしっかりするようにとのお達しもありました。 全体、そして各法科大学院の合格率は確かに気になるところですが、自分が個人として合格基準に達していなければ、何人がそのラインを超えていても、ロースクール内部で何割受かっていても、何ら意味はないので、目安にする程度で、ただただ自分の実力の向上に努めようと改めて思いました。 また、合格者と飲む機会があり、お話を伺う中でいろいろなことを思いましたが、一番感じたのは、羨望です。ただただ自分も合格したいと思いました。 皆さんも機会があれば、合格されたばかりの方のお話を伺うと、合格の瞬間や、直前期についていろいろ知ることができていいかもしれません。 |
法科大学院生日記第22回のテーマ:【後期の授業について】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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2か月ほどの夏休みが終わった後、10月からは後期の授業が始まっています。一橋ローでの後期の授業は試験科目と関係ない法学教養科目の授業が多いです。必修で英語の授業があり英語が苦手な自分には辛いです。 一方で、教養科目が多い分後期の授業の予習は大変ではないなという印象を受けました。 そうすると、後期は自分の勉強の時間もある程度とることができそうなので、選択科目の勉強や、自主ゼミなどで試験対策をやっていきたいと考えています。 夏休み後は休み気分が抜けきらず、授業を日々の勉強の中心におかない分、自主性が要求されるためどうしてもだれてしまいがちです。そこで、毎日のノルマ(択一100問やるとか)を決めて、友人と相互監視することで動機付けをしていました。こういうことは1人で勉強しているときにはできないことなので、友人と勉強することの強みです(もちろん一緒に遊んでしまうこともありますが……)。 今はまだ2年の後期ですが、新司法試験まであっという間だと思うので、日々勉強を頑張っていきたいと思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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後期は前期に比べれば、法科大学院の生活に慣れてきてはいますが、夏休みで怠けた頭と体には、日々の授業をこなすだけでもなかなか大変でした。前期は早寝早起きに努めていたものの、夏休み後は、生活リズムを崩してしまったので、10時に始まる1限の授業に出席するだけでもきついという有様でした。 そんな後期も、授業期間中は、忙しさに追いかけられているうちに、本当にあっという間に時間が過ぎていくことを改めて実感しています。 前期との差は、後期が終わると、春休み期間で、多くの人がエクスターンに行くということでしょうか。恥をかかないように、法律のみならず実務上の制度などの知識も含めた総合的な自分の力を底上げしておくことも、後期においては大事なのかなと思います。 1月末のテストが終われば、既修コースの場合、早くも折り返しです。来年は授業の内容も発展的なものが多くなっていく上、新司法試験もだんだんと現実感を増して迫ってきます。焦りも感じますが、目標に向かって、一歩ずつ歩んで行こうと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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後期が始まってから第二週までは授業をお試しで受けてみて、後期に選択するか吟味していました。必修は民法総合II、行政法I、刑事訴訟法総合I、商法総合Iの四つです。選択科目はテーマ演習(租税法)、租税手続法II・III、租税手続法、司法制度論の五つを選びました。租税法関連ばかりですね。ここで選択科目を一通り固める作戦です。 一方で自主ゼミも再びスタートしました。後期に計画している自主ゼミは主に前期を引き継いでいます。1週間の必修科目を復習するゼミ、民法総合の答案を作成するゼミです。そして前期はリハビリゼミとして初見の簡単な民法事例を解くゼミでしたが、この度ロー民訴の残りの問題を解決していくゼミにバージョンアップしました! そして中間近くになったら、中間テストを検討するゼミに早変わりする予定です。1人で勉強しているとどうしても分からないところが出てきます。そういうときは仲間に率直に聞いてみることで解決する問題も多々あるのです。もっとも所詮学生同士ですから、解決しないものも多々あります。そのようなときは教授の下へオフィスアワーに行って解決することとなります。後期も日々の習慣を大切にして頑張っていこうと思います。 |
法科大学院生日記第21回のテーマ:【新司法試験対策と授業の両立について】
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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これは、法科大学院ルートで新司法試験を受験する場合、必ず話題となる重要な事項だと思います。 授業をこなしつつ、それとは別に、2年半で新司法試験に合格するだけの実力をつけるための勉強をしなければなりません。入学前から聞いてきたテーマで、当初は意識もしていたのですが、前期の自分は、授業の予習復習を行うことのみで時間を割かれてしまい、授業とは別に、自分の勉強計画を立て、継続的に取り組むということはできませんでした。 しかし、一部の科目については、授業自体が素晴らしく、履修したことでその科目の理解が深まり、新司法試験対策になったと、後期の今になって感じています。 合格者の中にも、法科大学院では、学部時代とは違い、授業の予習復習を重視したが、それがそのまま有効な試験対策になったという方もいます。このように、各授業の性質、内容や授業に対する姿勢によっても変わるもので、法科大学院の授業が新司法試験の対策とならないとは、一概にはいえないと思います。 もちろん、授業のみで試験に臨むというのでは不十分であり、自分の勉強は重要なものです。前期の自分のような状態を2年間続けるのは非常に危険です。 また、授業内容を無視して、自分の勉強に専念するというのも戦略としてありなのかもしれません。こういうことをしていても、受かっていく人もいます。 しかし、自分は、授業を適度に取り入れ、自分の勉強に影響させていくことが大事なのかなと思います。どうせ出席を強制され、授業を受けるのですから、いい面は吸収すべきだと考えるからです。 このように、両立といえば両立なのですが、両者を結びつけ、授業が終わった後に整理して、これまでの全てを問われる新司法試験に生かせる形に昇華させる。このテーマについては、抽象的ですが、それが自分の回答かなと現時点では思っています。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今回は、新司法試験対策と授業の両立について少しアドバイスができればと思っています。 一橋ローでは授業の成績と新司法試験の合格率はある程度比例しているようなので、まずは授業に全力を注ぐのがいいと思います。先輩の話を聞いたところ、一橋ローでは授業が新司法試験対策と全く異なる方向ではないようで、一見新司法試験とは関係ない授業をしているように見える授業であっても、後に振り返ってみれば授業が役立っていたと聞きました。したがって、授業のある期間は日々の予復習をしっかりしていればそれが新司法試験対策にもおのずとつながっていくと思います。 つまり、無理に授業と関係のない試験対策をして、両立しようと頑張る必要はないということです。実際、前期を通して新司法試験で求められている基礎的理解の定着を図ることができたと共に、深い思考力を養うことができたと感じています。 もっとも、答案添削を教授の方がやってくれるということはないので、答案作成という意味での試験対策は別途必要になってきます。そのため、自主ゼミで互いに答案添削して検討している人が多いです。授業とは別にやらなければいけないので、あまりに多くのゼミを組むと負担が重くなって辛いと思いますが、週一程度であれば、答案を書く感覚を失わないためにも有益だと思います。逆に、二年の前期の間はその程度で十分だと私は思いました。 以上の通り、まずは授業を一番大事にして、新司法試験対策は授業期間中に自主ゼミで少しずつやりつつ、授業のない長期的な休みの際に重点的にやっていくのがいいのではないかと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 今回は、私の悩みのタネでもある新司法試験対策と授業の両立についてお話しします。単刀直入に言えば、授業の勉強それ自体が一つの新司法試験対策になるようにしていくことが最重要といえるでしょう。それはどのようなことを意味するのか、今から説明していきたいと思います。 まず、刑法の授業を取り上げてみましょう。先生は一度に10以上もの判例を読むことを我々に課します。面倒だからといって百選の判旨だけを読むにとどめてしまう人、基本書のわずか2行程度の解説を見るだけの人も少なくありません。しかし、それだけでは大学時代と何も変わらないでしょう。そこから一歩踏み込むことを司法試験委員は望んでいるのであり、法曹に求められているものだと思います。調査官解説を読み、その判例の射程まで考えていくのです。実際の問題でどうやって活かされるのかを考える勉強です。 次に民事訴訟法でいえば、1回の授業で七つ、八つの論点に触れることもあります。そこでは、他説に触れ新しいことも多々学ぶのですが、ついついその場しのぎにしてしまうものです。しかし、ここに普段から使っている教科書なり、論証集なりに集約していく作業を加えていくのです。司法試験では、必ずや見たことがない問題が出ます。この方法により論証パターン化された思考を柔らかくすることができ、柔軟に考えることが出来るようになります。これは全科目に同様に言えることです。 最後に、授業だけでは補えないことがあります。それはアウトプットの練習です。いくら大学院の授業がソクラテスメソッドを採ろうと、答案を書くこととは意味が違います。そこで私たちは自主ゼミで書く練習をし、答案を叩き合うのです。このようにして両立を日々試みています。 |
法科大学院生日記第20回のテーマ:【エクスターンについて】
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| エクスターンは、2年次(既修者の場合、1年目)の春と、3年次の夏のどちらかに行くことができますが、3年次の夏は新司法試験対策に集中することを考え、2年次の春に行く人が圧倒的に多いです。 説明会では、教授が、他の法科大学院より質、量ともに優れているとおっしゃっていましたが、どこと比べてなのか、本当の話なのか、他のローの様子を知らないので分かりません。優れている点なのかは分かりませんが、私は、3週間集中して派遣先で研修を行う点と、個人事務所から大手まで全国の法律事務所が候補地として挙げられている点が、特色だと思います。もちろん法律事務所のみならず、有名企業の法務部や自治体へ行くことも可能ですが、これらについては受け入れ先、応募者ともに少数となっており、法律事務所に月から金まで3週間通って研修するというのが、大多数の人にとってのエクスターンであると思います。 現時点では、説明会を終え、応募の段階です。一定の成績をとっていれば応募は可能ですが、多くの派遣先は派遣人数が1人となっており、希望の派遣先が競合した場合は、成績順となります。四大事務所を含む、格好の良い渉外事務所などは奪い合いになるのだろうなとは思いますが、まだ希望を出す段階なので、派遣先決定の戦いの実態を知るのは、これからです。私の成績でも一応申し込むことは可能ですが、希望が通るかは怪しいです。今のところは、弁護士の業務を知ることのみならず、社会に出て研修すること自体にも大きな意味があると思いますので、自分の志望に沿った、一般民事を専門とする事務所に、希望を出すだけ出してみようかなと思っています。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| エクスターンとは、法律事務所や企業の法務部、官公庁に一週間程度派遣されて研修をすることです(就活生がインターンに行くことと同義だと思います)。一橋ローでは2年次の夏休み(未修者なら2年目、既修者なら1年目)に授業の一環としてエクスターンに行くことができます。つまり、単位認定してもらえます。 研修の内容は、契約書のチェックを任されるなど弁護士の仕事を体験させてもらえる事務所もあれば、特に仕事はぜずに裁判傍聴や打ち合わせに同席することがメインの事務所もあります。