人物試験対策室

人物試験の概要

人物試験とは何か

 一口に「人物試験」といっても、その試験内容はさまざまです。人物試験は個別面接・集団面接・集団討論・官庁訪問などに分けられ、また受験する職種(国家公務員か地方公務員か、一般行政職か専門職か、など)によっても若干対策のし方が変わってきます。

 

 論作文(教養論文)や適性検査・適性試験なども「人物試験」として取り扱うべき要素がありますし、最近ではプレゼンテーションなどといった高度な内容を盛り込んだ人物試験も出始めています。が、このページでは主に、最初に挙げた3種類、すなわち、面接試験(個別面接・集団面接)・集団討論・官庁訪問について扱います。

なぜ人物試験が重要なのか

 かつての公務員試験は、「1次試験(=筆記試験)にさえ合格すれば大丈夫」とさえ言われていました。ところが、平成12年度、都庁は面接を1回実施から2回実施へと変更、さらに平成14年度からは、それまで同日実施していた2回の面接を、約2週間の間隔をあけて2回実施する形式へと変更しました。また、平成15年度には横浜市が2次面接にプレゼンテーションという新たな形式を取り入れ、平成16年度には特別区が個別面接を従来の1回実施から2回実施へと切り替えました。

 

 少しでも優秀な人材を獲得したい国・自治体、そこに財政難という厄介な問題が混在しています。受験者同様、採用側が必死であるのは当然と言えるでしょう。民間顔負けの人物試験が新たに実施されても、不思議ではありません。もはや、1次択一試験ができるだけで公務員試験に合格できる時代は終わりを告げました。人物試験は、ネガティブチェック(公務員に相応しくない人物を落とす)ではなく、ポジティブチェック(公務員に相応しい人物を厳選採用する)になっているのです。

 

 加えて、自明のことかもしれませんが、公務員試験は就職試験です。択一対策に明け暮れているととかく忘れがちですが、受験生は何かの学力テストを受け、それに合格するために時間を費やしているわけではなく、どこかしらの官公庁に自分の就職先を求めるために公務員試験対策をしているわけです。そして就職試験というのは、自分のこの先の生活においてかなり多くの時間を割いて活動することになるフィールドを、自分の決断で選び取る試験です。

 

 つまり、人物・人間性を重視しなければいけないのは採用側だけではない、ということです。今、どこかの官公庁への採用を希望しているとします。試験のレベルが妥当だから、といった筆記試験に偏った受験便宜上の理由だけで受験し、見事採用されたとしても、そこに自分の求める環境がなければそのフィールドで働くことは自分を不幸にします。

 

 では、どうすればよいのか。自己分析です。自分は今までどういったことに注力してきたか。どのような長所・短所の持ち主か。今どんなことに興味・関心があるのか。どのようなライフスタイルの中で働きたいと思っているのか。このようなさまざまな自問自答を経て、最終的に、「自分はどのような形で社会に貢献し、どのような形で自己実現を果たしたいと感じるか」という問いにたどりつき、自分なりの答えを見つけてください。

 

 繰り返しますが、公務員試験は就職試験です。ですから採用側ももちろん受験者の人物を評価しますが、受験者自身も人物試験への対策をとおして自分の職業意識を問い直さなければならないのです。この二重の意味において、人物試験は非常に重要と言えます。

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