どの研修先に行くとしても、法曹の仕事を体感できる貴重な機会ですので、ぜひとも参加することをお勧めします。一橋ローでは50以上の研修先があり、自分の希望する分野に関する研修先が必ずあると思います。過去には研修先に司法試験合格後そのまま就職したという例もありますので、人脈を広げておくという意味においても非常に有益です。 私自身は、知的財産関連の事務所に研修させてもらいました。知的財産分野はまだ未開拓で、非常に奥が深くやりがいがあり、将来ぜひ関わってみたいと強く思うことができました。事務所の仕事以外にも、弁護士同士の勉強会に参加させてもらったりして貴重な経験をさせてもらいました。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 今回はエクスターンについてです。私は2年時春に行く予定なので、この夏は行きませんでした。そこで、仲間から仕入れた情報をもとに、エクスターンシップ(以下インターンシップを含む)一般についてまとめてみました。 慶應LSでできるエクスターンは主に4種類あります。一つ目は法律事務所でのエクスターン、二つ目は企業法務インターン、三つ目は公官庁エクスターン、四つ目に法テラスでのエクスターンです。 まず、法律事務所でのエクスターンについてです。法律事務所といってもその規模は多岐に渡ります。いわゆる四大ないし、五大法律事務所というものが日本の最大手事務所として存在しています。入るのはとても難しい事務所と言われていることからも分かるように、エクスターンでの倍率も高いものです。しかし、エクスターンで多岐のことが学べるかといえば、どうもそうではないらしいのです。余りに多くのことが出来る一方で、先生方が大変忙しく、自らが積極的に動かないと、ただ座っているだけで終わってしまうという実情もあるそうです。これに対し個人事務所であれば、仕事は限られますが、距離も近く丁寧に見てもらえるそうです。相談時に同席することができ、また事務所によっては起案等の経験もさせてくれるそうです。それぞれ事務所によっては専門分野が違いますので、自分の強みにしたい分野の法律事務所を選ぶのも一つの手ですね。 次に、企業法務インターンについてです。これは商社なら三菱商事、三井物産、メーカーなら、YKK、NEC等、通信ならKDDI等が毎年募集をかけています。企業内のことがよく分かり、視野も広がりとても勉強になるそうです。 そして、公官庁エクスターンについてです。これは、行政側の側面を知る貴重な機会と言われております。各公官庁としても、少しずつ新司法試験合格者を採るようになってきています。このエクスターンを活かし、公官庁での仕事の面白さを伝えていきたいという考えがあるので、行政側も力を入れているそうです。 最後に法テラスでのエクスターンについてです。これは一般的な法律事務所と少し違い、全国にあるため、地元でのエクスターンをすることが可能となります。このエクスターンは総じて評判が良く、かなり多くの経験を積ませてくれるそうです。特に法テラスはより市民に近い法律問題、多重債務、離婚、相続等に触れたい人にお勧めです。 以上のように、エクスターンといっても、その実態は多岐に渡ります。いくつ行ってもよいのですが、自分の勉強時間とのバランスを保つことが大切でしょう。 |
法科大学院生日記第19回のテーマ:【未修者コースの現状】
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 自分は既修者コースなので、未修者コースを実際に経験したわけではありません。しかし、既修者コースに合流するという形で未修2年目の方々と共に実際に学ぶ機会もあり、新試験の発表で未修者の結果をみることもあります。そこで、それらを通して、自分が感じていることに限られますが、未修者の現状をお伝えしたいと思います。 まず、法律の学習経験のない、法科大学院制度の設計上の未修者である、いわゆる純粋未修者と呼ばれる人たちは少数派となっており、学部であれ、予備校であれ、法律の学習経験がある人たちが多いというのが、法科大学院進学後に自分が感じたことです。 また、よく言われるように、全体としてみると、未修者の合格率は芳しくないのが現状であると思います。 しかし、既修で大学院に入るより、単純に試験への準備期間が1年のびることを考えると、未修者コースは悪い選択肢ではないと私は思います。 とはいえ、前述のように、純粋未修が少ないにも関わらず、合格率の低い現状を考えると、あくまで、既修コースにもなんとか受かるかもしれないが、2年後に新司法試験に受かるかは微妙という方が、1年多く力を蓄えたい場合に限った話ではあります。 もちろん、0から3年で合格される優秀な方もいます。ですが、現状を考えると、多くの方は、未修者コースの3年間で合格を目指そうという場合でも、予備校などで事前に法律を学び、既修と呼ばれてもおかしくないレベルで入学されることをお勧めします。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私は今年度に既修者コースで一橋大学法科大学院に入学しましたが、既修者コースで入学すると昨年未修者コースで入学した方と同じ学年になり、クラスも混合となります。 前期を通して未修者コースの方の印象ですが、かなり優秀だなと感じることが多かったです。一橋大学の未修者コースは新司法試験でも常に上位の合格率をたたき出しており、その実力が窺われます。未修者の中には法学部出身の方もいますが、純粋未修の方でも授業内容にしっかりついてきているので、昨年一年間でかなり勉強したのだろうと思います。これには人数が30人と少ないことが関係しているかもしれません。少人数によって勉強しなきゃという緊張感のある状況が作られているようです。また、一年間でみっちり5科目を学ぶので法律の基本的な考え方が安定するのだと思います。 もっとも、二年次から始まる会社法と行政法には苦戦しているようでした。既修者ですでに7科目やってきた人に比べると前期の負担は重かったようです。 それらを考慮しても、一年間で既修者に追いつくレベルまで達することが十分に可能だと思うので、未修者の方はぜひ一橋を目指すといいと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 未修者コースといってもその七割方の人は法学部出身であると言われています。それは新司の受験情報をみても明らかです。そのような点を踏まえた上で未修者コースの現状を少し話します。 未修者コースの人は出来る人と出来ない人がはっきり分かれるように思います。私の前期クラストップは未修の人でした。本当に優秀な方で授業での受け答えもほぼ完璧です。一方で基礎的な知識が定着しておらず、教授が確認程度で当てているにもかかわらず、答えられずに授業の進行を止めてしまう人もいます。おそらく残り三割の純粋未修の方だと思うのですが、やはり1年で追いつくことの難しさを表しているように思います。 しかしここで勘違いしてはいけないのは、トップはどうせ学生時代も法律を学んできた隠れ未修だろという考え方です。私のクラストップは、大学時代、一切法律の勉強をしてこなかった人でした。つまり1年で既修者を超える知識量と勉強量を補ったわけです。見習わなくてはいけないなと強く思います。よく言われるのが、学年のトップ層には本来少数派である未修者出身が少なからず含まれているというものです。(トップ層の人は過去95%〜100%の確率で新司に一発合格しています)それは人一倍負けまいと努力する姿勢が未修者コースにはあるからだと思います。 しかし、ここで一つ疑問が生まれます。未修者コースには七割近くも法学部出身者がいるにもかかわらず、どうして全体的に合格率が低いのだろうかという疑問です。3年あればより受かってよいはずだと思い、油断してしまう点は少なからずあるでしょう。そしておそらくは大学院1年生の多忙な予習・復習に追われてしまい勉強に穴が出来てしまうのだと思います。結局知識や論理の理解が定着せず、1年分のアドバンテージを活かせずに、中途半端なまま臨むこととなってしまうのではないでしょうか。つまり未修者コースを選択するには、3年あるからと油断せず、流されず、1年目からいかに時間を有効に使っていくかが鍵だと推測します。 |
法科大学院生日記第18回のテーマ:【法科大学院の設備・環境】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今回は一橋大学法科大学院の設備を紹介します。 一橋の最大の特徴は自習室が24時間開いていることにあるかなと思います。深夜遅くまで勉強することができるので近くに住んでいればそのメリットを最大限に利用することができます。もっとも、夜型になってしまう傾向はあるかもしれません。自習室は固定席ではないですが、座れないということはないと思います。 ロッカーは1人2個もらえます。また共用の研究室があるのでそこにも本を置くことができます。これだけのスペースがあるので特に不便は感じません。 法科大学院専用の図書館は正直小さいと思います。蔵書数も少ないですし、貸し出しもしてもらえません。学部の図書館は大きいのですが、法科大学院棟から行くのは少し面倒です。 PCはありますが、数は少ないです。また、印刷をする場合はお金がかかってしまいます。これがかなりの金額になります。他のローでは無料のところもあってうらやましい限りです。 食事は近くに生協の食堂があります。食堂以外にも大学周辺にご飯を食べる場所はたくさんあるので特に困らないかと思います。 メリットもデメリットもありますが、総じて勉強する環境は悪くないと思います。特に国立は自然もあり、落ち着いた町並みという周りの環境とあいまって、のびのびと勉強できるはずです。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 中央大学法科大学院は、法学部のある多摩キャンパスから独立し、市ヶ谷にあります。2棟のビルのような校舎のみで構成され、建物の内部は、自習室、教室、ゼミ室、図書館、模擬法廷など法科大学院に必要な施設が揃っているものの、コンパクトに設備が集中されており、以前も書いたかもしれませんが、大学院というよりは、予備校のような雰囲気だと評する人もいます。身近に楽しそうな大学生たちがおらず、学園祭などとも無縁という状況は、法科大学院生にとって、良い面もあれば悪い面もあると思いますが、独特の雰囲気を生み出しており、施設の状況もこのような様子なので、自分もあんまり大学院という感じではないかなと思います。 自宅派ではない限り、法科大学院生が、最も多くの時間を過ごすことになるはずである自習室は、ほぼ365日、8時から24時まで開放されています。最後まで勉強していく方も多く、飲み会などがあった後、学校の前を通ると煌々と明かりが灯されており、まだ勉強している人もいるのに自分は何を・・・とぼんやりと思うことも多々あります。 また、基本書などの書籍も取り扱う生協や図書館、IT環境も整っており、設備は勉学の支援には、十分な水準であると思います。 食事の面は、学食があり、付近に商店街もあり、四谷まで歩いていくこともできるので、十分かなと思います。私の場合、八王子の学部時代に比べると、格段に選択肢が増えているのでそう思うのですが、学生街を形成しているような他の大学の出身者にとっては、そこまで充実していないそうです。 ちなみに隣が防衛庁で、付近には機動隊の施設もあるというすごい立地で、一応新宿区ですが、治安は良すぎるほどだと思います。その点について心配される必要はないと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
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今回は慶應LSの環境・設備についてお話しします。 まず環境についてです。慶應LSは三田キャンパス内にあり、交通の便がとてもよいです。また大学と同じところにあるので、大学内の品揃えの良い生協や食堂が利用できるので大変助かっています。入学してくる学生のレベルはとても高く、バックグラウンドも様々で幅広い人間関係が築け、よい刺激になっています。 次に設備についてです。設備としてのメリットは、第一に自習室の充実が挙げられます。自習室スペースは1階から3階の各階に配置されています。机はかなり大きく作られたものを採用しており、椅子もクッション性の高いものが使われていると認識しています。そこで、ゆったり腰かけて、周囲に気を取られることなく勉強に集中できるのです。自習室の唯一のデメリットは自由席性をとっていることにあります。もっとも、朝早く来る人は先に席を決めることができるので、現実はほぼ固定席のようなかたちになっています。私もこのデメリットを逆手にとって、朝早く行くための理由にして朝型になりました。第二に、図書館の充実があります。地下2、3、4階が図書館になっており、席数・蔵書数ともに文句なしです。第三に、判例検索データベース等のネット環境の充実です。大学内では全て無線LANが使えることから、どこでもLLIを使うことができ、印刷機も多数配置されているので、手軽に印刷することが出来ます。 最後に、他のロースクールに比べて弱いところを、二つほどあえて挙げておきます。一つ目は自習室が使えるのは平日で23時、休日で21時までとなっているところです。警備上仕方がないのでしょうが、夜型の人は少し困るそうです。二つ目は印刷代が白黒で5円、カラーで15円かかることです。これもまた仕方がないのですが、間違ってカラーコピーしてしまうと大変なことになるので、十分気をつけています。 |
法科大学院生日記第17回のテーマ:【体調管理の大切さ】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| ロースクールでは何よりも体調管理が重要になってくるかと思います。それは病気になって一度休んでしまうと、継続的にやってきた勉強が台無しになってしまうからです。実際に体調を壊す人はいるようで、ロースクールの入学ガイダンスの際に、事務局の方から「毎年倒れる人が何人かいるのでやばいと思ったらすぐに病院に行ってください。」と言われたことをよく覚えています。 体調を崩してしまうと授業を休まざるを得ないので、休んだ分を取り返すのにも時間がかかります。仮に休みが長期化した場合には留年ということにもなりかねないので、自分の体と相談しながら、倒れない程度に勉強を頑張っていけばいいと思います。 私は幸い前期の間に体調を崩すことはなかったのですが、特に気をつけたというよりは、よく食べよく寝ることを重視していたと思います。ロースクールでは根をつめすぎて勉強すると、体力的にも精神的にも参ってしまうことがあるので、適度に休憩することが必要なのかなと思います。 毎日徹夜で勉強しなきゃマズイなんていうこともないので、それよりも体調を整えコツコツ継続的に勉強を続けていくことが重要だと実感したロースクールの前期でした。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 何の試験でも、万全の体調で臨むことが重要なのは当たり前だと思います。特に、新司法試験は中休みをはさんだ4日間というハードな日程で行われ、原則的に受験の前提となる法科大学院の生活においても、予習、復習や課題により継続的に忙しく、学期末試験もタイトな日程で行われることを考えると、本番の試験においてもその前段階においても、自己の健康を管理することが能力として強く求められているといえます。 そして、法曹という職業が、他人の人生の重要な問題を取り扱う責任ある仕事であるとともに、労働時間が長いものであり、一つ一つの事件については、限られた時間で仕事を処理する必要があるという性質を有している以上、体調を管理する能力は、将来的にも重要なものであると思います。自分の知る弁護士も、事務所に戻ってきたら必ず手洗いうがいをし、生活リズムも一定にするなど、体調を崩さないことを意識した生活をしていました。 このように、試験に合格するという点のみならず、将来においても体調管理は重要であると思います。同時に、司法試験を目指す勉強の中で、自分に合った体調の管理方法を身につけておけば、将来法曹になることができた際にも、生かすことができるといえます。自分も、前期は早寝早起きだけは意識してきたのですが、夏季休暇でリズムが崩れがちですので、効率よく勉強できる体調管理の方法論を確立して、継続的に実行したいと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 今回は体調管理の大切さについて少しお話しましょう。実は期末試験1週間半前に風邪を引く、というとても情けないことになりました。おそらく、普段の無理が溜まっていたのでしょう。レポート提出日前日になって大きく手直ししたため睡眠時間は大幅に削られ、クラス飲みでは3次会まで付き合ってしまい終電を逃してしまいました。そのため、いつもなら早めに寝て早めに起きる生活が遅寝遅起きという悪循環に変わってしまったのです。 確かに納得のいくレポートを目指すことは大切ですが、いちばん配点が大きいのは期末テストです。また付き合いや仲間を思う心は大切ですが、限度というものがあります。仲間に風邪をうつさないことを考えれば、いちばん大切なのはやはり健康なのです。これは多くの人が口を酸っぱくして言っておりますが、私も今一度言いたいと思います。 優秀な先輩はいくらでも見てきました。毎日机にかじりつくように集中されていました。しかしその中にはほとんど運動せず、インスタント系食品を中心に食べていたがために病気になってしまった先輩がいます。結果的に留年されることになりました。また後輩の中には部屋に引き籠りがちになり、病気で命を失ってしまった子もいます。ただ悔やまれます。日々の心と体の健康こそ全ての源であり、資本だと私は強く思うようになりました。 みなさんも適度に運動して、栄養のあるバランスのよい食事を取るように努めて下さい。それは長い目でみた時きっと意味のあることだからです。 |
法科大学院生日記第16回のテーマ:【ロースクール生の夏休み〜夏休みの過ごし方】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 残暑お見舞い申し上げます。読者のみなさんお元気ですか。私は暑さに負けまいと、体を鍛え細マッチョを目指しつつ(笑)、勉強にほどよく励んでいます。さて私の夏休みの主軸は「自習」です。これがロースクール生の夏休みにやるべきことのほぼ全てを占めているように思います。前期は授業の予習・復習に時間を取られてしまい、なかなか自分の勉強する時間を作れませんでした。特に司法試験の問題の検討などの時間は全くなかったのが実情です。しかし、自習だけでは味気ない夏休みですね。やはりメリハリも大切です。私はゼミ、バイト、ボランティア、高校・大学・大学院の仲間たちとの遊ぶ予定を入れました。ちなみに慶應LS生の半分くらいは弁護士事務所、公官庁、企業法務等へのエクスターンを入れる人がいます。私は、春に回して夏には取りませんでした。 さて、1日の始まりと終わりのスケジュールとしては、朝7時起床、夜は1時前には就寝としています。行うゼミは新司の問題を検討するゼミと、民法の論文を解くゼミをそれぞれ週1〜2回のペースでやっています。仲間たちとは基本的に飲みに行くか、フットサル等で汗を流しながら楽しんでいます。ボランティアは、宮城県の気仙沼に赴く予定ですので、今から体力作りと体調管理に気をつけています。 大分涼しくなりましたが、まだまだ夏は続きます。体に気をつけてお過ごし下さい。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 期末試験も無事に終了し、ロースクールでは現在夏休みに入っています。夏休みの過ごし方について参考になればいいなと思っています。 ロースクールに入学した方は入学からこの時期まで休むことなく突っ走ってきていると思うので、まずは一呼吸入れることも必要かと思います。私も今年は夏休みに入ってすぐクラスの友達と旅行に行って気分転換をしました。 夏休みに帰省する人もいますし、ひとまず好きなことをやっている人も多いです。しかしずっとこの生活を続けてしまうと夏休みはあっという間に終わってしまうので、やはり計画を立てて勉強することが大事になってくるかと思います。日々の授業の予習復習に追われることはないので、夏休みだからこそできる勉強をするのがいいかと思います。 具体的には、私は新司の問題を本試験と同様の日程でやってみようかと考えています。まとまった時間は後期に入ってしまったらとれないと思うので…。他にはエクスターン先が専門の法律知識を要する分野なのでその知識をつけたいです。 今年の夏休みは新司法試験に向けた勉強ももちろんですが、エクスターンや裁判傍聴に行ってたくさんのことを経験し、自分のなりたい法曹像をより明確にしておきたいと思います。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| なかなかハードな前期試験の終了から現在(お盆休み)までは、自習室もガラガラで、少しペースダウンしてひと休みという人が多いようです。まだ成績が出ておらず、危機感がそこまでないせいかもしれませんが、僕も授業期間中ほど自習室にいることはないです。とはいえ、授業期間中は、予習、復習に時間を割かれてしまいますので、夏休みは貴重な新司法試験対策の時間となります。また、後期の授業科目についての予習のための時間でもあります。これらの目的を持って答練など様々な自主ゼミを組む、予備校などの講座を受けるなどして、勉強に励むのが、法科大学院生の夏休みの中心だと思います。 裁判所、検察庁、刑務所などの見学会や、各種講演会なども開かれており、いくつかについては、私も参加するつもりです。中央大学法科大学院の場合、春に行くことが多いのですが、エクスターンに行く方もいます。主にロースクール3年生や修了生が対象ですが、サマークラークの募集を大手の渉外事務所が行っており、就職に有利になるという噂も聞きますし、業務が体験できるので、渉外事務所を目指すロースクール生にとっては、夏の中心行事となっているようです。 もう2年を切った試験までひた走るのみであるからかもしれませんが、夏休みの期間はほぼ同じとはいえ、一般的な大学生のようにはいかず、先のことを考えて、授業期間中できない勉強、活動をするのが、ロースクール生の夏休みの過ごし方かなと思います。 |
法科大学院生日記第15回のテーマ:【期末テストを終えて】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 久しぶりですY.Nです。法科大学院もようやく夏休みになりました。この間発表のあった期末テストについて少し書きたいと思います。結果としては守りきったというところです。いちばん始めの方に紹介したように、前期に履修していた科目は憲法、民法、刑法、民事手続法総合、要件事実、所得税法、開発法学、立法政策学でした。結果は順にB、B、B、C、C、B、A、Aと真ん中あたりだと思います。今となればそんなに肩を張る必要はなかったのですが、受けている最中は常に緊張していました。その中でも初日と2日目のことを書きたいと思います。 テスト初日は民事手続法総合でした。普段使っている教室に倍の80人が入るという、かなり狭い圧迫された空間での試験です。民事手続法総合と名付けられるように、きちんと執行法も問われており、授業で学んだことを思い出しながら丁寧に論じていきました。しかし後半で時間不足に陥ってしまい、加えてきちんと理解していなかったこともあるのでしょう。焦ってしまい答案構成段階と違う内容を記述してしまいました。結果はやはりC(70点〜79点)、甘くはないなというのを実感しました。2日目は刑法総合です。ここで数人の人が試験時間を間違えるという思わぬ落とし穴にはまっていました。試験時間を間違えてはそもそも試験を受ける資格がありません。それでも追試験という形で受けることが出来るらしいのですが、評価は1段階下がることから、厳しい結果となってしまうのです。これはLS入試を控えているみなさんにもいえることです。くれぐれも試験時間には気を付けて下さいね。最後に選択科目に触れておきます。立法政策学はレポートで、開発法学は授業内試験でしたので、試験期間中には試験がありませんでした。これは試験の戦略としては大変重要なことです。普段の授業内に出来る限り負担を減らしておけば、試験期間中は重要なものだけに全力を注ぐことが出来るからです。 前期試験結果に一喜一憂せず、自分に足りないものを補い、確実な暗記とアウトプットを繰り返しながら新司に向けて勉強を進めていきたいと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 期末テストは概ね新司法試験と同じ1科目2時間で実施され、問題形式についても多くの科目では、本番に準じたものとなっていました。試験では、自分の知識の無さ、思考の浅さやセンスの無さも感じました。しかし、なにより、実際に時間内に問題を解くことが難しかったです。何度も聞かされてきたことですが、とにかく時間がなく、焦ってばかりで、自分の不慣れなさまを思い知らされました。自分の持つ能力を最大限発揮できるように、普段から危機感を持って本番の練習をし、慣れておくことが大事であると感じました。ロースクールはあくまで法曹を育てるところですが、通常は本番の司法試験に通らなければ、法曹にはなれない。分かりきっていたことですが、授業期間中は予習復習に追われ、本番の論文試験で答案を書く練習が疎かになってしまっていました。もうすぐ成績が発表され、おそらく厳しい現実を知ることになると思います。法科大学院の成績は就職でも重視されると何度もきいており、それなりに準備もしたつもりでしたが、甘かったです。勉強なんてもうしたくないという気にもなります。そんな私とは大違いで、まわりには、夏休みを迎えてすぐに、自主ゼミ、答案練習会を始めた人たちもいます。へこんでばかりいるのではなく、彼らを見習って、残された時間で少しでもよい結果を残せるよう、法を真摯に学ぶとともに、試験にも慣れる努力をしていきたいと思います。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| ロースクールに入ってから初めての期末試験が終了しました。一橋大学では前期に7科目の試験がありました。他のロースクールと違って新司法試験の試験科目の全てを前期にやっているので、どの科目も満遍なくこなす必要があり、授業の復習が追いつかず、かなり苦労しました。 試験期間中になるとストレスがたまるのか、勉強に対するやる気がなくなるときも多々ありましたが、そんなときは友人と愚痴を言い合ったりして、なんとかストレス解消をしていました。 単位を落とすと即留年というプレッシャーの中、試験では完全にヤマをはずしたものもあり、冷や汗をかく場面もありました。試験全体の傾向としては、授業の内容そのままではありませんが、基本的に授業で扱った分野から出題されるので、日々の予習復習の大切さを身にしみて感じました。後期の授業では、予習だけでなく復習にも力をいれて、試験前の負担を軽くしていこうと思います。 試験終了後には開放感があり、その後の飲み会も楽しく過ごすことができました。夏休みには、授業にとらわれずに自分のしたい勉強ができるので楽しみであると同時に、自主性が要求されるので怖いところでもあります。 |
法科大学院生日記第14回のテーマ:【前期授業シリーズ最終回】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜所得税法の授業〜 |
| 前期授業紹介も今日で最終回、やはり最後となると寂しいですね。今回は所得税法の授業について少しだけ紹介したいと思います。 慶應LSに今年から租税法の新しい先生がやってきました。スタンダード所得税法をお書きになっている知る人ぞ知るS先生です。私はS先生の熱い授業スタイルに惹かれて租税法を選択することにしました。租税法といっても、所得税法、法人税法、相続税、租税手続き等と広くに渡ります。まず私たちが最初に習ったのは、所得税法でした。最初はゆっくりでしたので、余裕がありテストも楽勝だと思っていました。しかし、ゴールデンウィークを明けたころから徐々にペースが上がり、油断していたこともりあっという間に予習・復習が間に合わなくなりました。 中間レポートでは、減価償却の償の字を消と書いてしまい、Aダッシュの評価になってしまいます。これは痛恨のミスです。クラスの中には在学中に公認会計士試験に受かっている強者がいて、正直なところ力の差は相当開いています。しかし、まだまだここからです。彼らに追いついて追い越せるように、今はぐっとこらえて基礎を固めていこうと思います。次回ここで租税法に関して報告するときはよき報告が出来ますように頑張りたいと思います。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜刑事証拠法の授業〜 |
| 前期の選択科目のうちのひとつである刑事証拠法について紹介したいと思います。刑事証拠法は刑事訴訟法の証拠分野(伝聞法則・自白法則・違法収集証拠排除法則)について深く勉強します。必修の刑事訴訟法の授業では扱いきれない分野なので選択科目として用意されています。 授業の形態は基本的には刑事訴訟法と同じで、問題と参考判例を事前に解いて、授業中に先生が質問をするというものです。前期の後半には模擬証人尋問をするので、実際の証人尋問の様子を少しですが理解することができます。 証拠分野はつまずく人が多く、また難しいので、重点的に学べるのはかなりいいです。 細かい部分まで触れますが、きちんと授業の復習をしていれば伝聞法則はほとんど完璧になるような授業だと思います。他の選択科目に比べて予習復習がきつく、普段の授業の負担にはなりますが、それだけの価値がある授業でもあります。聴講という手段もありますが、履修をしたほうが緊張感あるようです。刑事訴訟法が好きな人や刑事系の弁護士・検察官を目指す人はぜひ受けてみるといいと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜行政法の授業〜 |
| 前期を振り返ると行政法の授業が得ることが多かったと感じています。中央大学では、通常必修の課目は半期ごとになっており、クラスごとで、前期か後期のどちらかに振り分けられています。しかし、行政法については最近カリキュラムが変えられ、前期・後期通年で受講することになりました。先日試験があったばかりで、出来も芳しくないので、あんまり思い出したくはない科目ではありますが、これまであまりやってこなかった科目であるということもあり、実際、法科大学院入試の段階ではまったくといっていいほど理解していないということを思い知らされました。自分は特にひどいですが、こういう院生が多いので、例外的に通年で授業を行い、継続的に知識を根付かせようとしているのかもしれません。授業は事例を検討する中で、理解を深めるというものでありますがが、非常に多くのことを学ぶことが出来ました。特に行政法においては作用法について、個別法の規律から判断する必要がありますが、なんとなく枠組みを理解することができたと感じています。期末では微妙でしたが・・・。この解釈のみならず、授業において与えられる知識は、専門的かつ法制度を理解するための助けになるものでした。行政法について伝統や変革など沿革や、実務の運用について見識が深まった気がしています。後期もがんばろうと思います。 |
法科大学院生日記第13回のテーマ:【中間試験を終えて…】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 中間試験は他の科目の予習も忙しい中行われるので、負担はかなり大きかったです。中間試験は3割ぐらいの点数配分なので、勝負は期末試験といったイメージはありますが、周りのみんなは本気なので自分もしっかり対策するようにしました。具体的な対策としては、友人とゼミを組んだり、役割分担を決めてノートをまとめたりして、協力しながら乗り切りました。 中間試験を終えて思うことは、今までの答案の書き方では評価は上がらないことです。法科大学院の試験では出題者の要求していることを的確に指摘し、自分なりの考え方を示すことが必要になってきます。これをいざやれと言われてもかなりきついものがあります。私は出題者の意図に気づけず、凹みもしました。 しかし、大事なことは、中間試験後の生活だと思います。期末試験もすぐやってきますし、中間試験対策で疎かになっている日々の復習が重要になってくると思います。私は中間試験後に息抜きし過ぎてペースダウンしてしまったので、反面教師としてほしいと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私は、中間テストが1つと、中間レポートが2つのみしかありませんでした。中間テストはあんまりできがよくありませんでした。これから始まる期末試験でなんとか挽回したいと考えています。レポートについては、かけた時間に見合った評価は得られたのではないかと思っています。学校や授業の選び方にもよると思いますが、自分は大分少ない方だと思います。中間試験、レポートを通して、学部時代とは違い、皆が法律を本気で勉強しているロースクールでは、よい評価を受けるのは簡単ではないということを感じましたし、その中で戦っていくために、入学前にもっと基本的な知識を固めておけばよかったとも思いました。これから期末試験も始まり、さらに厳しく各自の力が試されます。なかなか甘くはないですが、一応この前期は自分としてはよく勉強した方だと思うので、それなりの結果でよいので、残せるようにがんばりたいと思います。それと、私と同じ轍を踏まぬよう、ロースクールに合格後は、入学までそれなりに勉強することをおすすめします。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 今回はLS春学期中間テストについてお話したいと思います。LS後初めての試験だったのでみな相当準備して、身構えて受けていました。かくいう私も一週間前から緊張していたぐらいです。私が受けた科目は憲法、民法、要件事実の三科目でした。要件事実がC、民法がB、憲法が満点(A)という結果でした。まだまだ努力が足りないと猛反省です。 まず、要件事実についてです。この科目はLSに入ってからみな勉強を始めたので、イーブンな状況にあります。にもかかわらず最高点が86点であり、最低点が46点という差がすでに出来ていました。同じ授業を受けていてもこのように力の差がはっきり出てくるのがLSの過酷さでもあり、面白さでもあるのです。 次に民法についてです。このテストは実に時間のかかる問題でした。90分の試験時間にもかかわらず、時間不足になる人が多く、改めて答案構成時間と時間配分の大切さを知ります。時間不足になった原因は6つ以上もの請求原因に触れなければならないからです。限られた時間内で効果からいかなる請求を立て、要件該当性を検討していくのか、今後に繋がる試験だったと思います。 最後の憲法は今までにない答案作成を試みました。大学時代、受験時代は人権パターンで全ての答案を書いてきた私ですが、今回は三段階審査での論述に終始しました。結果的に満点でしたので、まずまずの成果です。三段階とは権利保障→制限→正当化という順序で論じていきます。三段階審査はおそらくLSに入ってから勉強しますので、今は人権パターンをマスターしてください。ただ憲法の論文は決して人権パターンだけでないということもどこか頭の隅にでも置いて下さい。きっと思考の幅を広げることができると思います。 |
法科大学院生日記第12回のテーマ:【今年の法科大学院入試を受けている人へ伝えたいこと〜メッセージ】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 先輩に貰って勇気づけられた言葉を私なりに置き換えて今年受けている受験生達に伝えたいと思います。 いよいよ各ロースクールの入試が迫っていますね。今は、すべての科目を満足に回せなかったなぁと思っている人、本番で実力が発揮できるか不安に思っている人、もしかしたら準備万端!と思っている人…と様々な気持ちかもしれません。 ですが、今の時期に「準備万端!いつでもこい!」といった強気な気持ちを持っているのはごくごくわずかな人達で、多くの人は自分の勉強量に一抹の不安(あるいは莫大な不安?)を抱えながら試験に特攻すると思います。 試験は水ものですから、不安に思っている人、自信がない人、逆に自信満々の人も、皆同じスタートラインに立っています。本番では何が起こるか分かりません。が、パニックになっても決して最後の最後まであきらめないで下さい。途中答案にしない。あきらめなければ、必ず突破口が見えてくるはずです。 答案構成をしてさあ書くぞ!と思った瞬間に間違いに気付いたときや、時間不足に陥りそうなとき、特にパニックになりやすいと思います。そうした時は、ゆっくり深呼吸をして、「残りの時間であと何ページ書けるか」と冷静に計算してください。その中で、必要最大限に書くべきことを書く。変に焦って筆を走らせて途中答案になるよりは、現状を冷静に分析してその中で最大限の効果を出すように心掛けてみてください。 あと少し、今が一番しんどいときですが、ここで耐えれば光が見えてくると思います。みなさんが実りの多い秋を迎えられることを信じています。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| いよいよ各法科大学院入試が迫ってきました。8月下旬くらいから私立の試験が始まるとは思いますが、ここまできたら、自分のできることをやるのみです。適性や既修者試験の結果が悪くても気にせず、法律科目論文試験で逆転を狙いましょう! 直前期にすべきことですが、多くのことをやらずに、自分が今まで間違えてきたところや、基本事項の再確認をしてください。基本事項を書けることが合格の最低条件になってくるからです。 上記の話と矛盾するようですが、入試では聞いたこともない論点が出ることがあります。その場合にどうしたらいいかというと、まず冷静になることが大事かと思います。そして六法を開き、自分の知識を総動員して問題に対して思いっきり悩み、思考過程を示しつつ自分なりの結論を出すことが重要です。結論の妥当性に困ったら最終的には信義則でも構いません。難しい問題は周りもできていませんから、今述べたことを実践すればそれだけで合格することができると思います。基本事項の確認が必要なのは、問題に即して応用するためには基本知識がしっかりしていることが大前提だからです。 逆に自分の知っている論点が出れば周りも知っている可能性が高いですから、もらすことなく丁寧に書かなくてはいけません。個人的にはこっちのほうが大変だと思っています。 私立は連日のように試験が続き、国立まで考えると非常に長い戦いになると思いますが、あきらめずに頑張ってください! |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 自分の場合、去年の受験のときには、適性から始まる長い試験の間、一喜一憂し、途中ですべて投げ出したくなることもありました。そこで、これから受験される方は、あまりそういった感じになることなく、淡々と試験をこなしていくことをお勧めします。 そもそも、みんなTOEICや成績に差があり、法律にも得意科目、苦手科目があります。その上で、適性、既修者を経て、すごく優秀な人を除き、ほとんどの人は何かしらの不安点をもって試験に臨むのだと思います。また、試験は水物といわれるように、結果についてはいろんな事情が組み合わさって、よく分からないのが世の常ですし、特に、法科大学院入試自体が、法律ができる人がやっぱり受かりやすいとはいえ、大学入試などとは違い曖昧で、余計に結果がよく分かりません。 本番の試験の前は、これまでやってきたことを復習し、よく寝て、よく食べ、入試要件として提出が求められる程度のそこまでの試験の結果はあんまり深く考えず、試験会場に時間通りに行き、出された問いに答えようと、考えることを最後まであきらめない。ほとんどのことが何の試験にもあてはまるかもしれませんが、そういう普通のことが大事だと思います。全部終わって、少し休んでから、個々の結果を真摯に受け止め、次のことを考えればいいと思います。 何かの授業で検察官の方から聞いたのですが、弁護士に必要なことは「粘り強さ」で、検察官に必要なことは「うたれ強さ」だそうです。あまり偉そうなことはいえませんが、そういった素養も試されているのかなと思いつつ、頑張ってください。 早い段階から始めている皆さんならきっと大丈夫です。 |
法科大学院生日記第11回のテーマ:【行政法授業・要件事実の授業・実務系の科目】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜判例の使い方が重要な行政法〜 |
| 一橋大学ロースクールでは行政法が試験科目になっていないので、行政法の授業は基本的には講義形式で行います。前期は行政法総論部分をやり、後期は行政救済法をやります。 行政法をロースクールに入ってから初めて勉強する人は、講義についていくだけでもかなりきついと思います。他のロースクール入試で行政法を試験科目として使っていればいいですが、そうでない人は入試後でいいので、行政法の勉強をしておくと楽になるかと思います。 授業の内容としては、基本的な概念の説明から始まり、判例の細かな解釈も学んでいきます。この授業の目的は、見たこともない事案で個別法(産業廃棄物処理法や建築基準法など)の解釈を駆使して、判例の理論を使いながら、事案の解決をできるようにすることのようです。典型的な事案とは異なる場面でも、判例を使いながら応用することができれば、事案を解決に導くことができます。ですので、まずは判例の理論をしっかりと使いこなすことが重要になってくるかと思います。 判例の読み込みは非常に地味な作業ではありますが、いつか自分の身に返ってくると思いながら辛抱強くやっています。 この授業は試験が難しいので、入念な準備が必要ですが、力もついてくることが実感できます。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| <要件事実の授業> サブタイトル 〜新しい科目!元調査官の教える要件事実の授業〜 |
| 授業シリーズも5回目となりました。ちょうど今日受けてきた要件事実の授業についてお話したいと思います。まずは要件事実って何だろうという人も多いでしょうから、そこからごく簡単に説明していきます。要件事実とは一定の法律効果を発生させる要件に該当する具体的事実をいいます。例えばXY間における200万円のA車の売買契約を締結したとして、原告Xが被告Yに代金支払請求をする場合を考えてみましょう。請求原因は、原告は被告に対し、A車を200万円で売ったと主張します。これに対しYは争うのであれば、否認や抗弁をしていくことになるのです。この説明じゃ、簡単ではないですね(苦笑)ここで説明するには余りにスペースが足りないので、LS入試が終わったら関連書籍等を書店で立ち読みでもしてみて下さい。きっと新しい発見があるはずです! さてこの科目は旧司法試験が存続していた頃は、司法修習中の間に学ぶものでした。しかし、法科大学院制度が始まると共に新司法試験の試験科目になりました。これも司法制度解改革一端を担っています。なぜなら法科大学院で学ぶことで、司法修習期間を短縮できるからです。このような理念を大切にし、慶應LSでは要件事実論教育に力を入れ、元最高裁判所調査官の先生を担当教諭にあてています。この先生は元調査官という肩書を有しているだけあってとても頭の回転がよく、教えるのがとても上手で慶應LSでも大変有名です。授業は基本的に『紛争類型別の要件事実 民事訴訟における攻撃防御の構造 』(通称類型別!)を軸にして進めていきます。この基本書は説明を省いてあるところが多く、理由付けで足りないところが多々あります。そこを生徒に考えさせながら授業を展開するので、理解がより深まり一つ一つの授業で学ぶことはとても多いのです。私は中間テストで後もう一歩という結果でしたので、期末ではよい結果を残せるよう精一杯頑張ろうと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私は、民事手続科目を履修していないため、今回は実務系の科目について書きたいと思います。通常の大学院と違い、ロースクールは実務家育成を目的とし、どこの法科大学院でも、実務の様子を体験でき、実践的に法の運用を学ぶことができる授業があります。中央大学法科大学院では、実務基礎科目群という位置づけになっており、全国に根付いたネットワークを駆使したエクスターンシップ、立派な模擬法廷を唯一使う授業であると思われる模擬裁判などがあります。 私が現在履修しているのは、「ローヤリング」という名前だけではよく分からない授業ですが、端的にいえば依頼者との相談、相手方との交渉について学ぶ授業です。何度かの相談で依頼者から事情を聞きだし、和解するまでを、学生がロールプレイで行うという形態をとっています。この授業では、事案を把握し、必要な情報、証拠を考え、うまく話すこと等など、法曹に求められる本来的な資質に気づかされ、実務の雰囲気を味わうことができました。実務では、日々行われるであろう相談業務一つとっても、さまざまなことを考えなければならないのだなと思い、大変さとやりがいを同時に感じました。 修習期間が短縮された現在では、条文、判例を学び、択一を解き、論文を書くだけでは鍛えることのできない能力を培う時間が減っており、だからこそロースクールが実務系科目を設置しているわけですが、もし資格をとれたとしても資質が当然ついてくるという訳ではないと思うので、こういった授業に積極的に参加する中で資質を磨いていきたいと考えています。 |
法科大学院生日記第10回のテーマ:【各科目の授業シリーズ第4弾:民事訴訟法・民事手続法・実務系科目の授業】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| <民事手続法の授業> |
| 民事手続法では主に民事訴訟法を扱います。もっともそれだけに限られず、授業では民法を始め要件事実に関係することもあり、刑事訴訟法との比較や、時に執行法も問題となるので多岐に渡る知識・理解が必要となるのが特徴です。この間も執行には何が必要かという問いがなされ、答えがすぐ出てこなくて苦い思いをしました。 授業は主にロースクール民事訴訟法という基本書を使い、その中で出される問いに対し各自の答えを聞きながら展開されます。まずこの基本書ですが、一通り回すと民事訴訟全体を網羅することが出来る優れものだそうです。分量が多く一通り回すには時間を取られますが、先輩方が力をつけてきた道のりなので、私たちも頑張って読み込んで解いています。次は授業進行についてです。余りにも自由に当てていくので予測可能性がなく、授業はよい意味で緊張感に包まれています。もちろんただ当てることがソクラテス・メソッドではありません。私たちは、先生方がその点を取り違えることのないようにして欲しいと切に願っています。そして先生と学生の質疑応答が激しいのもこのクラスの民事手続法の特徴です。この間も授業が終わったあと学生4、5人と教授が熱い議論を繰り広げていました。私もあの輪の中に一度は入れたらいいなと思っています。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| <民事手続法の授業> サブタイトル 〜学説の対立が激しい民事訴訟法〜 |
| 民事訴訟法の授業では、判例の立場だけでなく学説の詳細な理解まで求められてきます。私は今までは判例の立場だけを覚えてきたので、詳細な学説についてはほとんど知りませんでした。しかし、判例の立場では理論的に説明できなかったり、座りの悪い結論になったりすることがあるので、詳細な学説の検討も怠ることはできません。民事訴訟法はロースクールに入ってから躓くという人が多いと聞きますが、ここにその理由があると思いました。民事訴訟法は、理論的に考えていくと奥が深く学説の対立も激しいため、根をつめすぎるとパンクするので気をつけた方がいいのではないかと思います。 民事訴訟法の授業のテキストは、『ロースクール民訴』という教材を使うのですが、この教材は問題文も長文事例で、問題も判例の立場だけでは解決できないものも多く、予習には根気のいる教材である一方、力もつくと思います。 もっとも、ロースクール受験時期には、とりあえずは制度、条文、趣旨がわかっていて、判例の理論が使えれば特に問題は生じないと思うので、詳細な学説よりもまずは判例や条文をしっかり勉強していくことが重要かと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| <実務系科目の授業> |
| 私は、民事手続科目を履修していないため、今回は実務系の科目について書きたいと思います。通常の大学院と違い、ロースクールは実務家育成を目的とし、どこの法科大学院でも、実務の様子を体験でき、実践的に法の運用を学ぶことができる授業があります。中央大学法科大学院では、実務基礎科目群という位置づけになっており、全国に根付いたネットワークを駆使したエクスターンシップ、立派な模擬法廷を唯一使う授業であると思われる模擬裁判などがあります。 私が現在履修しているのは、「ローヤリング」という名前だけではよく分からない授業ですが、端的にいえば依頼者との相談、相手方との交渉について学ぶ授業です。何度かの相談で依頼者から事情を聞きだし、和解するまでを、学生がロールプレイで行うという形態をとっています。この授業では、事案を把握し、必要な情報、証拠を考え、うまく話すこと等など、法曹に求められる本来的な資質に気づかされ、実務の雰囲気を味わうことができました。実務では、日々行われるであろう相談業務一つとっても、さまざまなことを考えなければならないのだなと思い、大変さとやりがいを同時に感じました。 修習期間が短縮された現在では、条文、判例を学び、択一を解き、論文を書くだけでは鍛えることのできない能力を培う時間が減っており、だからこそロースクールが実務系科目を設置しているわけですが、もし資格をとれたとしても資質が当然ついてくるという訳ではないと思うので、こういった授業に積極的に参加する中で資質を磨いていきたいと考えています。 |
法科大学院生日記第9回のテーマ:【各科目の授業シリーズ第3弾:刑法の授業】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜当事者の視点からみる刑法〜 |
| 一橋大学の刑事系の授業は刑事訴訟法がメインというのは前回書きましたが、今回は刑法について触れたいと思います。 刑事系の授業は基本的に同じ先生が担当されるので、同じ形式で授業が進められます。 刑法の授業で特徴的なのは、検察官、弁護士とそれぞれの立場から見て、どんな主張を構成していくのかを考えることです。今までの勉強では、裁判官の立場からどんな犯罪が成立するか判断していくことを重点的に勉強していました。今のうちに各当事者の視点で、犯罪事実を見ていく練習をしておくことで、新司法試験でも役に立つと思いますし、実務に出てもどちらの立場に立つことも可能になります。 また、主張を考える際には、想像力を働かせて、どんな事実・証拠があれば主張を裏付けることができるかも考えていきます。立証が難しい主張については、現実味がないことになります。このように非常に実践的に講義が進められており、力がつくことを日々実感しています。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| さて、今回は刑法の授業について取り上げてみたいと思います。私のクラスで刑法総合を教えて下さる教授は、法務研究科長も務められている方です。授業スタイルは、事前に検討課題ならびに判例を通読してきた上で、名簿順に当てていきながら講義をしていくものです。予習の際に調査官解説が多く挙げられているので、毎回時間をかけて読むことになります。最初の頃は戸惑いもありましたが大分慣れてきました。それと共に調査官解説の大切さをひしひしと感じています。私の中での優先順位も条文、判例、調査官解説、最後に学説という順番になるほどです。 授業は、今まで予備校や自己学習で学んできた知識、理解に疑問を投げかけるところから始まります。時にそれは厳しく、何も答えられなくなってしまう学生もいます。私も最近になって、判例や調査官解説、基本書等を読めばヒントがたくさん散りばめられており、それを足掛かりに考えていけばよいと気づきました。 刑法では中間テスト代わりのレポートが三回もあります。この問題がまた難しく、新司法試験よりも難問といえるもので、毎回必死になって基本書や判例を調べあげ、悩みに悩み1万字以上書いています。時折LSでのレポートなどは司法試験には直結せず、全く意味がないということを言う人がいます。確かに直接には関係ないものだと思います。しかし書く途中で調べた判例や基本書で得た知識、仲間たちとの議論は、決して無駄ではなく十分意味のあるものだと私は思うのです。授業やレポートは、試験のために受けたり書いたりしているのではありません。学んだことを試験に活かせるようにするのもまた、私たちの力量次第だと強く思う日々です。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 刑法の授業も、事前に与えられた事例について検討するという演習形式で行われます。予習をしたうえで、授業に臨むことで、今まで曖昧にしてきたこと、自分が誤解していたことについても確認する機会が与えられ非常に有益です。刑法においては説の対立も重要だとは思いますが、やはり具体的な事案の中で考えなければならないと毎週痛感させられます。 また、特徴的なのは、オムニバス方式で授業が行われる点です。分野ごとに回数を区切って、大学の教授のみならず、検事や裁判官経験のある実務家講師の先生方が交代して授業を行うのですが、特に、実務家講師の方にご指導を頂く時は、民事実務よりさらに遠いところにあるという認識のある刑事実務についても、いろいろな場面で、お話を伺うことができます。授業を通じ、実務における刑事法の運用について、豊富な経験をもつ先生方の意見を聞き、見識を深めることができるのは非常に有益であり、貴重な機会であると思います。 |
法科大学院生日記第8回のテーマ:【各科目の授業シリーズ第2弾[民法授業 ・刑訴法授業]】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 慶應LSには前期に民法総合Iという授業があります。どの必修科目もそうですが、二年生であるので、基本的知識を有していることを前提にして授業が展開されます。クラスの半分以上が当てられるので授業の予習にも力が入ります。この間私も急に当てられ、脳ミソをフル回転させてなんとか自分の考えを述べることが出来ました。やはり努力が足りないと反省する日々です。 先生はこの授業以外は東京地裁で働かれているそうです。やはり現役でご活躍されている先生だけあって、実務のお話など織り交ぜながら大変興味深い授業を展開して下さります。授業の進行は事前に与えられた課題を解いてきた上で、問題となる箇所を判例や学説の対立を踏まえながら議論していきます。私はその過程でやはり条文、判例の大切さを再認識しています。条文の解釈から問題が始まり、条文にあてはめて解決していくと。そしてLS入試までは判旨にそれとなく当てはめていれば大丈夫だったのですが、それは甘い考えだったと強く思いました。判例がどのような要素を重視しているか、射程がどこまで及ぶのかをしっかり学ぶ必要があると思いました。その点、現役裁判官の言葉はとても重く心に突き刺さります。 ここまで書くと先生に厳しいイメージが出来上がってしまいますね(笑)そんなことはありません。プライベートでは私たち学生と一緒に飲みにいって下さり、とても気さくな先生なのです。私たちの名前をすぐ覚えて下さり、時には出身地まで覚えています。先生の学生と接し合おうとする努力もひしひしと伝わってきます。 さて、明日は民法の中間テストが返ってきます……とても心配です。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| <刑事訴訟法授業> サブタイトル〜条文・判例が重要!緊張感漂う刑事訴訟法の授業〜 |
| 一橋の刑事系の授業は刑事訴訟法が7割で、残り3割が刑法という特徴的なカリキュラムになっています。刑事訴訟法をきっちり理解することで、実務に出ても刑事訴訟法を使えるようになることを念頭においているようです。したがって、刑事訴訟法の授業は実務でも重要な条文・判例を意識して進められます。 授業の中では、まず基礎知識の確認を行いますが、突然「○○の条文は何条?」と聞かれると意外とわからないことが多いものです。そうならないように、授業中は緊張感が漂っています。 基礎知識の確認の後は、事前に予習した事例問題の解説がありますが、この設問は弁護人も主張・検察官の反論という構成をとることが多いです。このため、それぞれの立場に立っての主張を考えることで、柔軟な思考が養われます。 設問を解く上での参考となる判例の解説も行われます。判例の射程を意識した勉強を意識付けられるので、事案の違う判例についても応用する力がついていく気がします。 刑事訴訟法の授業は一番予習もきついのですが、その分自分に返ってくるものが大きいです。みなさんも条文・判例を意識した勉強を心がけてほしいと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 民法の授業では事前に何分冊かの事例集と判例集を与えられます。そして、予め参考判例をもとに事例を検討し、授業では個々の問題を、教授との問答の中で解決していき、事案の解決を図ります。 例えば、デバイスネオのような本には一通り教科書的な知識は載っていると思います。しかし、教授の質問には、教科書的な知識のみでは答えられず、何故具体的な解決としてそうするのが妥当なのか説明できることが必要で、自分がなんとなく理解していたことが、実はよくわかっていなかったなあと毎回痛感させられます。教授がそういう部分について、正しい判例の理解のみならず、民法とそれをとりまく実務の現状から説明してくださり、授業を終えたときにはなんとなく疑問が解消した気にはなります。 本当に自分の民法に対する理解が向上しているかは、これから期末、そして新試験で判断が下されることになるので、あんまり偉そうなことは言えませんが、教授には授業の後に質問の時間を設けて頂いており、説明もやる気に満ち溢れており、自分はあんまりですが、民法については生徒も知識がある程度あるので、教授に主張していく傾向が強く、とにかく情熱にあふれた授業となっています。 |
法科大学院生日記第7回のテーマ:【各科目の授業シリーズ第1弾[憲法授業]】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル〜クラス担任が教える熱血教授の憲法の授業〜 |
| 今回は憲法の授業についてです。慶應LSでは二年時に憲法総合という授業が前期にあり、憲法の重要な部分を総合的に学ぶことが出来る授業内容になっています。私の憲法の授業はクラス担任の先生でもあり、とても親しみやすいです。授業はレジュメに沿って行われ、『プロセス演習憲法』を教科書としています。時に第一審から読み、大きな判例の流れの中で何が問題になって、どのように解釈し解決してきたかを学びます。今まで芦部先生の論理を定型化した低廉な論証パターンの形で覚えてきた私としては、毎回の授業から学ぶことは余りに多く、新しい発見に溢れています。時にそのレベルの高さについていけないこともしばしばあるのですが。 この間の財産権の授業を一つ例に挙げてみたいと思います。それまでは経済的自由権に無理やりのせて基準等も強引に導いていました。しかし教授の熱い授業を受け、その財産権が既得権として認められてきたのか、それとも制度的保障の中で認められるに過ぎないのかという大切な視点を学びました。簡単に言うのならば、今まで権利を認めてきたものから権利を奪うのであれば、厳格な基準に繋がっていきますし、あくまで制度的な保障内であれば比較的緩やかな基準に繋がるといえるのです。このような既得権の考え方は生存権や他の権利にも応用できるものです。ベースラインを引くというイメージをもってもらえば分かりやすいと思います。 私にしては珍しく難しいことを書きましたが、財産権といって一概に決めつけてはいけないなのです。事案ごとに多角的に捉える見方こそ大切だと、私はこの授業を通じて学びました。もうすぐ中間テスト、日々教わったことを活かせるように頑張りたいと思います。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| サブタイトル 〜事案に即した思考を!一筋縄ではいかない憲法の授業〜 |
| 憲法は、人権の分野でも統治の分野でも、ニュースでよく見る話題が出てくるので、なじみやすい面もある反面、勉強の仕方がわかりにくい、とっつきにくい科目であると感じる人も多いと思います。 ロースクールに入る前は、いわゆる人権パターンといわれるものを機械的に問題に適用し、あてはめをなんとか頑張っていくというのが私の憲法の答案の書き方でした。 一方、授業においてはそのような短絡的な思考を真っ向から否定されてしまいました。授業では、本当に政教分離は目的効果基準を使うのがふさわしいのか、内容規制・内容中立規制で分けることが妥当なのか考え、「この問題はこの基準を使う!」等の機械的な適用ではなく、事案に即した思考を求められます。憲法の授業では今までの知識が役に立たないことも多く、今一番苦労しています。 しかし、事案に即した考え方を学ぶことで、未知の問題でも基本的な考え方を応用して解くことができるようになると思います。これからロースクールに入る方も、事案の特徴を把握できているか、一度自分の答案の書き方を見直してみるといいかもしれません。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 憲法の授業は非常に新鮮です。他の授業と同じような事前に指定された範囲の判例を読んでくるというスタイルではありますが、ユニークで聡明な教授が授業を行い、発言も自由で、教授の伝えることは非常に有益であるとともに、興味深いです。 特によく説かれているのは、学説はそこまで重要ではなく、蓄積がないとはいえ、選ばれた法曹が書いたものである判例を学ぶことは大事である、憲法は範囲があやふやで、本試験で多くの学生はよくわからないまま憲法論のような論文を書くことになるが、その際にそれは一応の参考になり、それは法律文書の書き方として実務にもつながっていく、ということです。 これまでしっかり判例を読んでこなかったので、授業を通し、当事者の主張を整理し、判例の思考過程を追い、書くことを目指して憲法を学ぶということは、すごく意味があることだと思います。そして、これまで書くべきだとおもっていたことが重視されなかったり、判例についての疑問の解消など発見があり、毎週楽しみな授業でもありますので、しっかり予習に励みたいと思います。 |
法科大学院生日記第6回のテーマ:【自主ゼミについて】
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学・法学部 |
| 自主ゼミは法科大学院における新司法試験対策において、とても重要であるということはよく言われることです。ロースクールの授業は、あくまで授業であって、直接的な試験対策とはならず、授業とは別に勉強をする必要がどうしても出てくると思います。一人で勉強に励む時間も重要で、一人でどんどん行けてしまう優秀な人もいることはいると思いますが、論文は書くところから一人ではしんどいですし、互いに見せ合い客観的な意見を聞くことも必要です。また、やはり法律の勉強では、自分は苦手なのですが、疑問点を出し合い、議論することも大事です。そこで、様々なテーマで自主的なゼミがたてられることが多いです。 合格者の方の話を伺うと、論文対策はほとんど自主ゼミでやったというような方もおり、やはり、論文を見せ合う、書き方について話し合うといったことは、ロースクールの授業ではあまりできないので、知識ではなく演習、特に論文を書く面で、目的意識を持った自主ゼミは非常に有益なのだと思います。 自分はというと、一応自主ゼミのような形で何人かで授業の予習をしてはいますが、いまのところそれだけです。皆できるので、見捨てられないようがんばろうという気にもなり、励みにはなります。クラスではもう論文をお互いに見せ合う形でゼミを行っている人たちもいます。 今後、長期休暇などにおいては、授業はあまりなく、自主ゼミがより重要な意味を持ってくるのではないかと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| ここでいう自主ゼミとは、先生抜きで主に学生だけで行われるゼミを差します。現在私が参加しているゼミは小さなものを含めて4つあります。最初に始めたのが民法総合の復習ゼミでした。授業では判例を深く学び、理解します。しかし実際の問題を自分の言葉で、規範へあてはめることができるかは書いてみないと分かりません。そこで私たちはお互い論文を書いた上で持ち合って検討することにしました。1限から始めているので、勉強のリズムを作る上でも大変有意義です。お互いに遠慮なしに指摘し合うのでときに凹むときもありますが、めげずに頑張っています。 次に始めたのは、刑法のゼミです。これは刑法事例演習教材という問題集を少しずつ解いていくというものです。6人を3グループに分けて3問を解くという方法で続けています。この問題集には解答がないので、このようにしないと解答を得ることができません。グループのメンバーに刑法の得意な子がいて、彼からも多くを学ばせてもらっています。 3つ目はこれまた民法ですが、僕らはリハビリゼミと位置づけています。内容は1時間半と限られた時間で2問を解くというものです。普段の授業ノートもPCでとることが多いので、書こうとするとお恥ずかしいことに漢字が出てこないこともしばしばあります。時間配分の感覚も鈍ってしまうので、そのような弊害をなくすべくリハビリしようというものです。中間テスト前の今になって大切さを痛感しています。 最後はゼミと呼ぶには少々語弊があるかもしれません。憲法、民法、刑法、民事訴訟法に関して授業の内容を週毎に紹介し合うものです。メンバーはそれぞれクラスが違うので、ここで他の教員から学んだことを共有し合うことができるのです。もちろんそのあとみんなで食べにいくランチも忘れてはいけませんが(笑)。 最後に少し余談が入りましたが、このように私は自主ゼミを活かすことで日々の勉強にメリハリをつけて頑張っています。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| ロースクールでは自主ゼミが盛んに行われています。自主ゼミは、学生同士が何人か集まってグループを作って行います。自主ゼミの内容はグループそれぞれで、日々の予習の検討を行うところもあれば、すでに新司法試験の答案検討を行っているところもあります。私は予習の検討を行うゼミと中間試験の対策を行うゼミに参加しています。 予習を検討するゼミでは、事前に各自予習を行い、基礎知識の内容の確認と難しいところを議論します。何人かで集まれば、自分一人では気づかない問題意識に気づくことも多々あるので、非常にためになりますね。 中間試験の対策を行うゼミでは、答案を作ってきて、各自見せ合いながら疑問に思った点や答案を指摘しあっています。答案は一人で作成し検討していてもできた気になってしまうので、恥ずかしがらずに人に見せて、欠点を指摘してもらうのがいいと思います。これはロースクールを受験しようとする人にも当てはまるので、今のうちから友達と答案を検討することをお勧めします! 一橋ローでは自主ゼミ以外でも、弁護士の方が答案添削等を行ってくれるゼミもあります。こちらはまだ活動が開始していないので、いずれ紹介したいと思います。 |
法科大学院生日記第5回のテーマ:【日々の予習・復習について】
| 慶應義塾大学法科大学院既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 今回のテーマは日々の予習・復習についてです。予習なんて大学生時代ちっともしたことがないという人もいるでしょう。私も大学時代はどちらかというと予習はせずに、復習をたまにする程度でした。今思えば、反省の多い日々です。しかし、法科大学院では予習・復習をしなければお話になりません。4月にLSに入ってからの2週間は、予習・復習に全ての時間を費やしていました。 まず予習についてです。以前の日誌に書いたように、授業はソクラテスメソッド方式で行われることから、予習が不十分だと授業についていけず自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまいます。私も予習不足で何度も答えに詰まる苦い経験をしました。また、予習をしていったからこそ分からない部分が明らかになり、理解を深めることが出来る面白さを知りました。 次は復習についてです。最初の頃は民事訴訟法に6時間以上かけているときもありました。確かに復習は必須なのですが、余りに時間をかけてしまうと、他の科目の予習やレポート作成をする時間を減らしてしまい悪循環に陥ってしまいます。しまいには睡眠時間を減らして、体を壊しかけていました。その経験を経て、大切なのはただ時間をかけるのではなく、限られた時間で要領よくポイントを絞って復習することだと強く思いました。 まとめますと、予習と復習は必須であり、限られた時間でいかに要領よくこなしていくか。これが法科大学院の生活で重要なことの一つです。間違っても皆さんは、私のように睡眠を削って体調を壊さぬよう、気を付けて下さいね(笑)。 |
| 中央大学法科大学院既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学・法学部 |
| 今のところ、基本的な法律科目については、一応「既修者」なので、演習のスタイルをとる授業が多いです。知識は前提で、具体的に当該事案の場合どうなのか考えることが求められます。授業で恥をかかないためにも、授業を意味のあるものにするためにも、あらかじめ配布された判例集の判例を読み、基本書を読み、前提となる知識を確認しておくことが必要です。 また、選択科目や要件事実の授業は、特に自分は何もやってこなかったので、授業についていくために予習が必須です。 そして、たいていの人間はすぐに忘れてしまうと思いますので、授業なんて意味ないという考えの人でもなければ、復習も重要です。実際演習が多いためか、有益なことをやる授業が多く、またGPAという観点からも、授業内容の定着は意味があると思います。 自分は法科大学院に入る直前、ある人に言われました。「これまで、予習、復習の習慣がなかった人間が、ロースクールに入ったからといって、予習、復習するようになるはずがない。」と。実際そうでした。形だけはやるのですが、しっかり予習ができていないというか、詰めの甘さが目立ちました。最近ではだんだん慣れてきましたが、まだまだなってないと思います。それでも、そんな予習・復習に忙殺されているのですが・・・ これまでしっかりとした予習・復習の習慣のなかった方は、大学の授業でもTACの講座でも何でもいいので、一つの講義について毎週しっかり予習、復習する経験をしておくと、自分のようにならず、法科大学院でも効率のよい予習・復習ができるのではないかなと思います。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 法科大学院の授業には予習が欠かせません。予習の内容としては、事前に指定された問題について答えを用意するものや、参考判例について分析をしたりすることが多いです。予習を怠ると授業についていけないだけでなく、指名されたときに答えられないと平常点が減点されることがあるので、要注意です。といっても、予習の段階で用意しておく問題はそこまで難しいものではないので、基本的事項の確認を日ごろ怠らないことが重要です。難しい問題については、友人と検討してみるのがいいかと思います。最初は予習も慣れないかと思いますが、徐々に効率もよくなると思います。 復習については、私は余裕をもってする時間を確保できていません。予習も大事ですが、2ヶ月もたてば中間試験も近づいてくるので、復習をする時間を設けるのは非常に大事になるかと思います。復習をするときは、先生の作ったレジュメや授業で使ったスライドを利用して自分でまとめなおすといったことをしています。 私は結構予習をだらだらやってしまうので、短い時間で集中して予習を終わらせて、復習の時間を設けていくようにしたいですね。 |
法科大学院生日記第4回のテーマ:【履修の決め方】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私が前期履修を決めた選択科目は租税実体法I、立法政策学、開発法学の三科目です。労働法と知的財産法はキャンセル制度を利用し後から外しました。後期に履修する予定なのが租税実体法II、テーマ演習租税法、租税手続法、要件事実論I、開発法学WPまたは人権法務WPです。私のこのような履修の決め方には三つほど理由があります。 まず重視したのは司法試験の選択科目を何にするのかです。私は労働法、知的財産法、租税法の三法でどれにしようか大分悩んでいました。そこで授業を実際に受けてみて全体像を掴んでみてから決めようと思い、三科目とも履修登録することにしたのです。そして租税実務の面白さを熱く語る佐藤英明教授に惹かれ、選択科目は租税法に決めました。この選択は間違っていないと思っています。 次に選んだ基準は興味があるかどうかです。私は政策関係にも大学の頃から興味をもっていましたので、立法政策という科目を履修することに決めました。ソクラテスメソッド方式で授業が展開されており、多様な意見に触れ、深く物事を考えることができ大変充実しています。 最後に単位認定の点で有利かどうかも加味して選びました。開発法学は興味のもてる科目で、かつ昨年度はほとんど80点以上という評価でした。受けてみてこれだ!という手ごたえが確かにありました。今はODAなどを授業で扱っており、法律に関連して多くの物事を学ぶことができます。以上のような三つの点で履修を決めました。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 2年の前期はほとんどが必修科目です。必修の授業では他クラスであっても先生が同じなので、学年全員が同じ先生の講義を受けるため、公平といえるかもしれないです。 前期では選択科目は1つとることができます。選択科目の数は多くはありませんが、高度な内容で、事例に対して深く考える力が身につく科目もあれば、他方で、予習に負担がなく、テストも比較的簡単というものもあり、自分の力に合わせて授業を選択することができると思います。 選択科目がそれぞれどのような内容で、どのような授業を展開しているのかは、入学後に先輩がガイダンスをしてくれます。ですので、自ら積極的に情報を収集しなくても履修選択の基準を明確にすることができます。 そして、選択科目については、履修をせずに聴講することも認められているので、普段は別の科目を履修し、自分の興味のある回のみに出席するということもできます。この辺りは規制もなく自由なのでとてもやりやすいと感じます。 また、必須ではありませんが、夏季にはエクスターンシップを履修することができます。たくさんの研修先があるので、自分の将来像に照らして興味のある分野の研修先に行くのがよいと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 中央大学法科大学院のカリキュラムは必修である上3法、下3法と行政法の基本科目群、選択必修となるエクスターン、模擬裁判などの実務基本科目群と法哲学や英米法などの基礎法学・外国語科目群、そして展開・選択科目群に分けられます。取得可能な単位のほとんどは必修で占められており、大学ほど自由度はありません。自分で決められる部分についても、たいていの人は、2年次(既修1年目)については選択必修の科目群をとることを考え、展開・選択科目群については、新司法試験の選択科目をとる程度で、3年次に回す形になると思います。 中央ローは規模も大きいため、展開・選択科目について、労働法などの選択科目のみならず、より専門的な法分野についても多くの授業が開講されており、試験を離れ、自分の興味があり実務でも役立つ知識を修得することが可能だと思います。とはいえ、今のところ自分は基本科目群の予習・復習をこなすのが精一杯といった感じです。試験に受かるのが第一で、基本科目も大事ですが、せっかく大学院にいるので、より専門性の高い分野についても今後はそれなりに学んでいきたいと思っています。 |
法科大学院生日記第3回のテーマ:【クラスの雰囲気】
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私が所属するクラスには38人の学生がいます。男女比は1.5:1といった割合です。最初はみな緊張していてお互い様子見でしたが、第一回のクラス飲み会を通して大分打ち解けたように思います。担任の先生がとても気さくな方で、飲み会にも来て下さり楽しいひと時を過ごせました。授業が終わると、いくつかのグループに分かれてご飯を食べに行きます。私も4、5人ほどで集まって学食を利用しており、時に院の外でラーメン屋巡りをしています。これは日々の楽しみです。そうそう、この間は10人ほどで卓球に行ったそうです。また来週には慶應LS全14クラス対抗でフットサル大会があり、練習試合などがすでに始まっています。バスケ部に所属している女の子もいて、みなそれぞれプライベートも充実させ、勉強とのメリハリのある生活を送っていると言えるでしょう。 ここまでスポーツのことばかり書いてしまいましたが(笑)、スポーツに限らずクラス内での勉強ゼミも活発です。予習ゼミ、復習ゼミ、答案を書くゼミなど乱立期を迎えています。これから淘汰が進むのではないでしょうか。その中でも、クラス内の雰囲気が良いままで保たれればいいなと思っています。まだ大学院生活も始まったばかり、これからが楽しみです。 |
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 前回でも書きましたが、一橋ローは、1クラス40名程度で2つに分かれています。クラス単位で受ける必修の授業がほとんどで、クラスのメンバーとはほぼ毎日顔を合わせることになります。明るい人が多い印象を受けます。 クラスだけではなく、一橋ロー全体に言えることですが、みんなで勉強を頑張ろうという雰囲気がすごく感じられます。すでにクラス内でも自主ゼミを作って予習の解答照らし合わせなり、新司の検討会をしている人もいます。このように周りが勉強をしっかりしているので、自分もしっかり勉強しなければと、やる気が出てきます。 授業中の様子ですが、私はいつ指されるのかという恐怖と戦いながら、授業を聞いています。教授から意見を求められたときは積極的に手を上げて発言する人が多く、活発な授業が展開されています。クラスメイトの発言が非常に勉強になることも多々あり、日々刺激を受けています。 最近には飲み会も実施され、普段はまじめそうな人の意外な一面を見ることができたりしました。日々の授業への緊張から解放され、楽しいひとときをすごせました。 ローの学生は、メリハリがしっかりしている人が多い気がします。きちんと勉強するときはしっかりやり、息抜きするときもしっかりしています。これが燃え尽きずに勉強を継続していく秘訣なのかと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| クラスは40人程度です。中央大学出身者がやっぱり多くはありますが、自分が思っていたよりは少なく、年齢層については思っていたより高めで、いろんな経歴の人がいます。もう何度か飲み会をし、それなりに仲のよい感じではありますが、席が遠い人はまだまだよく知らなかったりし、同じクラスとはいえあまり関わりのない人もいます。やはり最初は近い席の人と仲良くなる感じです。 週のほとんどは必修の授業があり、クラス単位で受けることが求められます。また、定席もクラスごとの配置となっています。ですので、普段の生活で関わるのはやはりクラスの人が中心になります。中にはもうゼミをクラス内で組んでいる人たちもいるようで、普段の授業のみならず、新司法試験に向けた二年間の勉強もクラスの人たちとするような感じになるのかなと思う今日このごろです。 これからどんな雰囲気になっていくかはわかりませんが、自分は大学時代クラスのつながりが希薄だったので、新鮮な気持ちがしています。 |
法科大学院生日記第2回のテーマ:【大学法学部時代との違い】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 大学法学部時代と大きく違うところは授業の形態です。大学の学部では大きな講義室で何百という学生が授業を受けていますが、法科大学院の授業は少人数で行われます。 一橋大学法科大学院では40人くらいのクラスに分かれて、ソクラテスメソッド形式で行われる授業がほとんどです。ソクラテスメソッドとは、教授の質問に学生が答える形式のことで、授業中に意見や質問を自ら積極的にすることも可能です。 授業に参加するには予習が必須で、質問に答えられないと減点になる可能性があるので、しっかり予習をしている人が多いです。このように、法科大学院では受身にならずに自ら主体的に参加していくことが必要なのかと思います。 学部時代の授業ではボーっとすることも多かったのですが、いまは90分間授業に集中しなければならず、なかなか慣れず苦労しています。 もうひとつ違うところがあるとすれば、勉強に関しては完全に自己責任といった学部時代に比べれば、教授がある程度の道筋を示してくれます。今はそれにうまく乗ることができればいいのかなぁと思います。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 法科大学院と大学の学部の違いについてよくいわれるのは、クラス単位で動くこと、授業の出席義務、双方向授業だと思います。自分のような私大出身者からすると、どれも新鮮でなかなか慣れません。全体として、雰囲気は大学より高校に近いのかもしれません。 特に双方向授業は法科大学院の教育方針のあらわれであると思われ、授業の進み方自体が大学の授業とは大きく異なります。常に教授は学生に「ここはどうなの?」と質問をしつつ授業が進行していくため、授業に対する積極的な参加が求められます。たいていの授業では順番にマイクが回されて、指名され、意見を求められます。自分はいつもなかなかうまく答えられず、優秀さとやる気を兼ね備えたまわりの人々に助けられて、なんとか生き抜いています。マイクの行方に一喜一憂する毎日です。 マイクが回ってきた時に助けてくれるクラスの皆さんを始めとして、ロースクールの人々は高い目的意識をもっています。周りの人々の姿勢を目にし、これまで無気力気味で生きてきた自分も少しはがんばろうと思っております。その点が、自分の大学法学部時代との違いです。まだ四月だからでしょうか・・・五月病にならないように気をつけたいと思います。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 最も違う点は、原則全ての授業に出席するということです。学部時代は誰しも余り出なかった授業の一つや二つあると思います。しかし、法科大学院では予習をした状態での出席が必須です。そして、授業は基本的にソクラテスメソッド方式が取り入れられ、各々意見を求められます。大学では講義形式が中心だったと思います。教えてもらう姿勢を維持していればよかったのです。しかし、受け身の姿勢だけでは、法曹に必要とされる「自分で考える力」はなかなか身につきません。自分の考えを常に持ち、分かりやすく伝えるのは大変なことです。それは日々の訓練の中で鍛えられていくと信じ、今日も努力しています。 他にも授業数やゼミなどに違いがみられます。大学のときは多いときは一日4コマ、平均して3コマ程度授業があったと記憶しています。しかし、法科大学院では一日1コマないし2コマ程度しかありません。最初はこれで大分楽が出来ると思っていました。しかし、いざ授業が始まり、日々の予習・復習を考えると丁度よいのが実情です。また、学部時代は特定の先生のゼミにしか入りませんでした。しかし、法科大学院では仲間たちと自主ゼミを組み、問題を解き、答案を見せ合いながら勉学に励んでいます。このように、学部時代に比べると強制される時間は減った分、出来た時間をいかに有効に使うかが重要だと思います。 |
法科大学院生日記第1回のテーマ:【私がこの法科大学院を選んだ理由】
| 一橋大学法科大学院・既修者コース在学中 F.Yさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 一橋大学法科大学院では、ビッグ・ローと呼ばれる他の法科大学院に比べて学生の数が少なく、学生同士、教授との距離が近いことが特徴です。その中で、学生同士で頻繁に自主ゼミが開かれ、少人数ながらも共に新司法試験合格に向けてお互いを高め合い、頑張っていこうという雰囲気があることが進学を決めた大きな理由です。なぜなら、法科大学院を目指す受験勉強の中で、法律の勉強は1人でやっていても壁に当たることが多く、友人との議論や教授への質問を通して理解がより深まるということを実感し、一橋大学のこうした雰囲気が新司法試験の高い合格率につながっていると感じたからです。 また、私は将来知的財産法務を専門とする弁護士を目指そうと考えています。その点、一橋大学ではビジネスロー・コースが設けられており、現在進行形で活躍する弁護士の先生方の講義を受けることも可能であり、最先端の実務についても学べる環境が整っていることも理由の一つです。 |
| 中央大学法科大学院・既修者コース在学中 T.Tさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私には多くの合格校の中から進学先を選ぶという権利はありませんでした。それでも金銭面や三振制など様々なリスクを考慮しつつも、他の道を考えず、法科大学院に進んだのは、中央大学法科大学院の縦のつながりに魅力を感じたからです。 私は同校の学部出身です。そして、学部のころから本当に多くの先輩の助けを借りてきました。私がどんなにダメダメでも、先輩方は私を見捨てることは決してしませんでした(多少はあきれたかもしれませんが・・・)。そしてそんな先輩方の多くが同校に在籍し、もしくは既に卒業、合格されて法曹となっています。甘える訳ではないですが、法科大学院に進学し新司法試験合格を目指すなかで、様々な面から、その点はすごく心強いと感じました。 そして、そんな先輩方が学部時代から自分を見捨てずに助けて下さったのは、先輩が後輩を助けるという精神が中央大学全体に根付いているからだと思います。それが法科大学院においても、実際に、多くの実務家講師の先生方の指導、日本全国に広がるエクスターンの制度、そして間接的には定席制度などの設備の充実等々につながっているのだと思います。 確かに一人で新司法試験を目指すのは苦しいです。しかし、自分の周りのみならず、全体として、縦のつながりの強いこの法科大学院で、諸先輩方のご支援のもと、諸先輩方の背中を追いかけていくことで少しは楽になるのではないか。少しクサイですが、こんなようなことを考えて、私は中央大学法科大学院に進学することを決めました。 |
| 慶應義塾大学法科大学院・既修者コース在学中 Y.Nさん |
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| 出身大学:中央大学法学部 |
| 私が慶應義塾大学法科大学院・既修者コースを選んだ理由は主に三つあります。 一つ目は司法試験における実績です。慶應LSは昨年度、全体で50.4%、既修者一年目で63.2%と大変高い合格率を出しています。数字が全てではありませんが、そこには裏付けされた教授陣の質の高さと、目的意識の高い学生たちの存在があると考えます。私もそのような先生方や仲間に囲まれて勉強に励みたいと思いました。 二つ目は、私の目指す企業法務に精通した弁護士像に、慶應LSのカリキュラムが適していると考えたからです。慶應では企業法務のスペシャリストである先生方が揃っており、企業法務ワークショッププログラムでは、会社法、独占禁止法、労働法、金融商品取引法など企業法務全般について、最先端の実務と理論を学ぶことができます。これはまさに私の目指す法曹像になくてはならないものです。 三つ目は、慶應義塾大学全体の縦と横の繋がりの強さです。縦ではOG・OBの先輩方が実務家ゼミを開いて下さり、またエクスターンシップの受け入れ等、環境を整えて下さっています。横では一学年240人と多くの学生がいて、気の合った仲間同士で日々のゼミ等を組むことができます。そこでは多くの価値観に触れることができ、人としても大きく成長できると考えました。このような主に三つの点から私は本法科大学院を選びました。 |

